最近、歳のせいか風邪薬を飲んでも風邪がなかなか治らない…
ちゃんと食べてるのに、子どもの風邪が治らない…
そんなお悩みを抱えているあなた。
それは、歳のせいでも、食べている物・飲んでいる物のせいでもなく、あなたの風邪の治し方が、そもそも間違っているからかもしれません。
風邪をひくことが多いこの時期は、受験や就職、卒業、転職や引っ越しなど重要なイベントが続く勝負の時期でもあります。
しかしその方法が間違っていては、風邪は早く治りません。
そこで今回は、一般的には「こうすると良い」と思われているものの、実は間違っている風邪の治し方を4つご紹介します。
もし風邪をひいてもすぐに治せるよう、正しい風邪の治し方を知っておきましょう。
30秒でわかる記事の概要
間違った風邪の治し方1:熱を下げようとする
まずは、熱を下げようとすること。
おでこや脇の下に冷却シートを貼ったり、氷枕を使ったり等、体温が40℃程度あるような超高熱の場合はさておき、体温38℃や39℃程度で、これらの『熱を下げようとする行為』は意味がありません。
風邪をひいたときに熱が出るのは、ウイルスをやっつけようという体の免疫がはたらいている証拠です。
無理に体温を下げると、風邪は長引くばかりで一向に治りません。
風邪で高熱の状態は、自分がかかるのも、かかっている人を看病する側としてもつらいものですが、そこはグッと我慢。
肌着やかけ布団などでうまく調整し、自然に熱が下がるのを待ちましょう。
関連記事
『体温』に関する知識は下記の記事も合わせてご覧ください。
間違った風邪の治し方2:スポーツドリンクを飲む
ポカリス◯ェットやアクエリア◯などの、スポーツドリンクを飲むこともやめましょう。
“電解質が含まれていて水よりも体に早く吸収されるから、体温が上がって水分を失いやすい風邪の時に良い”
スポーツドリンクのメーカーはほぼそう謳っていますし、一般にもそのように認識されているかもしれませんが、これも大きな間違いです。
砂糖や人工甘味料は体を極端に冷やし、善玉菌を殺し腸内環境を悪化させます。
その結果、ウイルスや菌が体内に侵入したり、増殖するのを抑えられず、抵抗力を下げてしまうのです。
風邪の際は、スポーツドリンクではなく、浄水された水にミネラル分たっぷりの塩を一つまみ入れた水がおすすめです。
海水のミネラルバランスは人間の体液のバランスとほぼ同じなので、本物の塩を含んだ水は素早く体に吸収されます。
>> 沖縄・久米島の海洋深層水のみを使用。天日干しで仕上げた天然塩『球美の塩』
関連記事
砂糖と人工甘味料の知識は以下の記事を合わせてご覧ください。
間違った風邪の治し方3:無理してでも食べる
上記も風邪をひいた時によく聞くセリフですが、これらもやはり大きな間違いです。
食欲がないなら、何も食べずに安静にして寝ていた方が風邪は早く治ります。
人間は唯一、寝ている時だけに体が回復します。そのため、具合が悪ければまず寝るのが一番です。
そして、空腹であるということも大きなポイント。空腹時には、長生きのための遺伝子とも呼ばれる『サーチュイン遺伝子』が活発にはたらきます。
サーチュイン遺伝子がはたらけば、自己治癒能力が高まり、自然と体が風邪が早く治るのです。
これについては船瀬俊介氏の著書『3日食べなきゃ、7割治る!』をご覧いただければ、より理解度が高まります。
この本は、風邪の治し方だけでなく、あらゆる病気の治し方が気軽に学べます。上記著書は一度お読みいただくことをおすすめします。
関連記事
食べない方が良い食べものには様々なものがあります。その中でも特に身近な『危険・またはNGな食事』については以下の記事を合わせてご覧ください。
間違った風邪の治し方4:薬を飲む
最後は薬を飲むこと。
風邪薬と呼ばれるものは一切必要ありませんし、絶対に飲んではいけません。
風邪薬には、熱冷まし(解熱剤)や咳止め、頭痛薬や痰を切るための薬や抗生物質など多種多様な種類がありますが、どれも風邪を治す効果はありません。
これらの薬は風邪を治すのではなく、風邪の症状を一時的に無理やり抑えこむものなのです。
熱はウイルスを殺すため、咳はウイルスを体内から追い出そうとして起こる症状。
体の免疫力が正しくはたらいて起きているのに、これらの症状を抑えこもうとすれば、風邪が長引いて当然です。
そして、本当に薬が恐ろしいのは副作用です。風邪薬も例外ではなく、風邪を治すどころか、逆に病気を引き起こすこともあります。
薬は反対から読むと『リスク』です。以下の関連記事を参考に、薬のもたらす副作用を理解した上で飲む・飲まないを判断しましょう。
関連記事
風邪をひいた時に処方・または飲まれることの多い『解熱薬』と『抗生物質』を飲むことでもたらされる副作用は以下の記事をご覧ください。
風邪の自然療法(正しい風邪の治し方)
では、風邪を引いた際にはどのような対処法があるのでしょうか?
ここでは風邪などの感染症の予防に最適な方法である『免疫力の強化』に着目し、臨床試験においてその効果が認められた(免疫強化作用が証明された)食品をご紹介します。
どれもできるだけ自然な形で、かつ家庭でできる風邪の治し方となっていますので、まずはこちらを実践しましょう。
1:エキナセア(エキネシア)
『エキナセア(エキネシア)』は体の免疫機能を上げる作用のあるハーブ。
アメリカやドイツでは、風邪やインフルエンザなどの感染症の自然治療薬として処方されています。
エキナセアには抗酸化成分『エキナコシド』が特異的に含まれており、これが『天然の抗生物質』とも言えるほどの優れた免疫機能強化作用を有します。
最もおすすめなのはサプリメントで摂取する方法ですが、香りのクセがないことから、ハーブティーで摂ってもいいでしょう。
>> ハーブ療法の世界的権威が唯一認める『Eclectic Institute』のエキナセア サプリメント
関連記事
エキナセアの効果・お茶・サプリ・摂り方まとめ。最高の免疫強化ハーブ
2:ニンニク
ニンニクは極めて高い抗菌作用を持ちます。
たとえば、中国では古くからニンニクを”抗菌剤”として利用してきており、2011年にはアメリカ微生物学会によって、ニンニク濃縮物の濃度が高まるほど抗菌作用が高まるとの報告がなされています。
他に、2005年オーストラリアで行われた研究では、ニンニクの香り成分『アリシン』が高い抗真菌特性を持ち、非常に安全で有効な真菌予防剤となり得ると発表されています。
なお、香りが苦手な方はサプリメント等(もちろん、オーガニック原料かつ添加物の少ないものに限る)で代用するのがおすすめです。
>> 完全無農薬「自然農法」のニンニクと自然農・平飼いの有精卵のみを使用。日本で最高品質サプリ『にんにく玉ゴールド』
関連記事
3:マヌカハニー
ハチミツも高い抗菌・抗ウイルス効果があることで知られます。
中でも『マヌカハニー』と呼ばれるニュージーランド原産の木の花から作られるハチミツが特別なハチミツとして知られます。
マヌカハニーは『加熱・細菌の感染拡大』といった、本来はハチミツの抗菌作用が弱まる環境下においても効果・効能を維持できる免疫強化食品。
この効果を最大限に得るためには、オーガニック原料で作られたもの、かつ、熱処理がされていないものを摂取するようにしましょう。
>> 世界最高の品質、本場ニュージーランド産。オーガニック・生マヌカハニー
まとめ
風邪が治りづらいという方、当てはまるものはあったでしょうか?
間違った知識は、かえって風邪を長引かせますので要注意です。
風邪のひきやすいこの時期は、あらかじめ抵抗力の高い体を作っておくことが大切です。
普段の食生活や生活習慣を整え、かつ免疫力を高める食品を摂取する等して、病気に負けない体づくりに努めましょう。
『風邪』の関連記事
風邪についてはこちらの記事もおすすめです!合わせて読んでいただければ、より理解が深まります。
補足:正しい食生活・生活習慣に関する記事
また、普段の食事で免疫力の高い体を作るために、読んでおきたい記事をピックアップしました。合わせてご覧ください。
- インフルエンザ予防接種の代用にしたい、免疫アップに効果的な物まとめ
- ナターシャ・キャンベル博士とGAPSに学ぶ、免疫を上げるもの・下げるもの20
- 『まごわやさしい』とは?ほんとに体に良い食事の基本型。
- ビタミンCは量も回数も大事!ビタミンCの効果・摂り方・食べ物まとめ
最新情報をお届けします