ビタミンBの種類・効果・サプリまとめ。脂肪と糖が好きな人、この指とまれ!

※出典:phytochemical.net

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美味しいものは、脂肪と糖でできている。

こんな耳に残るフレーズのCMが流れています。

このフレーズは言い得て妙で、パスタも寿司も、ハンバーガーもラーメンも、から揚げやコロッケも、たいていはこの2つの栄養素でできています。

美味しいものはお腹いっぱい食べたいところですが、過去にも何度か書いている通り、糖質と脂肪の摂りすぎは体に毒!

しかし、体に悪いと分かっていてもそれでも美味しいものは食べたいもの。

では、冒頭のフレーズのCMのお茶を飲めばいいのかというと、そうではありません。トクホのお茶は効果が期待できないからです。

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では、私をはじめ、脂肪と糖が大好きな人はどうしたらいいのでしょうか?

結論から言えば、ビタミンBを摂ることがおすすめです。

なぜなら、ビタミンBは脂肪と糖を燃やしてエネルギーに変えてくれる栄養素だから。ビタミンBは、脂肪と糖が大好きな人のための栄養素なのです。

この記事では、ビタミンBの種類とその効果、そして、おすすめのサプリメントも合せてご紹介します。



はじめに:ビタミンBについて

ではまず、ビタミンBという栄養素について簡単にご紹介します。

ビタミンBは、全部で8種類!

ビタミンBという名前だけを聞くと、単体の栄養素のように思われがちですが、実は1つだけではありません。

ビタミンBは通称であり、本来は『ビタミンB群』と呼ばれ、複数存在します。そのうち、人間に必要なビタミンBは大きく8種類あります。

この記事ではその8種のビタミンBについてご説明します。

ビタミンBを摂る際の注意点

脂肪と糖好きには嬉しいメリットがたくさんかるビタミンBですが、摂る際に注意していただきたい点が2つあります。

1つは、熱に弱いこと。もう1つは、体内に蓄えておけず、毎日摂取しなければならないことです。

この先は、この2つの点に注意してお読みいただけると幸いです。

ビタミンBの種類・効果・食べ物まとめ

それでは、ここからは8つのビタミンBの種類と効果、そして多く含まれる代表的な食べ物をご紹介します。

ビタミンB1の効果、食べ物

ビタミンb1 効果 食品ビタミンB1は世界で最初に発見されたビタミンで、『疲労回復のビタミン』とも呼ばれています。

特に糖質を上手に分解してくれる栄養素です。玄米や豚肉などに多く含まれています。

ビタミンB2の効果、食べ物

ビタミンb2 効果 食品

ビタミンB2は皮膚や粘膜のはたらきを助けてくれるはたらきがあります。

これは、脂肪を燃焼して代謝を高めてくれる効果によるもの。アトピー結節性痒疹などの湿疹や、ニキビに悩む方ー特に女性には必須の栄養素です。

ビタミンB2はレバーや内蔵(いわゆるモツ)に多く含まれます。

ナイアシンの効果、食べ物

ナイアシン 効果 食品

ナイアシンも他のビタミンBと同じく、脂肪と糖を燃焼する効果に優れている他、アルコールの分解作用もあります。お酒をよく飲まれる方には特に摂ってほしい栄養素です。

ちなみにナイアシンは人間の体内に最も多く存在するビタミンで、主に魚や舞茸などに含まれています。

パントテン酸の効果、食べ物

パントテン酸 効果 食品

パントテン酸のパントテンとは、「広くどこにでもある」という意味だと言われています。

その名前通り様々な食品に含まれますが、アボカドや納豆に特に多く含まれています。

脂肪・糖質の分解に加え、特徴的なのは善玉コレステロールを増やす効果。動脈硬化の予防や、ダイエットにも良いとされています。

ビタミンB6の効果、食べ物

ビタミンb6 効果 食品

ビタミンB6はレバー類を中心とした肉や魚、ニンニク等に多く含まれ、脂肪と糖の分解の他、タンパク質と非常に相性の良い栄養素と言われています。

皮膚や粘膜を作る作用を高めてくれるので、花粉症やアレルギー対策にぴったり。

また、脳内ホルモンの生成にも携わり、精神の安定やホルモンバランスを整える効果もあります。

ビオチンの効果、食べ物

ビオチン 効果 食品

ビオチンは正に『アトピー改善のためのビタミン』です。

タンパク質が分解・吸収される際の優秀なパートナーで、皮膚の生まれ変わりを促進し、バリア機能を維持してくれます。

主にレバーや大豆、卵黄にも少量含まれています。

葉酸の効果、食べ物

葉酸 効果 食品

妊活や赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素として有名な葉酸も、ビタミンB群の一種です。

鉄分と共に、血液を作るのに必須の栄養素で、ヘモグロビンの生成を助け、貧血予防になります。

その名前の通り、ニラやパセリ、ほうれん草などの葉物野菜や大豆に多く含まれています。
レバーにも豊富に含まれます。

ビタミンB12の効果、食べ物

ビタミンb12 効果 

ビタミンB12もまた、赤血球を作るのに必須のビタミン。貧血予防になります。また、神経細胞のはたらきに必要不可欠な栄養素でもあります。

ビタミンB12はシジミに豊富に含まれますが、その他は肉などの動物性の食品が中心。

そのためベジタリアンの方はビタミンB12の欠乏症に注意が必要です。アルツハイマーや神経性の疾患になる危険性があります。

おさらい:ビタミンBの種類・効果・食べ物

以上、ビタミンB群全8種類をご紹介しました。概要は以下の表のとおりです。

No ビタミンBの種類 主な効果 多く含む食べ物
1 ビタミンB1 疲労回復 玄米、豚肉
2 ビタミンB2 皮膚や粘膜を守る レバー、モツ類
3 ナイアシン アルコールを分解 魚、舞茸
4 パントテン酸 善玉コレステロールを増やす アボカド、納豆
5 ビタミンB6 アレルギー対策 ニンニク、レバー
6 ビオチン アトピー改善 レバー、大豆、卵黄
7 葉酸 妊活、胎児の成長 ニラ、パセリ
8 ビタミンB12 貧血予防 シジミ、動物性食品

また、ここまでご覧いただければお分かりかと思いますが、ビタミンBの大半はレバーに多く含まれます。

しかし、実際のところレバーからビタミンBを摂取するのは至難の業。レバーは生で食べられず、必ず火を通して食べなければいけないからです。

前述のとおりビタミンBは火に弱い性質を持っているため、この時点でほぼビタミンBは失われてしまいます。

また、それ以前にレバーが苦手な人は多いのではないでしょうか?

確かにビタミンBは優れた栄養素ですが、こうした側面を持っているのが難点と言えます。

ビタミンBはサプリメントで摂るのがおすすめ!

※出典:amazon

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では一体どうすればビタミンBは効果的に摂れるのか?

私のおすすめはサプリメントです。

繰り返しにはなりますが、レバーを生で毎日食べることは難しく、もちろん食い溜めもできません。

それでも毎日摂る必要があるのなら、手軽なサプリメントが最適だと考えています。

ただ、サプリメントなら何でもいいわけではありません。国産のサプリメントのほとんどは化学由来の合成素材を使ったもの。効果がないどころかむしろ健康を害する危険性もあります。

オーガニック素材を使用し、世界品質である『cGMP』をクリアした製造方法で作られたサプリメントを摂るようにしましょう。

もちろん、栄養素はチームで機能するという性質を持っているため、ビタミンB1だけ単体で摂るとか、葉酸単体だけとか摂るようなことはせず、ビタミンB郡・全8種類を全てバランスよく含むサプリメントを選ぶのがポイントです。

おすすめのビタミンB オーガニックサプリ

以上を踏まえて私がおすすめするのは、下記の『ニューサイエンス社』のもの。

“まごわやさしい”食事法の提唱者で数多くのプロアスリートの食事指導も務める山田豊文氏が監修したサプリメントです。

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素材はもちろんオーガニック。さらに、世界最高水準の品質基準『cGMP』をクリアした確かな品質のものなので、まずはこれらから始めてみてはいかがでしょうか?

ニューサイエンス 『ビタミンB100』

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ビタミンBの種類・効果・食べ物について:まとめ

ビタミンB群は、現代人に欠かせない栄養素。

サプリで無駄なく効果的に摂って、脂肪と糖を燃やせる体を作りましょう!

とはいえ、ビタミンB群を摂取していれば、どれだけ脂肪と糖を食べてもいいというわけではありません。サプリメントはあくまで栄養補助であり、栄養摂取と体づくりの基本は普段の食事です。

下記の記事も合わせてご覧いただき、食生活の改善を行った上で、ビタミンBをプラスするようにしましょう。

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