突然ですが、あなたの体温(平熱)は何度ですか?
35℃台という方、あなたは『低体温』であり、注意が必要です。
「え? 体温35度台とかふつうじゃないの?何か問題あるの?」
はい、問題があります。
もしあなたが体の調子が優れないなら、その原因は低体温にあるかもしれないからです。
ただ体温が低いだけと侮ることなかれ。低体温は非常に健康上のリスクが高い大変なものなのです。
今回は、低体温がもたらす症状と、低体温を招くNGな生活習慣とその改善法をご紹介します。
>> 体の冷えを改善。自然素材を使用した、女性専用和漢サプリ『やくぜん』
30秒でわかる記事の概要
はじめに、低体温(平熱35度台)について
冒頭でも書いたように、低体温とは体温が35℃台の状態のことを言います。
単に体温が低いだけで特に問題がないと認識している人も未だに多いようですが、実は大いに問題があります。なぜなら、体温の低下は、そのまま免疫力の低下を意味するからです。
免疫力とは、いわば病気を遠ざけ、体を健やかに保つ力のこと。それが下がるということは、様々な体の不調や病気を引き起こすことを意味するのです。
一説には、体温が1℃下がれば、免疫力が30%も下がると言われています。
現代の日本人の平熱は、2008年の調査によると大人で平均36℃程度ですが、50年前の戦後の調査では37℃程度。驚くべきことに、この50年で1℃近くも平均体温が下がっているのです。
この間に、これからご紹介するような様々な体の不調や病気が増えたこととも、決して無関係ではないでしょう。
体温35度はピンチ。低体温の症状まとめ
では、低体温はどのような体の不調・症状をもたらすのでしょうか? 代表的なものを簡単にご紹介します。
低体温の症状1:インフルエンザなどの感染症
先に書いたとおり免疫力が30%も低下しますので、ウイルスへの抵抗力が落ち、感染症にかかりやすくなります。
特にこの時期に怖いのがインフルエンザ。
とはいえ、インフルエンザワクチンは効果がないばかりか、低体温をより悪化させてしまうとも言われています。ご自身にも、お子様にも決して射たないでください。
低体温の症状2:ガン
低体温はガンの原因にもなり得ます。
血液中にはリンパ球とよばれる細胞がありますが、これはガン細胞の発生を抑えてくれるはたらきがあります。
しかし、低体温になるとリンパ球のはたらきが極端に弱まり、その結果、ガンの発症リスクが高まってしまうと指摘されています。
低体温の症状3:アレルギー
喘息やアトピー、花粉症などのアレルギー反応が出やすくなります。
低体温になると、内蔵の機能が低下しますので、体の解毒・排毒作用が弱まります。
これにより体内に侵入したアレルギーの原因物質を処理しきれなくなり、上記のようなアレルギー症状が出やすくなってしまうのです。
低体温の症状4:肩こり・腰痛・頭痛
低体温になると血行も悪くなり、肩こりや腰痛、頭痛といった症状も出やすくなります。
血管は体中に広がっているため、これらの症状は複数同時に出ることも多いのが特徴です。
放っておけば自律神経失調症にもつながることもあるので、軽視はできません。
低体温の症状5:肥満
低体温になると、基礎代謝も著しく低下してしまいます。
代謝の低下は脂肪の燃焼作用を鈍らせてしまい、太りやすい体質になってしまいます。
太っている=体温が高くて暑がりなイメージがありますが、低体温の方も意外に多いのです。
低体温の原因になる食べ物まとめ
それでは、低体温の原因にはどんなものがあるのでしょうか?
様々な要因はありますが、特に重要な要因である『食べ物』について代表的なものをご紹介します。
※これから紹介するものは、低体温だけでなく他にも体に何らかの悪影響を与えるものです。関連記事も合わせてご覧ください。
低体温の原因 1:砂糖を含むもの
まずは砂糖です。代表例は、お菓子やジュース、ケーキなど。
お菓子、ジュース、ケーキといえば子どもや女性が好きな食べ物の筆頭。低体温が子どもや女性に多いのも納得です。
砂糖が低体温の原因になる理由は、血糖値にあります。
砂糖は体に吸収されるスピードが速いため、血糖値を急激に上げます。次に、人間の体は急激に上がりすぎた血糖値を下げようとはたらくので、今度は血糖値が急降下します。
この“血糖値の急降下”が体温を急激に下げ、低体温を引き起こすのです。
砂糖には低体温だけでなく、他にいくつもの悪影響があります。詳しくは下記の記事にまとめていますので合わせてご覧ください。
低体温の原因 2:牛乳、乳製品
続いては牛乳と、ヨーグルト、バター、乳酸菌飲料などの牛乳を使用した乳製品です。
牛乳に含まれる乳タンパクや脂質は血液中にたまり、血液をドロドロにしてしまいます。
ドロドロとした血液は体内に行き渡らなくなり、手足の先を中心に冷えるようになります。先ほど書いた『冷え症』がこの典型です。
日本人の多くは牛乳を分解するための酵素が体内に存在せず、作り出すこともできません。
一般的に体に良いイメージのある牛乳ですが、少なくとも私たち日本人にとっては体に良い物ではないのです。
そのため、牛乳は低体温以外にも様々な病気・体の不調を引き起こします。詳しくは下記の記事にまとめていますので合わせてご覧ください。
低体温の原因3:小麦食品
最後は小麦です。
正確に言えば、小麦そのものではなく、小麦を精製して作られたパスタやうどんなどの小麦食品が身体を冷やす原因です。
先ほど書いた砂糖も同様ですが、精製された食品は体を冷やす作用があります。
暖かい土地の食べ物は体を冷やす性質があり、寒い地方の作物はその逆で体を温める性質がありますが、小麦や砂糖の原料となるサトウキビは後者で、体を冷やしてしまいます。
しかもこの2つの食品は、スーパーで販売されているほとんどの加工品に使用されているため、すべて避けるのはほぼ不可能。
できるだけ小麦加工食品は避けるようにし、もし使うとしても国内産・オーガニック栽培で、全粒粉を使用する等の工夫が必要です。
>> amazonで買える、国内産・オーガニック栽培の全粒粉はこちら。
小麦食品をはじめ、上記2つの食品を含む『白い食べ物』は避けるべき食品です。
詳しくは下記の記事にまとめていますので合わせてご覧ください。
低体温の原因4:アルコール
アルコール(お酒)も低体温の原因となるもののひとつです。
飲酒すると頬が赤らむ人もいるように、一般的に体温を上げるイメージのあるアルコールですが、実際はその逆です。
アルコールを飲むと眠くなるという経験は、誰しも一度はされたことがあることでしょう。
人の体には眠りにつく際に脳や臓器を休息させるために体温を下げる作用がありますが、アルコールを飲むことで脳や体内の温度が下がってしまうためにこの作用が起きてしまうのです。
日常的にアルコールを飲む習慣のある方は要注意。週に2~3日程度は休肝日を設けるようにしましょう。
突然、低体温に陥る場合も
ここまでご紹介してきた食品はほんの一例です。
また、食品以外にも低体温の原因となるものには、睡眠不足、不規則な就寝・起床の習慣、運動不足、無理なダイエット等も挙げられます。
これらが積み重なれば、より低体温のリスクは上がってしまい、平熱が36度台の方でも、突然低体温症などに陥ってしまう場合も考えられます。
こうした急激な体温の低下は非常に危険で、命に関わる場合もあります。
低体温の方は、食品や生活習慣によらず複数の原因が重なる場合が多いようですので、現在低体温ではないという方も、一度見直してみることをおすすめします。
低体温を改善し、体温を上げるには?
こうした食べ物の過剰摂取により、私たちの細胞内には老廃物や有害物質が蓄積していきます。
その結果、私たち人間の体の代謝機能は徐々に力を失っていき、低体温とそれに伴った各種症状(インフルエンザ等の感染症、ガン、アレルギー、肥満など)が起こってしまいます。
これを改善するためには、まずは上記でご紹介したような食事を徹底して避けることが最も重要です。
低体温をはじめ、体質を改善する上で最も大切なのは悪いものを避けること。
そのため、上で挙げたものを避けるだけでも体質が改善したという例は、実は少なくありません。
より手軽に低体温を改善したい方におすすめの方法
それでも、「わかっているが、そう簡単にはいかない」というのが現代人。
仕事が忙しく、特に家庭をお持ちの方(中でもお子さんをお持ちの女性)は、家族のことを最優先にしてしまうため、自分のことをおろそかにしてしまいがちです。
そんな方のために、より手軽に低体温の改善が見込める対策法を2つご紹介します。
1:血流改善作用のあるサプリメントで対策
低体温は特に女性に多い症状。
また、女性特有の症状として、冷えの他にむくみもあり、どちらにも悩んでいる方は少なくありません。
こうした症状の多くは血流の乱れ・滞りから起こります。
※気温の低下や運動不足、上記の偏った食生活により、血の巡りが悪くなってしまうため。
これを改善するのにおすすめなのが、血流改善作用のある植物を使用したサプリメントです。
サプリメントは良質になもの程、当然ながら価格は高額になります。しかも、すぐに効果が見られるものではありませんので、継続して飲み続けなければならないという側面があります。
しかし、サプリメントの最大の利点は「飲むだけ」でいいという手軽さにあります。
コンビニ等が中心の食生活や運動不足はわかっているが、そんな時間がないという方にはおすすめです。検討してみましょう。
>> 体の冷えを改善。自然素材を使用した、女性専用和漢サプリ『やくぜん』
2:デトックス作用が証明された酵素ドリンクで対策
また、乱れた食生活や運動不足・ストレスは、知らず知らずのうちに体内に毒素を溜め込んでしまいます。
この毒素が代謝を阻害するため、低体温になってしまうケースも少なくありません。
そこで推奨されるのが、酵素によって体内の浄化(=デトックス)を行うこと。
特に、国際特許を取得した成分『MRE酵素』は、通常の消化酵素の5000~1万倍という分解力を備えた酵素で、体内のデトックスを行うと科学的に証明されている数少ない酵素です。
一般的な酵素ドリンクと異なり、砂糖などの糖分を一切使用せずに発酵させた飲料である点も大きな特長です。
もちろん、可能な限り小麦食品や砂糖、牛乳などを避ける努力は必要です。(小麦の代わりに米、牛乳ではなく豆乳にする 等)
その上で、この酵素ドリンクでデトックスを行うことで、細胞内のは老廃物や有害物質を排出し、代謝機能を高めることができるでしょう。
>> デトックスや冷えの改善に効果があると実証された国際特許取得成分『MRE』を使用した唯一の酵素ドリンク『MREビオス』
低体温の症状・原因について:まとめ
今回ご紹介した低体温の症状はあくまで一例。詳しくは、真弓定夫先生や内海聡先生が本を出していますので、ぜひこちらを参考に。
ショッキングな内容も多いですが、知っておいて損はありません。
なんだか体調が悪いとか、だるいとか、体の不調が続くようなら低体温のせいかもしれません。
まずは食生活から見直してみましょう!
おまけ:食生活を見直したいときに見るべき記事
最新情報をお届けします