気軽に飲むな!「記憶障害」の副作用を起こす危険性がある身近な薬×4つ

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1年間に42兆円という天文学的な医療費を使用している国、日本。

それゆえ薬の使用量も非常に多く、「風邪をひいたらとりあえず薬」のようなカジュアル飲みをする方も非常に多いように思います。

しかし薬はそれほど気軽に飲んでいいものではありません。

薬には、眠くなる・喉が渇く・下痢をする等の副作用が必ずあるからです。

そして、中には『記憶障害』を引き起こすような危険な薬があること、しかもそれが意外にも身近な薬であることを、あなたはご存知ですか?

今回の記事では、そんな恐ろしい『記憶障害を引き起こす危険性のある薬』の例をご紹介します。



『記憶障害』の副作用の危険性がある代表的な薬×4つ

では早速書いていきます。代表的なものを4つ詳細にご紹介します。

1:抗生物質

まずは『抗生物質』です。

風邪を引いた際に処方されることもあるほど身近な薬ですが、実は危険なもの。

その理由は腸内細菌(善玉菌)を殺してしまうからです。

善玉菌は腸内でセロトニン等の、私たちの脳にとって大切な役割を果たすホルモンを作り出すのに大きく関わっています。

そのため、善玉菌を殺してしまう抗生物質は脳機能に直接的な影響を与えてしまう恐ろしい薬なのです。

抗生物質の具体例

  • フルオロキノロン
  • アモキシシリン
  • セファレキシン
  • レボフロキサシン

合わせて読みたい:『抗生物質』の関連記事

抗生物質は記憶障害以外にも、実は様々な恐ろしい副作用をもたらす薬です。

その副作用(病気)と抗生物質の種類は以下の記事に詳しくまとめていますので、合わせてお読みください。

2:精神病の薬

抗うつ剤などの精神病の薬も、記憶障害を引き起こす危険性があります。

精神病の薬は脳内物質の働きを抑制する原因となります。

脳の収縮を助長してしまい、脳機能全般…特に記憶機能や学習機能に悪影響を及ぼします。

その結果、認知症や初期のアルツハイマーなど複数の脳機能障害につながるというわけです。

精神病の薬の具体例

  • ハロペリドール
  • アミトリプチリン
  • クロミプラミン
  • アルプラゾラム
  • クロルジアゼポキシド

合わせて読みたい:抗うつ剤は逆効果

抗うつ剤は、効果がなく、むしろうつ病患者を増やしているという研究例もあります。

詳細は下記の記事に書いていますので、こちらもご覧ください。

3:抗ヒスタミン薬

続いては『抗ヒスタミン薬』です。

鼻水などのアレルギー症状や、酔い止めの成分として知られ、花粉症の薬にも含まれるため、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

抗ヒスタミン薬の問題点は、『アセチルコリン』という神経伝達物質を阻害すること。

アセチルコリンが減少すると、アルツハイマー型認知症、幻覚、かすみ目などの症状が起こることが複数の研究で判明しています。

抗ヒスタミン薬を含む薬は多いため、十分注意が必要です。

抗ヒスタミン薬の具体例

  • アレジオン
  • アレグラ
  • クラリチン
  • アレサガテープ
  • レミカットカプセル

4:睡眠薬

睡眠薬も記憶障害のリスクをはらむ薬です。

睡眠薬は、学習や記憶の機能を担う脳の主要部の活動を弱めてしまうため、それにより記憶障害を引き起こす可能性があります。

睡眠薬の具体例

  • ベンゾジアゼピン
  • アルプラゾラム
  • ジアゼパム
  • ロラゼパム
  • クロルジアゼポキシド

合わせて読みたい:不眠を解消する方法(食品)について

不眠・眠りが浅い・寝つきが悪いことで悩んだ経験のある方は、睡眠薬ではなく食事で改善しましょう。

『不眠の解消に効果がある』と証明された食べ物を以下の記事に10個 まとめていますので、お読みください。

その他『記憶障害』を起こす危険性のある薬

その他に以下の薬にも記憶障害を引き起こすリスクがあります。

簡単に箇条書きで記載します。

  1. 高コレステロールの治療薬(スタチン等)
  2. 細菌感染症の治療薬(アモキシシリン、セファレキシン等)
  3. 頻尿・尿失禁の治療薬(オキシトロール等)
  4. パーキンソン病の治療薬(ミラペックス、アポキン等)

薬は気軽に飲まず、専門家に相談の上で適切に使用を

以上のように、薬には特定の症状を緩和する以外にも、記憶障害など恐ろしい副作用はあるもの。

誰にでも起こるというわけではありませんが、こうした危険性があるということも知っておきましょう。

特に抗生物質などは身近で割合簡単に手に入ることから、注意が必要。

薬は気軽に飲まず、医師などの専門家に相談の上、本当に必要な場合のみ必要な量だけ摂るようにしましょう。

『薬の副作用』に関する記事

薬は反対から読めば”リスク”。身近な薬にこそ重大な副作用が潜んでいるものです。

薬の副作用については以下の記事も合わせてご覧ください。薬に頼らず自然に治すための情報も一緒にご紹介しています。

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