あなたは腸美人ですか? それとも腸ブスでしょうか?
「腸内環境を整え、腸美人になろう!」などのキャッチフレーズの下、『腸活』がブームになっていますが、つまりこれは現代人はほぼ腸ブスだということの証明でもあります。
食生活や生活習慣の乱れで、現代人の腸内環境はボロボロ。もはや腸は悪玉菌の温床になっています。
この記事では、そんな悪玉菌の多い人の体に起こる不調を6つご紹介します。
腸内環境の悪化は、健康状態の悪化に直結しています。もしあなたの身にこれらの症状が起きていれば要注意です。
30秒でわかる記事の概要
悪玉菌が増えると起こる体の不調
それでは、腸内で悪玉菌が増えると体に起こる代表的な不調を、順に見ていきましょう。
その1:肌が荒れる
肌のくすみやニキビ、乾燥などの肌荒れの症状が出るようになります。
悪玉菌が増えるということは、腸がビタミンやタンパク質、ファイトケミカルなどの栄養素を吸収しづらくなるということ。
この結果、肌細胞の生まれ変わりが妨げられ、肌荒れにつながります。
その2:口臭がキツイ
口臭もキツくなります。
口臭がキツイ=胃の中の臭いや口内環境のせいと思われがちですが、実は腸の中の悪玉菌が原因であることも少なくありません。
悪玉菌はアンモニアなどの強烈な臭いのガスを発生させます。
これが腸→胃→食道と逆流するようにして、口の中から漂ってくるのです。
その3:便秘がちになる
便秘がちになります。
悪玉菌が増えるにつれて、腸のはたらきも鈍くなります。これによって、便を押し出す力が弱まり、便が詰まりやすくなります。
その4:おならが臭い
おならも臭くなります。
これは先に書いた口臭が臭くなるのと同じく、腸内に発生するアンモニアなどのガスが原因です。
ちなみに、腸内で発生するガスのうち、おならとして排出されるのはわずか20%弱。
それ以外の80%以上は、なんと口から排出されるのだそうです。
その5:冷え症
手足が冷え、冷え症になりやくなります。
悪玉菌が増えて便秘がちになると、体外に排出されなかった毒素が血液に溶け出します。
この結果、全身の血流が滞ってしまい、指先などの体の先端部分まで血が巡らなくなり、結果として冷え症になります。
その6:肌が痒くなる
肌がかゆくなります。
悪玉菌が増えると、腸の免疫機能が乱れます。
この結果、有害物質(アレルゲンなど)をブロックしきれなくなるため、しっしんが出たり、肌が乾燥しやすくなり、体のあちこちにかゆみが出るようになります。
腸内環境を整えるには?
では、こうした症状を避けるため、悪玉菌を減らし善玉菌を増やすにはどうすればいいのでしょうか?
1:腸にいい食べ物を知る
まずは、腸にいい食べ物を知り、それを意識して食べることが重要です。
腸のための栄養素『イヌリン』を多く含む菊芋や、酵素の王様とも称される『パパイン』を含む青パパイヤなど、腸内環境の改善効果に優れた食品はいくつか存在します。
こうした腸にいい食べ物の他、逆に避けるべき食べ物の一覧は以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。
>> 腸にいい食べ物 総まとめ!「腸活」効果が証明済みのスーパーフード
2:『腸活』の方法を知り、実践する
また、腸内環境を整える『腸活』の方法を知り、それを実践することも大切です。
腸活と聞くと難しそうに思えますが、その方法はシンプルで、大きく3ステップでOKです。
腸活の具体的な方法と、腸活におすすめのアイテムは以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。
>> 腸活のススメ。腸内環境を整える!カンタン腸活・3ステップ。
まとめ・腸活のススメ
あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
当てはまった方は、1つだけでなく複数当てはまったという方が多いのではないでしょうか。
それだけ腸は人間の体にとって大事な役目を果たしているという証拠であり、現代人の食生活や生活習慣がいかに乱れているかという証拠でもあります。
腸美人になるか腸ブスになるかは、あなた次第。悪玉菌とサヨナラして、腸美人になりましょう!
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