5種類の子ども向けワクチンに、除草剤の主成分である『グリホサート』が検出されるという非常に恐ろしいニュースがありました。
日本では未だに予防接種を推進しており、0歳のうちから様々なワクチンを打つ機会がありますが、何も考えず「医者のいうことだから」とすぐに打ってしまうのは大間違いです。
この記事では、このニュースの概要をお送りするとと共に、
- 除草剤の主成分『グリホサート』が検出された5種類のワクチンとは何か?
- グリホサートとは何か?
- グリホサートによって引き起こされる被害・病気の例
以上の3つをまとめてご紹介します。
30秒でわかる記事の概要
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ニュースの概要
ではまずは、今回のニュースの概要を簡単にご紹介します。
グリホサートが検出された5つのワクチンとは?
今回の、ワクチンに関する一連の発表をしたのは、Moms Across Americaというアメリカの団体。
その名のとおり母親を中心に結成されていて、子どもの健康を守るために、GMO(遺伝子組み換え)作物や農薬の排除など、食の安全性に関わる様々な運動を行っています。
そのMoms Across Americaによると、以下5つのワクチン全てから、モンサント社の開発した除草剤『ラウンドアップ』の主成分であるグリホサートが検出されたというのです。
- ジフテリアワクチン(DTap)
- インフルエンザワクチン(Influenza Fluvirin)
- B型肝炎ワクチン(HepB Energix-B)
- 肺炎球菌ワクチン(Pneumonoccal Vax Polyvalent Pneumovax 23)
- 新三種混合ワクチン ※はしか、おたふく風邪、風疹の3つのワクチンのこと(The MMR II)
これらは全て、日本でも予防接種スケジュールに組み込まれているものばかり。
以下は、日本小児科学会が推奨している予防接種の一覧(チェックシート)ですが、上記すべてが入っているのがお分かりいただけると思います。
モンサントとは? ラウンドアップとは?
では次に、モンサントとは何か? ラウンドアップとは何か? について書いていきたいと思います。
モンサントとは、GMO作物の生みの親でありアメリカにある世界最大のバイオ化学企業。
そして、このモンサントのGMO作物の種と一緒に使用を義務付けられているものこそが、極めて凶悪な毒性を持つ除草剤『ラウンドアップ』なのです。
つまりモンサントとは、いわばオーガニック・有機農法とは真逆の位置にある企業。
Natural Societyからは“人間の健康と環境の両方を脅かす”として、2011年の最悪の企業に認定され、アメリカをはじめヨーロッパ諸国では常に話題にのぼり、2016年6月にはEUにおいてグリホサートの全面使用禁止が可決されました。
これが世界におけるモンサントとラウンドアップ、その原料であるグリホサートの状況です。
なぜワクチンにグリホサートが含まれるのか?
では、なぜ除草剤がワクチンに含まれるのでしょうか?
今回の発表に関わったマサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ博士は以下のように説明しています。(意訳)
「ワクチンは豚の靭帯由来のゼラチンで作られますが、豚はGMO飼料をエサにして育ちます。このエサに使われるGMO飼料はラウンドアップ除草剤を用いて栽培されているので、その主成分であるグリホサートが含まれるのは当然のこと」
<以下、原文>
MIT scientist, Dr. Stephanie Seneff, added that “glyphosate could easily be present in vaccines due to the fact that certain vaccine viruses (including measles in MMR and flu virus) are grown on gelatin derived from the ligaments of pigs fed heavy doses of glyphosate in their GMO feed.
原材料が豚の靭帯であるという点にも驚きですが、その豚の飼料にまでモンサントの手が伸びていることにも驚きです。
補足:日本におけるラウンドアップ除草剤の立ち位置
ちなみに、そんな恐ろしい除草剤であるラウンドアップが日本でどういう扱いをされているかというと、禁止されるどころかJA(農協)が先頭に立って使用を推奨しています。
その証拠に、ホームセンターでもごく普通に棚に並び、楽天やamazonなどの大手通販サイトでも豊富に揃っていて、ベストセラーになるほどの人気商品になっています。
このような状況にある日本においては、ラウンドアップを避けることは不可能。「アメリカのことだから日本では関係ない」という言い訳は通用しないのです。
グリホサートにより起こりうる被害・病気とは?
最後に、なぜグリホサートがこれほど問題視されているのか、その理由を見ていきましょう。
ひとことで言えば様々な病気・被害をもたらすからなのですが、ここではその一例を簡単にご紹介します。
被害・病気の一覧
No | 病気・被害 | 備考・詳細 |
1 | アルツハイマー | |
2 | 消化器疾患 | |
3 | 糖尿病 | |
4 | 心臓病 | |
5 | ガン | 2015年に国際がん研究所が、グループ1に次ぎ2番目にリスクの高いグループ2Aに指定。 |
6 | 自閉症 | マサチューセッツ工科大学が、「2025年までに2人に1人が自閉症になる」と発表している。 |
7 | うつ病 | |
8 | 喘息 | |
9 | 奇形児の出生率UP | |
10 | パーキンソン病 | |
11 | 生殖機能異常 | 男性の性ホルモンを破壊する。 |
12 | 不妊・流産 | 低い濃度でも影響大。人間の胚、胎盤、へその緒の細胞を死滅させる。 |
13 | セリアック病 | 小児に見られる脂肪便症のこと。 |
14 | 著しい免疫力の低下 | 内臓内の善玉菌を殺す作用がある。 |
15 | 腎臓・肝臓の機能障害 | |
16 | 生態系の破壊 | ネオニコチノイド系農薬と共に、ミツバチの生態系を破壊し、ミツバチの大量失踪・大量死を招く。 |
判明しているだけでもこれだけの数があります。
グリホサートの被害を語る上で忘れてはならないのがアルゼンチンでの衝撃的なニュースです。
モンサント製品を使用している農業地帯において、その地方で生まれ育った子どもの血液を検査したところ、なんと80%の子どもの血液から農薬が検出されたというのです。
さらに恐ろしいことに、この地方で生まれた乳児には、指が6本あったり、逆に足の指がなかったり、大腸がなかったり、著しく奇形児の出生率が高まったと報告されています。
繰り返しますが、日本はラウンドアップ及びグリホサートの使用を推奨されている国です。
日本で普通の暮らしを送っている以上は、これらの病気のリスクに常にさらされていることに他なりません。
まとめ
改めて、ワクチンの恐ろしさと『無知は罪』という言葉を痛感するニュースでした。
何も知らず、何も考えずに子どもにワクチンを打ってしまう行為は、あらゆる病気と死のリスクを高めてしまうということ。
私たち親の無知が、愛する我が子を殺すのです。
もしこれから、ワクチン接種をしようとしている方が周りに居れば、この事実を教えてあげてください。愛する我が子の未来を、自らの手で奪ってしまわぬその前に。
※出典元:Moms Across America
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