うつ病に薬は必要ない!食事に取り入れるべき4つの栄養素、教えます。

うつ病 栄養

うつ病の治療に薬は必要ない。

病院に通う必要もない。

ただ、食事を変えるだけでいい。

そう聞いて、あなたはどう思うでしょうか?「信じられない、そんなことあるわけがない」と思うでしょうか?

実は僕もそれを初めて聞いた当時は同じように思いました。

もしも、あなたやあなたの大切な人が心の病気で悩んでいたとしたら、どうかご一読ください。

時間はかかりますが、4つの栄養素を食事に取り入れることで、その症状は和らぐかもしれません。

今回は、うつ病を治すために必要な4つの栄養素と、をご紹介します。



はじめに:実は僕の身内も、うつ病経験者

うつ病の治療に薬は必要ない。

病院に通う必要もない。

ただ、食事を変えるだけでいい。

最初にこう聞いた時、僕は意味がわかりませんでした。

実は僕も身内にうつ病の経験者がいて、治療していた当時は、病院に通い、抗うつ剤(うつ病の薬)を飲んでいました。
それなのに、薬も飲まないし病院にも行かない…しかも食事の改善だけで治るというのですから、そんなのは絶対に嘘だと思っていました。

しかし、自分の大切な人が今目の前で苦しんでいるのを見るのはかなり辛いものがあります。

そのため、ものは試しと思って4つの栄養素を中心に食生活の改善をしたところ、
それまでなかなか改善が見られなかったものが、ゆっくりとですが確実に改善していきました。

一番変わったのは表情でした。
笑顔が増えて、すごく穏やかな表情をするようになりました。

何より嬉しかったのは、こちらが言葉を選ばずに話ができるようになったことです。

それまでは傷つけないように、刺激しないように言葉を選んで、結局何も話せないということがとても多く、
普通に会話ができるということは、本当はすごく幸せなことなんです。

とはいえ、それでも当時はまだ半信半疑でした。
専門の医者に診てもらって、専用の治療薬を飲んでもなかなか改善しなかったのに、食事を変えただけで(ゆっくりとはいえ)改善したのですから。
しかし、栄養の勉強をし始めて知識がついてきた今は、実に理にかなったものだと納得しています。

これからご紹介するのは、そんなうつ病改善の経験をもとにした、実践済みのうつ病に効く栄養素。
もちろん全ての人に効果があるとは言えませんが、試してみる価値はきっとあると思います。

うつ病に効く栄養素1:植物性タンパク質

タンパク質 効果

まずは植物性タンパク質です。

タンパク質は脳内物質の材料です。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや、やる気ホルモンと呼ばれるドーパミンを作ってくれます。

うつ病はこれらが不足することで発症すると言われていますので、直接的に脳内物質を補充してくれるタンパク質は最も重要な栄養素です。

※関連記事:植物性タンパク質の効果まとめ

タンパク質の6つの効果。私が植物性プロテインをオススメする理由
タンパク質の6つの効果。私が植物性プロテインをオススメする理由
『タンパク質は命の材料』 こんな言葉をご存知ですか? 読んで字のまま

ここでポイントがひとつ。
摂るべきものは動物性タンパク質ではなく、あくまで植物性タンパク質ということ。

動物性タンパク質は脂質も同時に含み、中性脂肪を増やし血液をドロドロにしてしまう側面もあるのだとか。
中性脂肪や血流の悪化がうつ病の原因の一つともされていますので、少なくともうつ病の治療には不向きであると僕は考えています。

大豆などに代表される植物性タンパク質を積極的に摂りましょう。
後述するファイトケミカルも含むという点も見逃せないポイントです。

なお、植物性タンパク質を効率よく摂るにはプロテインが一番のおすすめ。
オーガニック原料で、かつ吸収率の高いものを選ぶことで、余すことなく体に吸収されます。

まずは良質なタンパク質を摂るようにしましょう。

>> 厳選・amazonで買えるオーガニック植物性プロテインはこちら。

うつ病に効く栄養素2:ファイトケミカル

ファイトケミカル

次に大事なのはファイトケミカルです。

ファイトケミカルが大事な理由は、活性酸素を除去する栄養素だから。
活性酸素は人間の細胞を攻撃し、あらゆる病気の原因になり得る物質。うつ病も例外ではありません。

人間はストレスを感じたときに活性酸素が体内で発生します。
うつ病の方はストレスを人一倍感じやすいのが特徴なので、人より何倍も多く活性酸素を体内に溜めてしまいます。

活性酸素は脳細胞にダメージを与え、さらにセロトニンやドーパミンの分泌も妨げるため、うつ病の直接的な原因物質とも言い換えることもできます。

直接的な原因を除去できるファイトケミカルは、いわば『守り』の役目を果たす栄養素なのです。

ファイトケミカルを効率よく摂るためには、オーガニックや無農薬栽培の野菜や果物が最適。
特に皮や種などに多く含まれるので、できるだけ丸ごと調理するようにするのがコツです。

※我が家ではパルシステムで野菜を宅配しています。
楽ちん&安心♪ 私がパルシステムを選んだ&おすすめする理由・3つ
楽ちん&安心♪ 私がパルシステムを選んだ&おすすめする理由・3つ
このサイトの記事で何度か取り上げているパルシステム。 始めて1

野菜や果物が苦手な方は、ファイトケミカルを含むサプリメントで補うのがおすすめです。
ファイトケミカルは色々な種類を摂ることで相互作用し、より効果が高まりますので、
例えばポリフェノールだけを単品で摂る等はせず、複数の種類を同時に摂取するようにしましょう。

>> 複数のファイトケミカルをまとめて摂れる『ニューサイエンス』のサプリメントはこちら。

うつ病に効く栄養素3、4:食物繊維と乳酸菌

つわり 軽減 食べ物

最後は食物繊維と乳酸菌です。

食物繊維と乳酸菌が大事な理由は、腸内環境を整える栄養素だから。
では、なぜ腸内環境を整えることがうつ病の改善に繋がるのでしょうか?

うつ病にはセロトニンが関係しているのは前述の通りですが、
なんと人間の体内のセロトニンは90%以上が腸内に存在しています。

腸と脳は、このセロトニンを通して互いに作用し合っていることが最新の研究でわかっていて、
腸の調子が悪ければ脳の機能に不調を来し、その逆もまた然り。

つまり、腸内環境を整えることは脳の機能維持に直結すると言えるのです。

この腸内環境を整える方法を『腸活』と言いますが、詳しい方法は下記の記事にまとめました。

※詳しくは『腸活のススメ。腸内環境を整える!カンタン腸活・3ステップ。』をご覧ください。

腸活のススメ。腸内環境を整える!カンタン腸活・3ステップ。
腸活のススメ。腸内環境を整える!カンタン腸活・3ステップ。
『腸活』という言葉が話題になっています。 ちなみに腸活

なお、乳酸菌と聞くとヤク◯トを想像しがちですが、間違っても飲んではいけません。
大量の糖分と食品添加物を含むため、腸内環境を整えるどころか、むしろ悪化させます。
※上記の記事には、実際販売されている商品の写真も合わせて載っていますので、合わせてご覧ください。

体に入れるものは、必ず自然な原料だけで作られているものにしてください。

また、腸内環境を整えれば、植物性タンパク質とファイトケミカルの吸収効率もアップしますので、良いことづくめです。

ちなみに、特におすすめなのは菊芋です。
菊芋は食物繊維+乳酸菌(善玉菌)のエサになる成分『イヌリン』を最も多く含む食品。

菊芋パウダーや、菊芋サプリ等で補うのがおすすめです。

>> 無農薬の菊芋を使用した、究極の自然派サプリ『金の菊芋』はこちら。

うつ病の治し方について:まとめ

以上、うつ病に効く4つの栄養素をご紹介しました。

今回ご紹介した栄養を摂るだけでは不安だという方、意識して摂っているけどなかなか改善しないとという方は、
よろしければ、当時使っていた下記のテキストも参考になさってみてください。ヒントがあるかもしれません。

ここまで読んでもまだ半信半疑なら、これを聞いた当時の僕と同じように、まずは始めてみませんか?

踏み出す一歩はたった1cmかもしれませんが、それでも確実に前には進むはずです。

SNSでいいね&シェア!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

あなたにおすすめの記事
あなたにおすすめの記事
この記事のライター