腸活のススメ。腸内環境を整える!カンタン腸活・3ステップ。

腸活

『腸活』という言葉が話題になっています。

ちなみに腸活とは腸の環境を整えることで免疫力を高め、病気に負けない体を作ることを言います。

最近こんな言葉が話題になっているということは、
腸は人間の臓器の中でも特に大事な器官だという認識が進んだということ。

それ自体はとても素晴らしいことだと思いますが、まだまだ効果的な腸活の方法については知られていないようです。

事実、僕の周りには「ヨーグルトを食べればいいんじゃないの?」という人もいるほど。

完全に間違っているとは言いませんが、ヨーグルトを食べたくらいでは腸内環境は整いません。

では、腸活とは具体的にどうすればいいのでしょうか?

今回はその具体的な腸活の方法を、3ステップでご紹介させていただきます。



腸活が健康に良い理由

腸活の方法をご紹介する前に、そもそも腸活がどうして健康に良いのかをご存知でしょうか?

簡単に言うと、免疫力を高めることができるからです。

腸内には無数の免疫細胞があります。
この免疫細胞は、ウイルスや菌が侵入するのを防ぐガードマン的な役割を果たします。
腸はアルソックやセコムなどのホームセキュリティのようなものと覚えておきましょう。

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※出典:ガールズちゃんねる

さらに驚くべきは人間の免疫細胞の60%は腸内に存在するということ。
つまり腸内環境を整えれば、早く確実に免疫力を高めることができるのです。

風邪のような軽めの症状はもちろん、
ガンや糖尿病などの生活習慣病、
免疫機能が狂って起きるアレルギー・アトピー・花粉症、
さらにはうつ病まで、あらゆる病気の治療や予防に効果を発揮します。

このように、腸内環境を整えることは健康への最短ルートと言えるのです。

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腸内環境を整える・腸活3ステップ

お待たせしました。
それでは具体的な腸活の方法を『オーガニック農法』にたとえて3ステップでご紹介します。

【注意】
 必ず上から順番に行うようにしましょう!
 いきなり2番目から始めても効果が得られなかったり、お腹の調子が悪くなることもあります。

腸活/ステップ1:腸内を清掃する(=畑を耕す)

腸活 食物繊維 酵素

腸活には、まず腸内を清掃することが一番大事です!

腸内を清掃することは、オーガニック農法にたとえると『畑を耕す』こと。

荒れ果てた土で野菜や果物は育ちません。
畑を耕し、栄養をふんだんに含む土作りをして初めて、芽を出し、育ちます。

これと同じように、腸内の免疫細胞を育てるためには、育ちやすい環境を整えてあげなければいけません。

腸内清掃に有効な成分は主に2つ。
ひとつは食物繊維、もうひとつは酵素です。

どちらも野菜や果物に多く含まれ、腸だけでなく胃や肝臓などあらゆる消化器官のデトックスに最適。
まずは最低1~3ヶ月程度、食物繊維か酵素、もしくはその両方を意識的に摂取して腸内を清掃しましょう。

この2つを摂ると便通がとにかく良くなるため、最初のうちは慣れないこともあり不快に思うかもしれませんが、次第に体になじんできます。

そうなれば、こちらのものです。便通がほぼ決まった時間にきちんと来るようになり、お腹も体も軽く感じるようになります。

この状態になったら、次のステップに進みましょう。

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ただし、この状態になったら食物繊維や酵素を摂るのを控えるというわけではありません。
きちんと摂り続け、腸内は常にきれいに保っておくようにしましょう。

きれいな状態を保つことで、次のステップ2が生きてきます!

腸活/ステップ2:乳酸菌を摂る(=種をまく)

Potato planting circa 1940-50's
腸内の環境が整ったところで、次のステップは有益な腸内細菌(免疫細胞)を作ること。
その素となる乳酸菌を摂りましょう。

オーガニック農法で言うところの、種をまく作業がこれにあたります。

ヨーグルトで乳酸菌は摂れない!

しかし、乳酸菌を摂ると言っても、市販のヨーグルトや乳酸菌飲料では効果が期待できません。

もともとの材料となっている牛乳そのものの質が低い上に、砂糖などの甘味料が大量に含まれているからです。

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では、市販のヨーグルトの成分表示を見てみましょう。

森永アロエヨーグルト

こちらは代表的なヨーグルト。
砂糖の他にも、大量の食品添加物が配合されています。

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こちらはテレビでもよく見る乳酸菌飲料です。
砂糖はもちろん、ぶどう糖果糖液糖も入っています。

これらはいずれもコンビニで売られているものですが、上記の関連記事でご紹介しているような
自然放牧の牛乳で作ったヨーグルトを一般の流通ルートに乗せ、しかもこんな安価で販売するのは不可能です。

コンビニやスーパーで売られているようなものでは腸内細菌を育てることはできません!

安いものには必ず理由があるのです。

乳酸菌は大豆の発酵食品で摂ろう!

では、乳酸菌は何で摂ればいいのか?
実は日本人にとてもなじみ深い食材で効果的に摂取することができるのです。

その食材とは大豆。
大豆は発酵させた時に良質な乳酸菌が発生します。納豆や味噌などの大豆発酵食品を摂るよう心がけましょう。
また、漬物にも多くの乳酸菌が含まれています。

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これらはいずれも日本人の食卓になじみのある、いわゆる和食。
しかも、和食は乳酸菌だけでなく食物繊維や酵素も多く摂ることができるので、ステップ1の腸内の清掃もできて一石二鳥です。

なお、大豆食品が苦手な方や食事のメニューや時間が不規則な方には、サプリメントを検討しても良いでしょう。

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しかしあくまでサプリメントは『栄養補助食品』。
和食中心の食生活がメインであり、サプリメントはサブだということを覚えておきましょう。

腸活/ステップ3:腸内細菌を育てる(=手入れをする)

腸活 方法
ここまで来て初めて、CMなどでよく耳にする腸内細菌を育てるという段階に入ります。

腸内細菌の育て方は単純明快。
ここまでやってきたステップ1とステップ2を継続することです。

いくら良い土ができて種を植えたところで、水やりや害虫・害獣の対策という“手入れ”を怠れば、野菜や果物の芽は出ず、仮に芽が出ても育ちません。

腸活もこれと同じで、腸内細菌が育ちやすい環境を維持してあげることが大切です。

ステップ1:腸内を清掃することと、ステップ2:乳酸菌を摂ることを継続しましょう。
特に大事なのはステップ1:腸内を清掃すること。
僕は3年ほど前にアトピー改善のために食物繊維を摂りはじめましたが、それからずっと摂り続けています。

もともとアトピー持ちなので、例年この時期(冬)は空気が乾燥するため大の苦手。
肌が乾燥してかゆくなっていたのですが、年々改善し、今年は今のところ全くその症状(肌のかゆみ)は出ていません。

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この記事に興味を持ってくださったあなたに、質問が2つあります

もちろん、上記の記事にも書いてある、その他の生活習慣の影響もあると思いますが、
人間の最大の免疫器官である腸の環境を整えているのが効いているのだと思います。

冬をこんなに快適に過ごせるのは本当に久しぶり(20年ぶり)です。

まさに『継続は力』です。

腸活について:まとめ

長々と書いてきましたが、基本は和食中心。それに食物繊維と酵素をプラスするだけ。
腸活は意外にかんたんです。

継続することが難しそうですが、腸活で得られるメリットを考えれば、決して損はありません。

腸活は健康の近道。
さぁ、今日から腸活を始めましょう!

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