抗うつ剤は効果なし!抗うつ剤が【逆効果】であると証明する2つの研究

抗うつ剤は、うつ病の治療に全く効果がありません。むしろ逆効果です。

最近になって、このことを示す研究やニュースが目立つようになってきましたが、それでもまだ抗うつ剤の消費量は増加し、うつ病の患者数も増加しています。

記憶に新しい電通社員の自殺事件に代表されるブラック企業の話題、家庭内のトラブルなどをメディアはこぞって取り上げます。

こうした情報操作によって、『職場トラブル、家庭内トラブルの急増→それに伴って、うつ病が増加』というイメージが世間には根付いてしまっています。

しかし、うつ病を増やしている最たる原因は職場トラブルでも家庭内トラブルでもありません。

うつ病を増加させているのは、抗うつ剤であり、それを与えている心療内科と製薬会社そのものです。

この記事では、抗うつ剤が効果がないどころか、むしろうつ病患者を増やしていることを証明する研究例(調査例)をご紹介します。



はじめに:抗うつ剤の市場はドル箱状態

なぜ抗うつ剤がなくならないのでしょうか?

答えは、抗うつ剤が儲かるからです。

日本における抗うつ剤の市場規模はなんと1100億円(2010年)。これは、有機食品市場(約1300億円)、メンズ化粧品市場(1079億円)とほぼ同じで、音楽配信市場(542億円)の2倍以上です。

上記のグラフを見れば、抗うつ剤の市場規模拡大に伴い、うつ病・躁うつ病の患者数も増加しているのがお分かりいただけるかと思います。

その数は2008年の時点で、男性が38.6万人、女性が65.5万人と、ここ10年で2倍以上に急速に拡大しています。

抗うつ剤の増加とうつ病患者数の増加は見事なまでの相関関係にあるのです。

抗うつ剤がうつ病に『逆効果』であることを示す例

続いては、抗うつ剤がうつ病に対して逆効果であることを示す例をご紹介したいと思います。

1:抗うつ剤がセロトニン生産量を低下させる

まずは、抗うつ剤の服用がかえって脳のセロトニン産生を低下させてしまうという結果が出た例をご紹介します。

この研究を行ったのはリバプール大学。

同大学の研究チームはニュージーランド人のプロザックタイプの抗うつ剤を服用しているうつ病患者1800人に対して調査を行いました。

その結果、プロザックタイプの抗うつ剤を服用した患者は、その服用を中止した直後か数年経った後、脳のセロトニン産生が正常な値を保てなくなることが判明したのです。

その数は被験者1800人のうち半数にも及び、数年間に渡って気分障害に苦しんだという結果が出ています。

抗うつ剤の使用量は徐々に減らすように指導はなされていますが、これには数ヵ月の期間を要します。

従って、うつ病患者は長期間に渡って抗うつ剤のリスクに晒されることになります。

抗うつ剤の恐ろしい点は、うつ病の状態を悪化させるどころか、他の精神障害を引き起こす可能性があることです。

一部の研究では、抗うつ薬を服用している人は服用していない人に比べ、うつ病の再発が起こる可能性が高いことが分かっています。

抗うつ薬を服用すると、躁病の発症率は最大で2倍にもなり、双極性障害の発症率も高める危険性があると指摘されています。

このように、抗うつ剤は症状を抑えるどころか、あらゆる精神障害のリスクを高めてしまうのです。

2:抗うつ剤は自殺率を上昇させる

続いては、アメリカの疾病管理センター(以下、CDC)が発表されたデータを元に、抗うつ剤と自殺率の関連性の例をご紹介します。

CDCが発表したデータには、4種類以上の抗うつ剤を使用している患者は自殺率が有意に高まると掲載されています。

※アメリカの自殺率は1999年は10万人に10.5人の割合でしたが、2014年には10万人に13人と、24%も増加しています。

ちなみに4種類以上の抗うつ剤を服用する患者は4100万人で、これはアメリカの人口の1/8にも及ぶ数。

アメリカの精神医学の人権擁護団体である『市民の人権擁護の会』は、このデータとアメリカにおける抗うつ剤の使用量増加(2013年現在、アメリカ人の約20%が抗うつ剤を飲んでいるとされる)を踏まえ、抗うつ剤と自殺率の上昇には明らかな相関関係があるとしています。

しかし、こうした明らかな因果関係があるにも関わらず、このデータを出した当のCDCは、この事実に全く触れておらず、その事実を認めようとしません。

そのことがかえって製薬会社とCDCの良からぬ関係を暗に裏付けています。

まとめ:うつ病の改善は、抗うつ剤ではなく自然療法で!

以上のように、うつ病の治療には抗うつ剤は全く意味をなしません。

うつ病やその他の精神障害を改善するためには、食事や生活習慣の改善による自然療法の方がはるかに効果的です。

自然のままの食品から十分に栄養を摂り、適度な運動を行うことで、うつ病や精神障害が改善されたという例は数多くあります。

薬は反対から読むと『リスク』と読みます。

病気といえば人はまっさきに薬を飲むことを連想しますが、特定の症状を無理やりに押さえ込む効果しかありません。

私たちの体や心を治療するのは医者でも薬でもなく、私たちが本来持っている自然治癒力であり、それはうつ病も同じです。

うつ病の治療に抗うつ剤は誤った治療法。安易に薬に頼ることは、もう終わりにしましょう。

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