こんな感じの『健康に対する意識高い系』の人、あなたの周囲にいませんか?
「○○が肌にすごく良いらしいよ!」
「痩せるには○○した方がいいよ!」
「私、健康のために○○してるのよ」
中には、意識も高くて知識も行動も備わっている本物の人もいるのですが、
残念ながら多くの人はただの『健康意識高い系』。
本当は体に悪いこと、逆効果になっていることを、健康に良いことと勘違いしているケースが多いように思います。
この記事では、そんな健康意識高い系の人がやりがちな本当は体に悪いことをご紹介します。
30秒でわかる記事の概要
『健康意識高い系の人』の、本当は体に悪い健康法
その1:風邪をひいたら、まず薬
風邪をひいたら、(市販・医者問わず)すぐ薬を飲むのは間違いです。
風邪薬は風邪を治すものではなく、咳や鼻水、発熱といった風邪の症状をむりやり抑え込むものです。
風邪を治すのはあくまで人間の体。
そして、咳や鼻水、発熱といった症状は、風邪を治すために体が起こしている反応です。
これを抑え込むのは、体に大きな負担をかけます。
仮に症状が緩和したとして、それは風邪が治ったという状態ではありません。
『いつまでも咳だけが抜けない』という方がよく居ますが、
それは風邪薬が効かないのではなく、体が風邪薬で免疫力が下がってしまい、不健康な状態にある証拠なのです。
その2:ランチに市販の野菜ジュースorサラダをプラス
ランチにコンビニでお弁当やおにぎり、パン等を買う際、
「お弁当だけでは栄養が取れない」とサラダや野菜ジュースを買うことも正しい健康法とは言えません。
理由は単純。栄養がないからです。
サラダは安い原材料(野菜)を使っている上に、消毒液に浸され、
食品添加物で味の調整や保存期間を延ばすなどの処理を施され、もはや栄養のかけらもない状態。
野菜ジュースは下記の記事のとおりです。
栄養を補うという目的で購入しているのに、
コンビニなどのサラダや野菜ジュースは栄養がないどころかむしろ体に悪い危険な食品なのです。
その3:朝食を食べることにこだわる
これは諸説ありますが、朝食を食べることが必ずしも健康に寄与するとは限りません。
朝食を食べることは健康に良くないという意見を唱える方も居るほどです。
仮に朝食が健康に良いとしても、
糖質や体に悪い脂質をたっぷり含んだ誤った朝食を摂っていればかえって不健康になります。
『健康意識高い系の人』はこうした背景を理解せずに、
ただ単純に「朝食を食べないといけない」とか「朝食は健康い良い」と発言していることが多いようです。
その4:牛乳を飲む
学校給食の定番として根強い牛乳を飲むことも、健康的だと誤解が多い習慣です。
牛乳はカルシウム豊富で骨を強くしたりと丈夫な体を作ってくれるイメージがありますが、これは大きな間違い。
実際は骨を弱くし、乳ガンなどの様々な病気の原因にもなる危険なもの。
お酒と同じ嗜好品として飲むなら話は別ですが、健牛乳=康飲料という認識は誤りです。
その5:栄養強化食品を買う
栄養強化米などに代表される栄養強化食品を常用することも危険です。
栄養を強化するということは、その食品本来の栄養バランスを崩すということです。
これをたとえるなら、二階建ての家を一階部分より二階部分を大きく作るようなもの。
そんな家は形を保っていられませんし、それ以前に建設すること自体が不可能です。
バランスを崩すということはこれと同じようなもの。
特定の栄養だけを摂りすぎてしまうと、栄養過多でかえって体に毒です。
糖質だけを摂りすぎれば、太ったり、糖尿病にかかってしまうのと同じです。
栄養強化食品と聞くと、『意識高い系の人』ならすぐに食いついてしまいそうですが、実はとても危険なものなのです。
その6:トクホの飲料・食べ物を買う
トクホ、つまり特定保健用マークのついた食品や飲料は体に良さそうに思えますが、実際は真逆。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
その7:スーパーフード入りのお菓子を食べる
チアシードやアサイーといった最近話題のスーパーフード。
これらは確かに複数の栄養素を多くバランスよく含み健康に寄与する優れた食品で、
いかにも『健康意識が高い系』の人に受けそうな響きです。
しかし、スーパーフードを使っているものが全て健康的な食品ではありません。
特に気を付けたいのは、スーパーフードを使用したお菓子です。
砂糖、トランス脂肪酸(ショートニングやマーガリン)、そして食品添加物が満載で、肝心のスーパーフードは期待するほど入っていません。
まず『お菓子』という時点で、健康的な食品ではなく嗜好品であるということを理解しなければなりません。
スーパーフードという表記に惑わされず、必ず成分表示を確認し、本当に安全なものなのかを見極めましょう。
その8:カロリーを気にする
最後はカロリーを気にすることです。
健康意識高い系の人に限らず、ダイエットをしている人の多くは未だにカロリーばかり気にします。
そもそも摂取カロリーを控えれば痩せるという認識自体が間違いなのですが、
カロリーゼロやカロリーオフの食品・飲料だからといって、食べたり飲んだりしても太らないわけではありません。
その理由は人工甘味料。
特に最近のカロリーゼロやカロリーオフ飲料にはほぼ100%これが含まれています。
アスパルテームやアセスルファムKなどが代表例で、これらは砂糖の何百倍もの甘さを持ち、
体への吸収率が高く糖尿病のリスクを高める恐ろしい物質。
もとは砂糖の代わりになる健康的な甘味料をと開発されたものですが、
実は砂糖以上に有害なものであることが近年明らかになりました。
カロリーを気にする=健康的というのは、もはや非常識なのです。
まとめ
いかがでしょうか?
上記に1つでも当てはまれば、それは残念ながらただの『健康意識高い系の人』。
あなたの周りにこのような方がいれば、彼ら(彼女ら)の言葉には惑わされないように気を付けましょう。
また、あなた自身がこんな『健康意識高い系の人』にならないように十分気を付けましょう。
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