あなたは、普段どんな水を飲んでいますか?
この問いに、上記の写真にあるような、スーパーで無料で配られている水を飲んでいるという方。それを選んだ理由のひとつは、
『不純物を除去した、安心で美味しい水だから』
というものではないでしょうか?
確かに、水道水をそのまま飲んだり料理に使ったりするよりは多少は良いのかもしれません。
しかし、スーパーの水は、本当の意味で安心でもなければ本当に美味しいものとは言えないのです。
その理由は、スーパーの水の持つ2つの事実を見ることでわかります。
スーパーの水って、こんな水
では、そのスーパーの水はどんなものなのか、その事実を見ていきましょう。
事実その1:ミネラルを除去している
まず1つ目は、ミネラルを除去しているということ。
ミネラルは7大栄養素のひとつで、人間の体には必要不可欠なもの。
血液、骨、歯の材料になったり、体の調子を整えたりするはたらきがあります。
ところが、スーパーの水は上記の写真にあるとおりミネラルまでが除去対象となっているのです。
ミネラルを除去することが体に悪いというわけではありませんが、水は本来、複数のミネラルを含んでいるのが自然な状態。
市販のペットボトルの水でさえ『ミネラルウォーター』という名称が浸透しています。
また、水の世界基準であるNSF認証の浄水器も、ミネラルは残し、有害な物質だけを取り除く仕様になっているようです。
人間にとって本当に体に必要なものは、自然本来のもの。
そのため、本来必要なはずのミネラルが除去されている水は不自然なもので、飲用したり調理に使用するするのにはあまり向いていないと考えています。
事実その2:使用するのには煮沸が必要
2つ目は、使用するには煮沸が必要だということです。
上記の写真にあるとおり、注意書きに『飲料用・調理水用として煮沸してお使いください』とあります。
煮沸を行う目的は、消毒や殺菌のため。
安心で調理にも使えると説明されている水なのに、事前に消毒・殺菌が必要になるというのは矛盾しているように感じます。
やや穿った見方をすると、本当に不純物が除去しきれているのかも疑問。
開栓後に空気に触れることで雑菌が繁殖しやすいからという理由ももちろんあるのでしょうが、事前に煮沸しなければ飲んだり料理に使ったりできない水が『安心』とは思えません。
スーパーの水について:まとめ
「ただより高いものはない」
この言葉が指すように、安心で美味しい水がほとんどただ同然(注:容器代に300円がかかる)で手に入ることがおかしいのです。
水は人間の体の60%以上、赤ちゃんであれば80%を占める重要なもの。
本当に安心・安全で体にも良いものを選びましょう。
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