雑穀の一種『もちきび』をご存じですか?
近頃、健康食として話題の雑穀ですが、どんな種類があって、どんな健康に良いことがあるのか分からない方は多いのではないでしょうか。
そこで今回から何度かに分けて雑穀の栄養と効果をご紹介。我が家でも食べている雑穀の魅力をお伝えしたいと思います。
第1回目は『もちきび』の栄養と効果をまとめました。
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30秒でわかる記事の概要
はじめに:もちきびとは?
もちきびとは単に『きび』とも言い、上の写真のような黄色い穀物です。
桃太郎に出てくるきび団子は、このもちきびを使ったもの。
こんな風に昔話にも出てくるように、古来から日本ではよく食べられてきた穀物です。
見た目はお米の稲ととても良く似ていますが、お米に比べれば食感はプチプチとしていて固め。よく味わうと、やや苦味があることもわかります。
ちなみに雑穀の中でも最も低カロリーです。
雑穀『もちきび』の栄養まとめ
もちきびに含まれる主な栄養素は以下のようになっています。
白米と比較して、お茶碗1杯分でどのくらい栄養が含まれているのかも合わせて記載しました。
ビタミン類
栄養素 | 含有量 | 白米の何倍? |
ビタミンB1 | 0.26mg | 2倍 |
ビタミンB2 | 0.09mg | 3倍 |
ナイアシン | 3.4mg | 2倍 |
ビタミンB6 | 0.34mg | 2倍 |
ミネラル類
栄養素 | 含有量 | 白米の何倍? |
ナトリウム | 3.4mg | 2倍 |
カリウム | 289mg | 2倍 |
マグネシウム | 142.8mg | 4倍 |
亜鉛 | 4.59mg | 2倍 |
このように、もちきびに含まれる特徴的な栄養素はミネラル分とビタミンB群。
また、もちきびの黄色い色の成分はポリフェノールと言い、ファイトケミカルの一種で抗酸化効果が抜群です。
これらの栄養成分が相まって、色々な健康上の効果が期待できるのです。
『もちきび』に含まれる栄養の関連記事
上記でご紹介した、もちきびに含まれる栄養素については、下記の記事をご覧いただければより理解が深まります。
雑穀『もちきび』の効果・4つ
では、ビタミンB群・ミネラルが豊富なもちきびには、具体的にどんな効果があるのでしょうか?
代表的な効果を4つご紹介します。
もちきびの効果1:ダイエット
低カロリーであることに加えて、ビタミンB群を豊富に含むため、脂質や糖質を上手に燃焼してくれ、ダイエット効果が期待できます。
もちきびの効果2:疲労回復
疲労回復のビタミンとも呼ばれる『ビタミンB1』をはじめビタミンB群を豊富に含みます。
かつ、カリウムやマグネシウムには筋肉の疲れを癒やす効果があるため、これらの相乗効果で疲れにくい元気な体を作ってくれます。
もちきびの効果3:血流改善
血液の材料になるミネラル分が豊富なので、血流の改善に役立ちます。
血流が改善すると、心臓病や脳卒中などの生活習慣病の予防や、冷え症や高血圧の改善に効果があります。
もちきびの効果4:美肌効果
豊富なミネラル分と、抗酸化作用の強いポリフェノールのダブル効果で、肌を健康な状態に保つ効果が抜群です。
肌荒れ防止や、しわやシミなどができるのを予防してれるため、もちきびは美肌を作ってくれる雑穀と言えます。
Amazonで気軽に買える!おすすめのもちきび
栄養満点で体に良いもちきびですが、やはり大事なのは『品質』です。
雑穀は表面に農薬が残りやすいため、できればオーガニックや無農薬栽培のものを選びましょう。
オーガニックや無農薬栽培のものなら、含まれる栄養素の量も多く、より前述のような健康効果が期待できます。
おすすめは以下のもの。Amazonで気軽に買えますので、まずはこちらをお試ししてみてはいかがでしょう?
雑穀『もちきび』について:まとめ
もちきびの特長がお分かりいただけたでしょうか?
白米に比べて色々な栄養素がたくさん含まれているので、体にとって嬉しい効果がこれだけたくさんあります。
ただ、雑穀やもちきびだけで食べづらいのも確かなので、そんな場合は白米や玄米に混ぜて炊くなどして毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
雑穀をいつものごはんにプラスするだけで、栄養のバランスがぐんと良くなります。
もちきびや雑穀を始めてみませんか?
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