CDと〇〇〇が一緒!スピッツが日本最高のバンドだと断言できる理由。

スピッツ おすすめ アルバム

※出典:RENOTE

あなたの好きなアーティストは誰ですか?

何組か居ますが、僕は中でもスピッツが大好きです。

代表曲である『ロビンソン』などのシングル曲はもちろん、アルバムにしか入っていない『魚』とか『フェイクファー』など、彼らならではの世界観がある曲にどっぷりハマっています。
最初に買ったCDはスピッツでしたし、はじめてライブに行ったアーティストもスピッツでした。それくらい大好きです。

そんな個人的な好みを置いておいても、僕は「日本最高のバンドはスピッツだ!」と思っています。

理由は、CDで聴く音とライブで聴く音が同じだから。
実はこれは常人にはとてもできないものすごい離れ業で、バンドメンバー全員がめちゃくちゃ上手い何よりの証拠なんです。

今日は、僕がスピッツが日本最高のバンドだと思う理由を、熱く語らせていただきます。



ライブを観てガッカリした経験、ありませんか?

突然ですが、まずはひとつ質問です。

ライブやテレビの生放送を観たり、ライブDVDを観たりして、ガッカリした経験がありませんか?

僕には、何度かこの経験があります。

ライブは自分の好きなアーティストを目の前で観ることのできる臨場感が最大の魅力です。

また、自分と同じく、そのアーティストが好きなファンだけが集まりますので、
アーティストを含めて会場全体の一体感も非常に魅力的です。

これらがいっぺんに味わえるので、やっぱり生に勝てるものはありませんよね。

でも、ライブに行ったり、もしくはライブ映像を観た時に、こんな違和感を覚えることもあります。

子ども 意思表示「あれ? なんかCDと違う…」

ボーカルの声の感じ、歌い方、曲のメロディー。
ギターの音、ベースの音、ドラムの音。
間奏のギターソロのフレーズや、CDとは違う曲のアレンジ。

ライブバージョンという言葉があるように、ライブでしか聴けない特別な曲があるのはいいことですし、それが醍醐味でもあるのですが、

CDとあまりに違ったり、ボーカルの歌がまるで下手くそだったりすると、本当にガッカリするものです。

ライブとは、最高の自分との闘いの場!

しかし、それもそのはず。

なぜなら、アーティストにとってライブとは、最高の自分との闘いの場だからです。
これは、CDがどうやって作られているのかを知ることで理解できます。

CDの音はこうして作られる

CDは、あらゆる意味で最高の環境で録音・制作されます。
アーティスト自身の体調、機材(楽器や録音機器)、環境、すべての条件が整っています。

中でも特別なのは、録音方法です。

音楽スタジオ

ボーカルの録音を例にとって説明すると、たとえば、代表曲『ロビンソン』のサビ「誰も触れない」の部分を2回、録音したとします。

2回歌ってもらって聴いてみたところ、

「誰も」の部分が良かったのは1回目だけど、「触れない」は2回目の録音の方が良かった。
このとき、なんと1回目の「誰も」+2回目の「触れない」をそれぞれ切り出して、くっつけるということができてしまうのです。

この録音はボーカルだけではなく、ギターでもベースでもドラムでもキーボードでも同じことが可能。

さらに、必要に応じては録音した音源に後から”修正”を施すことだってできます。
ちょうど、フォトショップを使って写真に写った顔をより美しく整形するように…

こうしてそれぞれのパートの最高の部分だけを集めてCDは完成します。

つまり、CDとは最高のパフォーマンスをした100点満点の自分の結晶。
どこを切り取っても、最高の品質なのです。

※注:スピッツがこうした録音を行っているという意味ではありません。

アーティストの実力=ライブのパフォーマンス

ライブ

対して、ライブは最初から最後まで一発本番です。録り直しなどありません。

歌詞の間違いや演奏ミス、機材トラブルもあるかもしれませんし、天候やアーティスト自身の体調、ライブのハコ(会場)の環境など、アーティストが望む音を変えてしまう様々な要素があります。

ライブというのは、そんなハンデをたくさん抱えた中で、最初から最後まで通しで演奏しなければなりません。

しかし、ファンが普段聴いているのはCDから流れてくる音なので、その音に耳が慣れています。
そのため、無意識にCDの音を基準にし、ライブの音が少しでもその音と違うと違和感を覚えてしまうのです。

これが先ほど書いた「あれ? なんかCDと違う」という現象の正体です。

何万人、何十万人というファンから常に最高の自分と比べられ続ける。

スピッツに限らず、アーティストという職業は、アスリート並みのストイックさを求められる仕事と言えます。

逆に言えば、そのアーティストの実力はライブのパフォーマンスを観ればわかるということでもあります。

スピッツのすごいところ:ライブがまるでCDを聴いているよう!

では、以上を踏まえてスピッツのパフォーマンスをご覧ください。

『スターゲイザー』のCD音源・ライブ音源比較

まずは『スターゲイザー』。

こちらは2000年代にフジテレビで人気を博した恋愛バラエティ『あいのり』のテーマソングにもなった曲です。

CD音源

ライブ音源

>>『スターゲイザー』収録のアルバム『色々衣』はこちら。

『冷たい頬』のCD音源・ライブ音源比較

続いては『冷たい頬』。

ファンの間でも人気の高い曲で、イントロのギターのアルペジオと間奏のベースソロが非常に印象的です。

CD音源

ライブ音源

>>『冷たい頬』収録のアルバム『フェイクファー』はこちら。

どうでしょうか?

CDの音と、ライブの音にほとんど差がないことがお分かりいただけるでしょうか。

特にボーカルがすごくて、歌い方やメロディー、声の質までがCDと瓜二つ。
草野マサムネさんの実力がズバ抜けていることが分かります。

僕はライブにはライブならではのパフォーマンスがあってもいいと思う派ですが、スピッツの、この淡々と演奏する姿も大好きです。

まとめ:スピッツは日本最高のバンド!!

いかがでしたか?

僕は運転中や電車での移動中にスピッツのライブCDを聴いていますが、

「あれ?なんでこの曲の次にこの曲がくるんだ? これって〇〇っていうアルバムじゃないの?」

と、オリジナルアルバムを聴いているのかと錯覚してしまうこともあります。

今までスピッツをちゃんと聴いたことがなかったという方、ぜひこの機会にCDやDVDを手に取ってみてください。

少しでもスピッツの実力と、僕の熱い思いを分かっていただけたら幸いです。

僕のおすすめするスピッツのアルバム&ライブDVD

フェイクファー

さざなみCD

THE GREAT JAMBOREE 2014“FESTIVARENA”日本武道館

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