自分の思うようにいかなかった時、人は、つい環境や自分以外の他人のせいにしてしまいます。
「あいつのせいだ!」
「あの出来事さえなかったらうまくいったのに…」
人間は弱い生き物。
心の奥底では、それが本当は悪いことだと、本当の原因は自分自身の中にあるのだと分かっているのに、失敗や挫折を自分以外の存在のせいにすることで自己防衛をします。
こうした行為は、自分自身をあらゆる意味の成功から遠ざけてしまうことにもなり、より”自分の思うようにならないこと”が起こるようになっていってしまうのです。
ここまで読んで「あっ…これ自分だ。すぐのひとのせいにしちゃうかも」と感じたあなた。
もしかするとあなたは、これから紹介する3つの悪いクセが身についているかもしれません。
当てはまるものはありませんか?チェックしてみましょう。
成功を阻む悪いクセ①:自分を疑う
自分を疑っていませんか?
多くの成功者や子どもは自分に自信を持っています。
たとえその自信に根拠がなくても、とにかく自信に満ち溢れ、自分を疑うということを知りません。
常に夢や目標を持ち、その夢や目標をかなえている未来の自分にワクワクし、それに向かって努力しています。
しかし、こうした努力は自分を疑っていては絶対にできません。
ワクワクする夢や目標があり、自分はそうなれると思えるからこそ、やる気が沸いてきます。
夢や目標は、何も「野球選手になる!」とか「日本一のお店を持つ!」などの大きなものでなくても構いません。
「来月旅行に行く」や「欲しい物を買う」などの些細な、日常的なものでOKです。
大事なのは、それが本当に自分自身がワクワクするものであることです。
自信という字は『自分を信じる』と書きます。
まずは自分を疑わず、とことん信じてみるところから始めましょう。
成功を阻む悪いクセ②:途中で投げ出す
途中で投げ出すクセがついていませんか?
「やる!」と口で言うのは簡単です。しかし、途中で投げ出し、最後までやり遂げなければ全く意味がありません。
どんな些細なことでも、途中で投げ出し、最後までやり遂げないことは、成功を遠ざけてしまう行為に他なりません。
あなたの性格は、人生の中のほんの一瞬、ちょっとした瞬間の積み重ねで出来上がります。
そして、この”ほんの一瞬”や”ちょっとした瞬間”に、途中で投げ出したり、約束を破ったりすれば、どうなるでしょう?
きっと、約束も守れず何でも中途半端な人間ができあがってしまうことでしょう。
あなたは、途中で投げ出し、約束を破る成功者を見たことがありますか?
また、これは『諦めの悪い人が成功する』とも言い換えられます。
サッカー日本代表・本田圭佑選手は、あるインタビューの中でこう発言しています。
「挫折は過程。最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。」
日本人史上初めて、ACミランの10番になった男は誰よりも諦めの悪い人なのです。
成功を阻む悪いクセ③:自分に正直になれない
あなたは自分に正直ですか?
自分のやりたいことを我慢していたり、本当はやりたくないことを無理やりやったりしていませんか?
人が成長するのは、唯一、自分の欲求に正直になれた時だけです。
もちろん、それが犯罪まがいのことだったり、人の道に反することなら話は別ですが、自分の心に正直に行動した時とそうでない時とでは、得られる経験値には大きな開きがあります。
自分に正直であれば、仮に失敗しても、「じゃあ次はこうしよう」という前に進むための活力になりますが、
そうでない時は「やっぱりダメだった」「もっとこうしていれば」という後悔に変わり、それが原因で足を止めてしまうことだってあり得ます。
常に自分に正直でいましょう。
まとめ
自信を持ち、自分に正直で、諦めの悪い人に成功は訪れます。
「最近ツイてないな」「どうしたらうまくいくんだろう」
そう迷ったら、今回ご紹介した3つの悪いクセが自分にないか、まずは振り返ってみましょう。
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