今年、2017年はディズニー作品『美女と野獣』がエマ・ワトソン主演でついに実写化される年です!
日本では4月21日(金曜)に公開予定になっていますが、この作品を楽しみに過ごされている方は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、公開前に知っておくと、より『美女と野獣』を楽しめる(かもしれない)トリビアをご紹介します。
あなたはいくつ知っていますか?チェックしてみましょう。
※いずれも、アニメ作品『美女と野獣』についてのトリビアであり、今年公開の実写版ではこの通りではない可能性があります。予めご了承ください。
>>美女と野獣 以外にもたくさん!【最新版】2017年公開予定の洋画作品まとめ
30秒でわかる記事の概要
- 1:美女と野獣は、世界で初めて興行収入100万ドルを突破したアニメ作品である
- 2:野獣は7つの動物をモチーフにしている
- 3:中国版で野獣の吹き替えを担当したのは、ジャッキー・チェン
- 4:野獣の本名は、最後まで不明のまま
- 5:チップはもともとティーカップのキャラクターではなかった
- 6:『美女と野獣』は、ブロードウェイミュージカルのロングラン公演リストTOP10の作品
- 7:ベルの衣装はドロシーのものをベースにしている
- 8:ガストンの死のシーンは、ライオンキングでも使われている。
- 9:美女と野獣は、名誉ある『アメリカ国立フィルム登録簿』に登録されている
- 10:野獣の城の彫刻は、野獣自身がモデルになっている
- 11:ベルはディズニーアニメ史上でただ一人の20代ヒロイン
- 12:ポット夫人が劇中で歌う唄は、たったワンテイクで録音されたもの
- 13:ディズニー史上、王族ではないヒロインは、ベルとシンデレラだけ。
- 14:ベルと野獣の最後のダンスシーンは、眠れる森の美女と同じもの
- 15:『美女と野獣』は、600人ものスタッフの手により作り上げられた
- 16:『美女と野獣』は、アカデミー賞・作品賞にノミネートされた最初のアニメ映画
- 17:ウォルト・ディズニーは過去2度、『美女と野獣』の制作を断念している
- 『美女と野獣』トリビアについて:まとめ
1:美女と野獣は、世界で初めて興行収入100万ドルを突破したアニメ作品である
アニメ映画『美女と野獣』は、興行収入100万ドル以上を稼いだ世界初のアニメ映画作品です。
現在まで、世界中で4億2200万ドル以上を稼ぎ出しています。
2:野獣は7つの動物をモチーフにしている
野獣は、一見したところはライオンや犬のように見えますが、実は7つの動物をモチーフに描かれています。
その動物は、ライオン、水牛、ゴリラ、イノシシ、クマ、オオカミ、人間です。
3:中国版で野獣の吹き替えを担当したのは、ジャッキー・チェン
世界各国で人気の作品で、もちろん中国でも吹き替えになっていますが、この際に吹き替えを担当したのはなんとジャッキー・チェン氏だったとか。
ちなみに、日本版での吹き替えは、ディズニー作品でも数々の吹き替えを担当する山寺宏一さんです。(アラジンのジーニー役など)
4:野獣の本名は、最後まで不明のまま
実は、野獣の名前は劇中でまったく明かされていません。
※ただし、ゲームやブロードウェイのミュージカルでは「アダム」との表記があります。
5:チップはもともとティーカップのキャラクターではなかった
人気キャラクターの1つ『チップ』は、もともとはティーカップではなく、オルゴールのキャラクターとなる予定でした。
チップがオルゴールのままだったら、母親のポット夫人も生まれていなかたったかもしれませんね。
6:『美女と野獣』は、ブロードウェイミュージカルのロングラン公演リストTOP10の作品
『美女と野獣』は、2017年2月現在で、ブロードウェイミュージカル史上、9番目のロングラン公演中の作品です。
1994年4月18日〜2007年7月29日まで、全5461回に渡り公演されました。
ちなみに第1位は『オペラ座の怪人』で、1988年1月26日から現在まで11870回も公演され、今もその記録は更新され続けています。
7:ベルの衣装はドロシーのものをベースにしている
ヒロインであるベルの衣装は、オズの魔法使いのヒロイン、ドロシーのものをベースにデザインされています。
まずはこちらがベルの衣装。
続いてこちらが、オズの魔法使いのドロシーの衣装です。
水色というカラーリングだけでなく、バッグまで同じ。顔の雰囲気まで似ているように感じます。
8:ガストンの死のシーンは、ライオンキングでも使われている。
ガストンが崖から落ちて死んでしまうシーンは、ライオンキングでスカーが死ぬシーンの元となっています。
また、このシーンはライオンキング以外にも色々なディズニー作品においてオマージュされているとか。
9:美女と野獣は、名誉ある『アメリカ国立フィルム登録簿』に登録されている
アメリカ国立フィルム登録簿に2002年に登録されています。
ちなみにアメリカ国立フィルム登録簿とは、発表から最低10年以上経った「文化的、歴史的、芸術的」に重要な映画のみを永久保存するという制度で、非常に名誉あるもの。
2014年までに650本が保管されています。
10:野獣の城の彫刻は、野獣自身がモデルになっている
野獣の住む城にある彫刻の一部は、野獣の初期デザインがもとになっているそうです。
ディズニー作品らしい遊び心に富んだ演出です。背景にも目を凝らして見てみましょう。
11:ベルはディズニーアニメ史上でただ一人の20代ヒロイン
ベルは、ディズニーアニメ史上で唯一の20代ヒロインです。
他のヒロイン(ディズニープリンセス)はすべて10代の女の子です。
確かに、他の作品のヒロインに比べ、だいぶ大人の雰囲気をたたえた女性のような雰囲気を感じさせる作画です。
12:ポット夫人が劇中で歌う唄は、たったワンテイクで録音されたもの
ポット夫人の声を担当した女優・アンジェラ・ランズベリーによると、当時、彼女が録音のためニューヨークへ移動するのに利用した飛行機に爆弾が仕掛けられている恐れがあったため、緊急着陸しなければならなかったとか。
そのため、録音の時間はほとんど取れず、結局たったワンテイクしか録れなかったそうです。
13:ディズニー史上、王族ではないヒロインは、ベルとシンデレラだけ。
ディズニープリンセス(ヒロイン)はその名前のとおり、王族の出身で『◯◯姫』と名前のつくキャラクターも多いのですが、ベルとシンデレラだけは王族ではなく、平民の出身です。
ちなみに、ふたりとも最終的には結婚して王族になり、紛れもなくプリンセスになります。
14:ベルと野獣の最後のダンスシーンは、眠れる森の美女と同じもの
実は、『美女と野獣』で最後にベルと野獣がダンスするシーンは、ディズニー映画『眠れる森の美女』で、オーロラ王女とフィリップのダンスシーンをそのまま再利用して制作されたものです。
まずは、こちらが『美女と野獣』の最後のダンスシーン。
続いてこちらが『眠れる森の美女』のダンスシーンです。
確かに動きもスピードもまったく同じ。いわゆる”使い回し”ですが、製作時間の関係上、こうなってしまったのだとか。
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15:『美女と野獣』は、600人ものスタッフの手により作り上げられた
アニメ映画『美女と野獣』が制作された頃は、まだコンピューターによる技術が発展していない頃。
そのため、作画、彩色、アニメーションの制作(撮影)を含め、合計600人・約4年もの歳月を経て作られた大作なのです。
16:『美女と野獣』は、アカデミー賞・作品賞にノミネートされた最初のアニメ映画
アニメ映画『美女と野獣』は1992年の第64回アカデミー賞の作品賞に、アニメ映画としては初めてノミネートされるという快挙を成し遂げた作品です。
残念ながら同年の作品賞の受賞は逃しましたが、作曲賞と歌曲賞を受賞しました。
ちなみにこの記録は、第82回アカデミー賞で『カールじいさんの空飛ぶ家』がノミネートされるまで、実に18年間も破られることはありませんでした。
17:ウォルト・ディズニーは過去2度、『美女と野獣』の制作を断念している
アニメ映画『美女と野獣』が公開されたのは1991年(アメリカ)のことですが、実は、ウォルト・ディズニーは過去に2度もこの作品を制作しようとして断念しています。
一度目は1930年代、二度目は1950年代のことでしたが、制作者たちの「難しい」との声を受け、泣く泣く断念しています。
最初の挑戦から60年ほど、ウォルト・ディズニー氏の死後25年の月日を経て制作されたこの作品は、同氏の念願が叶ったとても特別な作品なのです。
『美女と野獣』トリビアについて:まとめ
あなたはいくつご存じでしたか?
これだけ豊富なエピソードがあるディズニーの名作、実写化が待ちきれませんね。
エマ・ワトソン主演の実写版『美女と野獣』は4月21日(金曜)に公開予定。
どこがアニメ作品と同じなのか?どこが違うのか?など、いろいろな楽しみ方ができそうですね。ぜひ映画館に足を運んでみましょう。
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