スマホ指荒れの原因・対策・予防法まとめ。皮膚科に通う、その前に!

『スマホ指荒れ』に悩む人が急増しているそうです。

産経新聞のニュースによると、スマートフォンやタブレットなどのタッチパネルの操作によって指先の皮膚が乾燥したり荒れることにより、皮膚科に通う患者数が急増しているとのこと。

スマホを持っている人は77%を超え、タブレットも40%を超える時代。さらに一日の利用時間は平均で3時間を超えるそうです。

スマホ指荒れは、まさに時代を反映する『現代病』とも表現できる症状と言えます。

この記事では、スマホ指荒れの原因と対策について分かりやすく解説します。皮膚科に行くのは簡単ですが、薬は皮膚にとって害となる可能性もあります。その前に、自宅でできる対策法を知っていただければと思います。

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スマホ指荒れとは?

はじめに、スマホ指荒れについて、産経新聞の記事を引用しつつもう少し詳しく見ていきましょう。

ここで言う指荒れ(手荒れ)というのは、以下の症状を指すようです。

  • 指の関節などに負担がかかる
  • 肌が硬くなって柔軟性がなくなる
  • 乾燥・摩擦などにより皮むけ・ささくれが起こる

また、これがさらに重症化すると、以下のような症状も招いてしまうとのことです。

  • 赤く腫れ、ジクジクとしたかゆみを起こす
  • 指先が割れ、出血と痛みを伴う
  • 皮むけが悪化する

そして、さらに悪化すると以下のような症状にまで発展するようです。

  • 猛烈なかゆさ
  • 水ぶくれ
  • ジクジクとし、黄色い汁が出る
  • 指を曲げられないほどの痛み

原因は、乾燥・微弱な電流・熱

続いて、スマホ指荒れの原因ですが、これは野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)の野村有子氏によると、指先の乾燥と、スマホに流れる微弱な電流、そして操作によって発生する熱とのこと。

肌荒れ=肌の表面に細かな傷がある状態を意味し、電流や熱がこの傷口を悪化させてしまうのだとか。

同氏は産経新聞の取材に対して以下のように語っています。

「スマホを操作して指先が乾燥。荒れ始めたのにケアをせずに放置して、『指荒れ』を悪化させるケースが目立ち始めています。重症化すると、皮膚科の通院が必要となります。来院されて話を聞くとスマホの使いすぎが原因と考えられる患者さんが、この1年で増えています」

肌に細かい荒れがあるのは、細かい傷があることを意味する。野村院長ら専門家の話を総合すると、タッチパネルに指で触れると発生する微弱な電流や、長時間の使用によって帯びる端末の熱が、肌荒れした指の小さな傷に働きかける。

※出典:産経ニュース 「スマホ指荒れ」ご注意 皮膚科に通う人が増えている

 スマホ指荒れ対策・予防法

では、スマホ指荒れの予防・対策にはどのような方法があるのでしょうか? いくつか効果的な方法をご紹介します。

1:野村氏の勧める方法

まずは、ニュースにもあった野村氏の勧める方法を簡単に箇条書きでご紹介します。

  1. 「ハンドセルフィー」を行う(スマホのカメラで指先を撮影→拡大表示して肌の状態をチェックする)※詳細はこちら。
  2. 手洗いの方法を工夫(33~35℃のお湯と肌への刺激の少ない洗浄剤で洗い、水分をしっかり拭き取る)
  3. ビタミンE(肌荒れを予防する栄養素)入りのハンドクリームを使用する

※出典:産経ニュース 「スマホ指荒れ」ご注意 皮膚科に通う人が増えている

2:当サイトおすすめ・可能な限り自然な形でケアする方法

ここからは、当サイトのおすすめする、薬などに頼らず可能な限り”自然な形”で指荒れをケア・予防する方法をいくつかご紹介します。

石けんやハンドソープを使わない

上記では『肌への刺激の少ない洗浄剤で洗う』ことを勧めていますが、本来は石けん・ハンドソープといった洗浄剤を使わない方が肌には良いのです。

一般的な石けん・ハンドソープは化学物質の温床で、界面活性剤、香料、防腐剤、硫酸塩などといったものが含まれています。

これらは、本来除去する必要のない、むしろ除去することで逆効果となってしまう、手の油分を洗い落としてしまいます。

また、ばい菌などを落とすために石けんやハンドソープを使いたがる人は多いと思いますが、菌やウイルスをいたずらに退治して良いものではありません。

人間の皮膚には1兆個を超える常在菌が棲息していると言われ、これらは人間の免疫機能の一部。除菌してしまうことで、他のウイルスや菌の繁殖を促し、かえって手荒れや他の病気にかかる原因となってしまいます。

水で洗い流すだけでも最低限の消毒は十分に可能ですので、可能な限り石けんやハンドソープは使用しないことをおすすめします。

どうしても気になる場合は、抗菌作用の高い『アップルサイダービネガー』を数滴手に取ってなじませて洗い流すのがおすすめです。

>> お酢の王様!アップルサイダービネガー(リンゴ酢)の効果・選び方まとめ

保湿効果のあるオイルを使う

保湿効果の高いオイルを塗ることもおすすめです。保湿効果の高いオイルとしては以下のオイルが知られています。

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • アーモンドオイル
  • オリーブオイル

これらを手に直接塗ってなじませたり、洗面器などにぬるま湯を張り適量オイルを加えて10~20分程度手を浸して温める等するのがおすすめです。

なお、使用するオイルはいずれもオーガニック原料の、純粋なもの(エクストラバージン)にしてください。※防腐剤などの入ったものでは、石けん・ハンドソープの項で述べたように肌荒れを悪化させてしまいます。

以下にオイルの例をまとめましたので、ご参考にいただければと思います。

スマホ指荒れの原因・対策・予防法について:まとめ

通勤時間や休憩時間、スマートフォンは様々な場面で使用する機会があるだけに、スマホ指荒れは誰にでも起こりうる現代病と言えます。

スマートフォンを使用する時間をできるだけ少なくすることが最大の対策にはなりますが、それ以外にも、職場でパソコンのキーボードを打つことも、指先の油を失う要因になり得ます。

なるべくこうした『指を酷使する』機会を減らしつつ、今回ご紹介した指先のケアを行うことで、スマホ指荒れを防止することは可能なはずです。

他人事と思わず、普段のケアを怠らないようにしましょう。

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