自然食のお店特集、今回はヤマキ醸造の『糀庵』です!
このお店の最大の特長は、自社農園で栽培した完全無農薬・オーガニック農法の大豆にあります。
国内に流通する大豆のうち90%以上が輸入ものという中、ヤマキ醸造が使用するのは、国内流通量のうちわずか0.0263%という超々希少な有機大豆。
そんな大豆で作る醤油、味噌、豆腐や大豆食品の数々が美味しくないわけがないんです!
食事やおみやげの物色だけでなく、工場見学も可能で、最高の大豆の魅力を堪能できるお店です。
(そのため、今回かなりボリューム多めです。)
今日は、心も体も喜ぶヤマキ醸造の珠玉の醤油・味噌・豆腐などの大豆食品のレポートをお送りします。
30秒でわかる記事の概要
ヤマキ醸造・糀庵について
はじめに、ヤマキ醸造・糀庵のお店の情報について。
- 住所:埼玉県児玉郡神川町下阿久原955
- 最寄駅:以下のとおり
JR高崎線 本庄駅南口から朝日バスで約40分
JR八高線 丹荘駅入口バス停から朝日バスで約20分
※終点「神川町神泉総合支所」バス停下車徒歩2分 - 電話番号:0274-52-7030
- URL:http://yamaki-co.com/
- 公式通販サイト:http://www.rakuten.ne.jp/gold/goyougura/
- 営業時間:10:00~17:00(年中無休 ※年末年始を除く)
おまけ:ヤマキ醸造の大豆加工食品はけっこう有名!
蛇足ですが、ヤマキ醸造の大豆加工食品は探せばけっこう色々なお店で使われていて、『ぐるりごはん』で味噌が使われていたり、我が家でお世話になっている『パルシステム』でも醤油の取扱いがあります。
我が家で使っている醤油も実はこれで、かなりヤマキ醸造にはお世話になっていたりします。
ちなみにパルシステムで買うと、上記の写真のとおり、普通より安く買えますよ。(通常:972円が、パルシステムだと680円!)
>> 良いものばっかりでリーズナブル。パルシステムについて詳しくはこちら。
ヤマキ醸造・糀庵への行き方
次に、ヤマキ醸造・糀庵への行き方などをご紹介します。
ヤマキ醸造・糀庵の地図
ヤマキ醸造・糀庵への道順
地図をご覧いただくとお分かりかと思いますが、歩いて行けるような場所にはありません。
上記にある通り、最寄り駅はかなりローカルな駅で、さらにそこからバスで最低20分はかかります。
電車+バスよりは、車で向かった方がいいかもしれません。
ちなみに僕らは車で高速と一般道を使って向かいましたが、信号も少なくてスイスイ行けるし
埼玉県なのに、まるで地方の田舎を観光しているような気分にもなって良い感じでした。
数人でレンタカー使って行くのが、小旅行的な気分で盛り上がれますしオススメです。
ヤマキ醸造の感想!
それでは、ここからはヤマキ醸造の感想&レポートです。
今回僕たちが行ったのは『糀庵(こうじあん)』という直売所 兼 カフェ。ヤマキ醸造の本社と工場に併設されてあります。
ヤマキ醸造『糀庵』の直売所レポート
糀庵の直売コーナーは体に優しくて美味しい誘惑がたくさん!
先ほどの写真がお店の入り口で、ここを入ると色々な大豆食品が並びます。
まずはこちらが味噌のコーナー。
玄米味噌や豆味噌など数種類の味噌が並びます。
全て試食可能で、自分の好きなものをじっくり選べます。
続いては醤油のコーナー。
こちらも種類が豊富で選ぶのに迷ってしまいます。
もちろん豆腐もあります!
こちらも試食可能で、市販のものとは明らかに食感も風味も違います。
スイーツだってたくさんあります!!
上記写真はおからクッキー等が写っていますが、豆腐プリンなんかもありますよ。
(豆腐プリンはおみやげに買いました。)
こちらは豆腐で作ったソフトクリーム!
大豆のしっかりした味わいで甘さは控えめ。絶品です。
醤油を使った甘いソースが良いアクセント。ちなみに、これ以外にも味噌味があります。
豆庵ドーナツも食べてしまいました。
もちもちで油っこくなくて、10個くらい食べられそうです。笑
ソフトクリームをつけて食べるとさらに美味しくなります!
…とこんな風に、種類がとにかく豊富。
しかもほとんどが試食可能なので、もう誘惑だらけなんです。
これはほんの一部で、他にも漬物やジュース、湯葉や有機野菜、チョコレートまで数えきれないほどの品揃えです。
決して、食事をする前に行ってはいけません。
食べ過ぎて、美味しい食事が入らなくなってしまいます。笑
ヤマキ醸造『糀庵』のランチ!
こっちが今回のお目当て。
ヤマキ醸造が自社栽培している国産の有機大豆の魅力が満載のランチ!
先ほどの直売所のすぐ隣に併設されていて、木の温かみが感じられるナチュラルな雰囲気のステキなカフェです。
何種類かあるメニューの中から、僕も妻も即決!
僕が頼んだのはこちらのうどん!お値段は972円で、麺はけっこう柔らかめです。
味噌と豆乳のつけ汁は優しい味わい。
やわらかめに煮たうどんに、湯葉などの付け合せもついてきます。
味に正直な息子にほとんど食べられました。笑
そうとう気に入ったらしいです。
妻は豆乳入りの有機野菜カレー、957円。 キーマ風のピリ辛カレーです。
ヤマキ醸造は大豆以外にも野菜も無農薬オーガニック農法で栽培していて、これをふんだんに使ったカレーです。
(ちなみに野菜は直売所でも買えます。この時期はキャベツやネギがありました。)
付け合せのらっきょう漬もサクサクパリパリして美味しい!
市販のもののように変に味付けされていない自然な味わいです。
そして、これも頼んでしまいました。
豆腐×3種類と湯葉の盛り合わせ!左から順に木綿、絹ごし、柚子。これで495円とはお手頃です。
豆腐はどれも美味しかったんですが、特に気に入ったのは一番右のゆず風味の豆腐。
塩こうじ漬けしてあって、大豆の濃厚な風味とクリーミーな口当たり。これにゆずの爽やかな香りが絶品!
湯葉はいわずもがな。
濃縮された大豆の優しくもしっかりした味わいです。
あまりに気に入ったので豆腐と湯葉はおみやげに買って、もちろんその日のうちになくなりました。笑
これだけ良い素材を使ったランチなのに、1000円でお釣りがきます!
湯葉と豆腐の盛り合わせなんてワンコイン(500円)以下!
ランチを目当てにきましたが、期待以上の満足感がありました。
ごちそうさまでした!
ヤマキ醸造の蔵見学
そしてこちらもヤマキ醸造の魅力!
絶品の醤油・味噌が作られている蔵を見学できるんです。
事前に予約していけば、専任のスタッフの方が案内してくれるのですが、この日は残念ながら予約ができなかったため、自由見学させていただきました。
※詳しくはこちらのページを参照。
http://yamaki-co.com/?page_id=83
残念ながら館内撮影はNGだったので写真はありませんが、醤油仕込み用の直径3mはあろうかという大きな樽が、何十個もズラリと並ぶ光景は圧巻でした。
醸造場の直前にあるドアの前に行くと、糀の香りがしてきます。
同じように味噌樽もあり、こちらは窓も閉めきっているのに味噌の芳醇な香りがしてきます。
こんなに香りがするということは、菌が生きている証拠!
素材も良いし仕込む環境も良いんですから、そりゃ醤油も味噌も豆腐も美味しくて当たり前。
次回来る時は、ぜひ専任のスタッフさんから案内してもらって、もっと詳しく聞いてみたいものです。
ヤマキ醸造・糀庵について:まとめ
というわけで、目当ての絶品ランチも食べられて、おみやげも試食も満喫!
さらに蔵の見学までできて大満足のうちにヤマキ醸造を後にしました。
けっこう遠方ですが、行ってみる価値は大いにありますよ。
(遠方で行けない!という方は楽天に公式通販サイトがあります。)
ランチやスイーツを口にすれば、「自然栽培の、本物の大豆ってこんなにすごいんだ!」と、きっと思うはず。
ヤマキ醸造、また必ず行きたいです!!
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