タンパク質、足りてますか?
なんて、いきなり質問を投げかけてしまいましたが、実際この質問に「Yes」とハッキリ答えられる人はほとんどいないと思います。
正直なところ、僕も自信を持って「Yes」とは答えられません。
運動をすれば、筋肉の修復にいつもより多くのタンパク質が必要になりますし、体の小さな人よりも体の大きな人(体重が軽い人よりも重い人)の方が多く摂る必要があります。
体型・状況によって必要量が違うので、タンパク質が不足してないなんて誰にも言えません。
しかしそうはいっても、タンパク質は『命の材料』とも言えるとても重要な栄養素。毎日きちんと摂りたいもの。
そこでこの記事では、タンパク質不足で体に起こる代表的な症状を7つご紹介します。
一概には言えませんが、これから紹介する症状が今あなたの体に起こっていたら、それはタンパク質不足によるものかも!?
30秒でわかる記事の概要
はじめに:タンパク質は命の材料
では、タンパク質不足の症状のご紹介の前に、まずはタンパク質が僕たち人間の体に果たす役割をかんたんに説明します。
例を挙げると、筋肉だけでなく、心臓、胃や腸などの内蔵はタンパク質ですし、髪の毛や爪などの人間の体の表面はほぼ全てがタンパク質でできています。
また、『命の材料』というくらいなので、妊娠・出産・子どもの成長にも非常に重要な役割を果たすことが次々に明らかになっています。
このように、タンパク質は人間の体と切っても切れない関係にあります。不足することで体に不調が出るのは当然なんです。
タンパク質不足で起こる体の不調
それではここからは、タンパク質不足が体にどんな不調をもたらすのかを具体的にご紹介します。
自分に当てはまるものがないかチェックしていきましょう。
※もし当てはまるものがあれば、それぞれの関連記事をご覧いただければ、理解度が深まります。!
1:朝起きるのがつらい
タンパク質はホルモンの材料。通称・睡眠ホルモンと呼ばれる『メラトニン』を作ってくれます。
メラトニンが不足すると寝ている間に体や脳が回復しませんので、朝起きるのがつらかったり、寝たのに疲れが取れないという慢性疲労になってしまうことがあります。
2:肌荒れ
タンパク質は皮膚を作る材料にもなりますので、不足すると肌荒れを起こしやすくなります。
血色が悪くなったり、ガサガサとした手触りになったり、しっしんやニキビができたり、肌のかゆみ、くすみ、目の下のクマなど、あらゆる肌荒れの原因です。
3:風邪をひきやすい
免疫細胞を作る材料にもなるので、タンパク質不足は体の抵抗力を落とし、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
季節性があるため、冬にはどうしてもかかりやすくなる傾向がありますが、1年を通して風邪をひきやすかったり、体調を崩しやすい人はタンパク質不足の疑いがあります。
4:頭痛
タンパク質は血液や神経細胞の材料でもあります。
タンパク質が不足すると、血液や神経細胞が正常な状態を保てなくなるため、血行が悪くなり、神経が刺激されることに。
頭は無数の血管・神経が通っている部分です。そのため、血行不良と神経への刺激は、頭痛の大きな原因の1つとなるのです。
※関連記事:注意!低体温の人ほど頭痛になりやすい!
5:太りやすい
タンパク質は筋肉の主原料です。そのため、
タンパク質が不足する→筋肉が落ちる→基礎代謝が落ちる→カロリーの消費量が落ちる→太る、となるわけです。
高校や大学で運動をもともとやっていた方が、社会にでると太るというのは単純に年齢のせいだけではないのです。
筋肉量の維持と基礎代謝UPにもタンパク質は欠かせません。
6:肩こり・腰痛・首の痛み
上記のとおり、タンパク質は筋肉の材料。
つまり、筋肉を回復させるのにも必須の栄養素でもあります。
PCに向かったり、スマホをいじったりする現代人は、長時間ずっと同じ姿勢でいることが多いもの。そのため、肩・腰・首に大きな負担がかかり、慢性的な肩こり・腰痛・首の痛みに繋がります。
これらの箇所が痛むという方は、筋肉の回復が追いついていない可能性があります。
7:無気力・イライラ
幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』も、タンパク質を材料として作られます。
そのためタンパク質が不足すると、無気力・無感動なったり、ちょっとしたことでもすぐにイラっとしてしまったり、精神的に不安定な状態になってしまいます。
セロトニン不足が原因で起こる病気として有名なのがうつ病。実はもとを辿ればタンパク質不足だったります。
タンパク質不足を防ぐには?
このように、タンパク質不足は日常の色々な症状の原因になっています。
では、タンパク質不足を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?何からタンパク質を摂取するのがいいのでしょうか?
結論からいうと、当サイトでおすすめなのは、この記事のタイトルにもある『プロテイン』です。
「えっ? タンパク質って言ったら、お肉じゃないの?」
そう思った方もいらっしゃるかもしれません。確かにお肉はタンパク質が豊富な食べ物ではあります。
しかし残念ながら、タンパク質はお肉から摂取するのが難しく、例えば赤身の代表・牛ヒレ肉でも100g中20gしかタンパク質が摂れません。
しかもこれは生肉の状態で、実際は火を通して食べるため、タンパク質は激減し、体にもきちんと吸収されづらくなってしまいます。
牛ヒレ肉からタンパク質を摂ろうと思うと、1日に最低でも500gは食べなければいけません。しかも生肉の状態で。
そのため僕は、良質なタンパク質を手軽に効率的に摂れるプロテインをおすすめしています。
中でも、植物性でオーガニック素材のものが特におすすめ。厳選したものを下記の記事にまとめていますので、プロテイン選びの参考にしていただけると幸いです。
まとめ
いかがですか?タンパク質の大切さがお分かりいただけたでしょうか?
1つでも当てはまった方は、まずは普段の食生活を見なおしてみましょう。
2つ以上当てはまった方は要注意!明らかにタンパク質が不足していますので、上記の記事を参考にプロテインを飲んでみましょう。
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