【2016年・最新版】職場・仕事トラブルが少ない、働きやすい都道府県ランキング

仕事 トラブル 働きやすい都道府県

あなたは今の仕事・職場は快適ですか?

一時期に比べて改善してきてはいるものの、まだまだ仕事・職場トラブルは多いもの。

仕事・職場のトラブルは、よくある残業代の未払いや不当解雇に加えて、
最近ではアルハラ、パタハラなどの新たな仕事・職場トラブルが増えてきています。

ちなみに2015年度に労働局や労働基準監督署に寄せられた、労働上のトラブルの相談件数は1,034,936件。
前年度に比べて微増しているようです。

当然、人口が多いほどこうした相談件数は増えるのですが、
では、都道府県別に仕事・職場トラブルの発生しやすさを見るとどうなるのでしょうか?

この記事では、仕事・職場トラブルに巻き込まれにくい『働きやすい都道府県ランキング』をご紹介します。



職場・仕事トラブルが少ない、働きやすい都道府県ランキング

あなたの働いている県はどうでしょうか?

以下の表にまとめましたので、チェックしてみましょう。

ランキング 都道府県 人口 相談件数 職場・仕事トラブルの発生確率
1 鹿児島 1,648,752 7,528 0.46%
2 熊本 1,786,969 9,188 0.51%
3 大分 1,166,729 6,111 0.52%
4 神奈川 9,127,323 49,135 0.54%
5 沖縄 1,434,138 8,241 0.57%
6 富山 1,066,883 6,411 0.60%
7 新潟 2,305,098 13,872 0.60%
8 石川 1,154,343 7,071 0.61%
9 和歌山 963,850 6,080 0.63%
10 千葉 6,224,027 40,290 0.65%
11 高知 728,461 4,777 0.66%
12 栃木 1,974,671 13,031 0.66%
13 秋田 1,022,839 6,856 0.67%
14 北海道 5,383,579 36,254 0.67%
15 奈良 1,365,008 9,249 0.68%
16 山梨 835,165 5,764 0.69%
17 長崎 1,377,780 9,545 0.69%
18 愛媛 1,385,840 9,762 0.70%
19 茨城 2,917,857 20,590 0.71%
20 鳥取 573,648 4,132 0.72%
21 岡山 1,922,181 14,135 0.74%
22 福井 787,099 5,797 0.74%
23 埼玉 7,261,271 54,746 0.75%
24 香川 976,756 7,408 0.76%
25 島根 694,188 5,355 0.77%
26 三重 1,815,827 14,018 0.77%
27 岐阜 2,032,533 15,837 0.78%
28 長野 2,099,759 16,464 0.78%
29 宮崎 1,104,377 8,835 0.80%
30 青森 1,308,649 10,590 0.81%
31 岩手 1,279,814 10,599 0.83%
32 群馬 1,973,476 16,398 0.83%
33 山口 1,405,007 11,831 0.84%
34 福岡 5,102,871 43,107 0.84%
35 京都 2,610,140 22,633 0.87%
36 山形 1,122,957 9,809 0.87%
37 滋賀 1,413,184 12,409 0.88%
38 福島 1,913,606 17,175 0.90%
39 東京 13,513,734 121,601 0.90%
40 静岡 3,701,181 34,376 0.93%
41 宮城 2,334,215 21,706 0.93%
42 兵庫 5,536,989 52,237 0.94%
43 佐賀 833,245 7,987 0.96%
44 広島 2,844,963 27,486 0.97%
45 愛知 7,484,094 78,219 1.05%
46 大阪 8,838,908 110,418 1.25%
47 徳島 756,063 9,873 1.31%



このデータは、労働局や労働基準監督署に寄せられた職場・仕事トラブルの相談件数を、各都道府県の人口で単純に割ったもの。

『神奈川・千葉・埼玉→都内に出勤している』などの、居住地・職場の住所の違い等は考慮していませんので正確なデータとは言えませんが、その点はご容赦ください。

あくまで参考までにご覧いただけたらと思います。

九州地方は職場・仕事トラブルが少なくて働きやすい!?

TOP3を九州の都道府県が占めるという結果になりました。

人口別に見ると、鹿児島・熊本・大分ともに100万人を突破していて、決して少ない方ではありません。
特に1位の鹿児島、2位の熊本は人口ランキングでは中位(それぞれ24位と23位)に位置します。

そのため仕事・職場トラブルもそれなりに多いように思えますが、
最下位の徳島の約1/3というトラブル発生率の低さを誇ります。

特に1位の鹿児島のトラブル発生率は0.46%と群を抜いた低さ。
これは、九州人に共通する『義理人情に厚い』という気質に由来しているのかもしれません。

職場 トラブル

九州には『九州時間』という言葉があるそうで、待ち合わせの時間に遅刻しても許すというおおらかな気質を指してそう呼ぶとか。
ある調査によれば、第1位の鹿児島の人々は2時間遅刻しても許すと回答しています。

このおおらかな気質が、仕事・職場トラブルが起きにくい環境を作る要因となっているのは間違いなさそうです。

職場・仕事トラブルを招くキーワードは『お金』?

ワースト3は徳島・大阪・愛知です。
地方もバラバラで、この3府県は一見して何も共通はしてなさそうに思えますが、県民性を見るとある共通点があります。

日本 借金 世界一

それは『お金』。
この3府県の県民性を調べてみたところ、共通してお金に対しての執着が強いということが分かりました。

商売上手な大阪府民

大阪は言わずもがな商売の街。
古くは『天下の台所』と言われた商人の町です。
買い物で値切るのは当たり前、外食してもきっちり割り勘というのは有名な話。

大阪は、『商売上手』という言葉が最もよく似合う都道府県です。

実は大阪に負けていない!商売上手な徳島県

徳島は昔から大阪都のつながりが深く、こちらも商人気質の強い県民性だとか。
商売上手で知られ、事実、社長の数も全国1位です。

また、徳島県は2014年度の1世帯あたりの貯蓄残高の多い都道府県ランキングでも第3位にランクインしており、
大阪に負けず劣らずの商売上手だと言えます。

財政力指数ぶっちぎり1位の村がある愛知県

愛知県民もお金に極めて細かく、堅実で貯蓄を欠かさないとされています。

全国的にもいわゆるケチな県民として知られていて、
『要らないものはコメ兵に持っていく』という言葉があるほど、
お金に対してはきっちりしている県民性を持っているようです。

お金にまつわるトラブルが多い?

このように、徳島・大阪・愛知の方は人一倍『お金』に対して敏感であるため、
給料や残業代などのお金に関わるトラブルに巻き込まれやすく、トラブルの発生率も上がってしまうのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

このランキングはあくまで参考値。
下位の都道府県に住んでいるからといって職場・仕事のトラブルが起きやすいというわけではありません。

しかし、

「今の職場は本当に自分の居たい場所なのか?」
「この仕事は、本当に自分のやりたいことか?」

そんな自問をする上では、意外と良い指標になるかもしれません。

このランキングが、『いち仕事人』としての今の自分を見なおすきっかけになれたら幸いです。

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