『糖尿病の食事にタンパク質はNG』
そんな定説が覆される研究成果が発表されました。
アメリカの医療従事者(看護師や医師など)20万人が参加し、約20年間の経過を追った大規模な調査の結果、植物性タンパク質が2型糖尿病の発症リスクを下げることが明らかになったのです。
今日は、この驚きの研究結果と、良質な植物性タンパク質を効率よく摂れるプロテインをご紹介します。
糖尿病と戦う方、必見の内容です。
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30秒でわかる記事の概要
糖尿病と植物性タンパク質に関する研究について
1:研究の概要
では、上記の研究の内容をより詳しく見ていきましょう。
対象となったのは、前述のとおりアメリカの医療従事者20万人。(内訳は、女性看護師16万人と、男性の医療従事者4万人ほど)
動物性タンパク質と植物性タンパク質が、摂取量に応じて、糖尿病の発症にどのような影響を及ぼすか約20年間もの長い期間をかけて調査しました。
2:動物性はリスク増、植物性はリスク減!
そして結果は以下のとおり。
動物性タンパク質を摂取したグループでは、糖尿病の発症リスクが最大で1.13倍。
これに対し植物性タンパク質を摂取したグループは最大0.9倍と減少したのです。
さらにこの研究では、摂取するタンパク質のうち5%を動物性→植物性に置き換えれば、2型糖尿病の発症リスクは最大23%減少すると結論づけられています。
一般的に、糖尿病患者の食事は、腎臓に負担をかけるためタンパク質の摂取量を制限されますので、これは驚きの研究結果と言えます。
糖尿病対策に、植物性プロテインを摂ろう!
では、植物性タンパク質を効率的に摂るには、どうすればいいのでしょうか?
私が推奨しているのは、オーガニックの植物性プロテインを飲むこと。
一般的に、植物性タンパク質は動物性に比べて吸収効率が悪く、食べ物から摂るのが難しいもの。
しかしオーガニックの植物性プロテインは、体への吸収効率が良く、余分なもの(食品添加物や合成の材料)を使用していないため安心・安全であるのが、その理由です。
また、植物の特別な栄養素『ファイトケミカル』も豊富に含む点も見逃せません。
ファイトケミカルは強力な抗酸化成分。
生活習慣病の原因となる活性酸素を撃退してくれるため、糖尿病の発症に対し二重に予防線を張ることができます。


以上のことから、吸収効率が良くファイトケミカルを豊富に含むオーガニックの植物性プロテインが、植物性タンパク質を摂取する上では最適であると考えています。
糖尿病と植物性タンパク質について:まとめ
男性の15%、女性の10%が糖尿病を発症している日本。
もはや糖尿病は、国民病と言ってもいいところまで来ています。
将来、糖尿病を発症するかどうかは、今まではもちろん、これからの食生活にも大きく関わっています。
糖尿病予備軍の方も、血糖値が高めの方も、植物性プロテインで糖尿病を予防しましょう。
これほど大規模な調査で『糖尿病が予防できる』と結論づけられたの植物性タンパク質は、今後は医療現場でも正式に採用されるかもしれませんね。
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※参照元:MDLinx
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