子どもは「パパ」が寝かしつけるべき4つの理由&寝かしつけのコツ×8つ

4歳くらいまでの、まだ小さなお子さんをお持ちの皆さんに質問です。

あなたの家庭では、子どもの寝かしつけはパパとママどちらがやっていますか?

ちなみに我が家では僕(パパ)がメインでやってます。

一般的に寝かしつけ=ママの役割というイメージが強いかもしれません。

しかし、僕はママよりもパパこそが寝かしつけをするべきだと考えています。

というか、義務感からではなくむしろ積極的に「僕が寝かしたい!」と思って、
基本的に毎日、2歳になる長男を寝かしつけるようにしています。

子どもの寝かしつけは確かに大変な面もありますし、
できれば避けたいという気持ちもわからないでもありません。

が、しかし!

パパが子どもの寝かしつけをすることは、その大変なこと以上に、ほんとに色々なメリットがあるんです。

というわけで今日は、僕が思う「パパこそが子どもを寝かしつけするべき理由」と、「寝かしつけのコツ」を語っていこうと思います。

ママの皆さんはもちろんですが、ぜひ僕と同じく、まだ小さな子どもをお持ちの現役パパの皆さんに読んでいただきたいです!

共感いただけたら、ぜひぜひシェアしていただけると幸いです。

>>パパにだって読んで欲しい。イギリスで75万部のベストセラーになった『赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』



寝かしつけって何歳まで必要?

今回は子どもの寝かしつけについて書いていきますが、その前にひとつ疑問が。

寝かしつけって、そもそも何歳まで必要なんでしょう?

もちろん、その子によって個人差はあるものの、子育て情報サイトやブログなどを見て調べてみましたが、3~4歳くらいまでは必要のようです。
これが本当なら、うちの長男は現在2歳なので、あと1年か2年くらいは寝かしつけをすることになりそうです。

「げっ!まだそんなに!?」と思ったり、
「まだ甘えてくれるのか。嬉しいな」と思ったり、
あるいはその両方だったり、人によって様々でしょうが…

僕の場合はどっちかといえば後者。寝かしつけって、悪くないです。

というわけで話が少しそれましたが、次から本題に入っていことにしようと思います。

パパが子どもを寝かしつけるべき理由

では、「ママよりもむしろパパが、積極的に子どもの寝かしつけをするべき!」と僕が考える理由を書いていこうと思います。

理由1:子どもとの絆が深まるから

一番の理由はこれ!一日の終わりの瞬間に一緒にいるということは、子どもとの絆を深める上ではとても重要だと僕は考えています。

寝るということはつまり、それだけリラックスしているということです。
つまり、子どもからすると、「パパと一緒にリラックスできる」ということであり、パパに対する安心感と信頼感が生まれます。

しかもこれ、毎日続ければ続けるだけ、深まります。
1日目よりは2日目、2日目よりは3日目と、ほんとに分かりやすく深まります。

今では、夜僕が仕事で遅くなって寝る時間に居なかったりすると「パパに会いたいなー」とか言って寝付かないこともあるそうです(妻談)。

最後ちょっと…いやかなり自慢が入りましたが、これもちゃんと毎日寝かしつけをして、
その結果、子どもとの絆が深まっているという何よりの証拠だと思います。

それだけ、一日の終わりの瞬間に一緒にいるということは重要なんです!

理由2:ママ(妻)の自由時間が増えるから

次の理由は、ママ(妻)の自由時間が増えるからです。

ママは常に子どもと一緒です。
それだけ子どもの成長を一番近くで実感でき、絆も一番深まるので、ママだけの特権とも言えるんですが、
でもそれは、肉体的にも、精神的にも、疲れが他の人の何倍も多く溜まるということでもあります。

何よりつらいのは四六時中一緒に居る=自分の時間が持てないということ。
基本的に子どものペースに自分が合わせることになりますので、自由なようでいて実はすごく不自由です。
しかも、この状態が24時間・365日続くわけです。自分の時間などありません。

そんないつも頑張っているママ(妻)に、一日のうちせめて1時間くらいは自分ひとりの自由な時間をプレゼントしたいので、お風呂や寝かしつけは原則、僕がやるようにしています。

たった1時間。されど1時間です。こんなほんの少しの時間が、ママにとっては重要な時間なんです。

妻は、自分の選んだ、自分のことを一番に理解してくれる、この世で一番大切なパートナーです。
その妻が喜ぶことなら、「積極的にやりたい!やろう!」と思うのが、夫として自然なことではないでしょうか。

きれいごとでもなんでもなく、本当にそう思います。

理由3:自分がリラックスできるから

我が子ほど癒される存在は他にありません。

長男のためなら、たとえ会社の評価を下げてでも1分でも早く仕事を終わらせて帰ってきたいと思います。

>>僕が会社の上司からの評価を、まったく気にしない4つの理由。

特に寝ている時の長男は、最高にかわいくて、最高に癒されます。

「お前は滝か!」と突っ込みを入れたくなるくらい、ものすごいマイナスイオンが出てると思います。
きっと、これを読んでくいれているあなたも、あなたのお子さんに対して同じことを感じているのではないでしょうか。

あとは、最近はよく寝かしつけの時にその日一日あったことについて喋るんですが、
長男の成長ぶりを実感できたりするので、この時間がすごく楽しかったりします。

平日は「今日は何して遊んだ?」「何が楽しかった?」「お昼何食べた?」など。
土日祝日や休みの日は「今日、○○したね」「今日の○○したの楽しかったね」など。

そう話しかけてみると、今まで話したこともない言葉をいきなり言ってみたり、歌を歌ったり、逆に楽しくなかったことについては「うん…」と微妙な反応を返したり。

その反応を直に感じられるのは本当に幸せです。
そうしてるうちに今度はスースー寝息を立て始めるのを聞くと、さらに幸せな気持ちになり、究極にリラックスした状態になれます。

長男と一緒に寝ると、彼がリラックスしていると同じように、こんな風に僕自身もリラックスできます。

理由4:子どもへの愛情がより増えるから

最後の理由は、子どもへの愛情が増えるからです。

これは僕の持論なんですが、愛情の深さは、時間に正比例していると思います。

生まれたばかりの赤ちゃんの頃よりも、今の方がずっと長男が好きですし、
きっとこの先もさらに好きなって、それはずっと続いていくんだろうなという確信があります。

子育ての原動力は愛情です(断言します!)。
愛情がなければ、オムツ換えも、お風呂に入れることも、抱っこしてあやすことも、寝かしつけることもできません。
そして、自分からすすんで、子どもに積極的に関わった時間が増えれば増えるほど、愛情は増していくんじゃないでしょうか。

僕たちパパにとって子どもと一緒に居れる時間というのは限られています。
休日を除き、パパが子どもに関われるのは帰宅してから寝るまでの間だけです。つまり、

  • 晩ごはん
  • お風呂
  • 寝かしつけ

この3つの時間は、愛情を深めるための重要な時間なんです。
(もちろん、最近は「男=外ではたらく、女=家事をする」という構図も崩れてきているので一概には言えませんが。)

そして、愛情が時間に比例するのは、僕たち親だけではなく、子どもにとっても同じこと。
いや、むしろ大人以上にこの傾向が強いように思います。

寝かしつけの時間は貴重です!その時間までママに任せていたら、『ママ > パパ』の差がもっと大きくなっちゃいます。

僕にはそんなの耐えられません。笑
そんなことしたら、なんだかママ(妻)にやきもちを妬いてしまいそうです。
憎しみや妬みは、愛情の裏返しですから。笑

パパでもできる!寝かしつけのコツ:赤ちゃん期(0歳~1歳くらい)

では、ここからは子どもの寝かしつけのコツをご紹介していこうと思います。

まずは、0歳~1歳前くらいまでの、いわゆる赤ちゃんの頃の寝かしつけ方からです。

抱っこして歩き回る

子どもを抱っこして、とにかく歩き回ります。たったこれだけ。

これが一番のおすすめで、赤ちゃんに対しては、究極の寝かしつけのコツだと思います。

人間を含め動物というのは、どこかに運ばれているときにリラックスする習性があるのだとか。
これが『輸送反応』というものだそうで、電車に乗ると眠たくなるのもこれが理由らしいです。

>>輸送反応を利用せよ!【パパ必見】赤ちゃんを泣き止ませる方法

車に乗せてドライブする

こちらも、『輸送反応』を利用したアイディアです。

まさに車はどこかに運ばれていることになるので、意外なほどにすっと寝たりします。

僕は試したことはありませんが、友人夫婦が「車に乗せたらすぐ寝た」とのことで、
『輸送反応』の効果のすごさがわかると共に、チャイルドシートの安定感ももしかしたら関係しているんじゃないかと思います。

抱っこの方法を変えてみる

抱っこの方法を変えてみるのもけっこう効きます。

うちの長男の場合は、生後半年くらいまでは横抱っこ(横にして頭と体全体を支える方法)にすると寝ていたのですが、
はいはいが板についてきた頃には、縦抱っこ(お尻を支えて、体を寄せて抱っこする方法)に慣れていたので、寝るときも縦抱っこじゃないと寝なくなりました。

その当時、「子どもも成長してるんだな~」としみじみ実感したのを覚えています。

手の指の動きを止めてあげる

手を握ったり、タオルケットで覆うなどして、指を動かすのを止めてあげるのもいいかも。

指先と脳は深い関係にあり、指を動かすことで脳が活性化するというのを聞いたことがあるのではないでしょうか?
老人のボケ防止の方法としても有名ですよね。

赤ちゃんはよく手足を動かしますよね。それはつまり、動かしている間は脳が活性化している=寝つきづらいということでもあるみたいで、

うちの長男の場合は、手をタオルケットで覆ってあげたり、握って動きを一時的に止めてあげると、スッと寝つくことがありました。

寝ついたら『頭から』置く!

最後にちょっと寝かしつけの方法からは話がズレますが、大事なことなので書いておこうと思います。

それは、抱っこして寝つかせてから、布団やベッドに赤ちゃんを寝かすときの注意点。
赤ちゃんの背中が、布団についた瞬間にぎゃーと泣いて起きてしまったという経験、ありませんか?

多くの方は、赤ちゃんを起こすまいとお尻→頭 の順番で置くと思いますが、実はこれ、逆です!

正しくは、頭→お尻の順番。

根拠は不明なんですが、赤ちゃんはお尻を支えてもらうと安心するのだそうで、
だから、お尻から先に下されると不安スイッチが入って、ぎゃーと泣き出してしまうんだとか。

僕もこのコツを聞いてからは、頭から置くようにしましたが、(毎回成功するわけではないですが)確かに、お尻よりは頭から置いた方が起きづらく、そのまま寝つく確率は高かったです。ぜひお試しあれ!

パパでもできる!寝かしつけのコツ:1歳~2歳くらい

続いて1歳~2歳くらいの子どもの寝かしつけ方です。

このくらい(年齢)になると、言葉はちゃんと通じるし、何より自分の意思が出てきます。
なので、寝かしつけのコツといえるほどのものでは正直ないのですが、それを承知で敢えてご紹介したいと思います。笑

寝る前の『習慣づけ』をする

これをしたらもう寝るんだよ、という習慣をつけてあげると効果的です。

うちの場合は、1~10までの数字を覚えさせた上で、デジタル時計で次のように言い聞かせていました。

「8」になったらお風呂、「9」になったら寝んね。

この結果、「あ。8になった。8はお風呂!」と自分ですすんでお風呂に入るようになったり、
「9になったから寝んねだよー」と言うと、それまで遊んでいても、ちゃんとやめて寝るようになりました。

話を聞いてあげる

先程は寝る時に、その日一日の出来事を聞くようにしてると書きましたが、
僕から聞かなくても、子どもの方から喋りかけてくることもあります。

そんなときは本人の気が済むまで話を聞くようにしています。

きっと長男からすれば、僕は平日はずっと一緒に居るわけではないので、自分が楽しかったこととか、面白かったことを聞いて欲しいんだと思うんです。

ときには「めんどくさいなぁ」と思うこともありますが、その気持ちが嬉しいので、できるだけ話を聞くようにしています。

腕枕をしてあげる

定番ですが、腕枕もけっこういい感じです。

このくらいの年齢になると、だんだん抱っこ→添い寝するスタイルになってきます。
抱っこされて寝かしつけられるのをいやがるようになるんですね。

でも、抱っこをいやがる割にはぴったりくっついていないとなかなか寝つかないし、
その上なぜか「抱っこ!」と言ってくるので、そんなとき腕枕は効果的です。

女性の華奢な腕だとすぐに痺れてしまいますので、まさにこれは僕たちパパ向きの寝かしつけ方と言えます!

まとめ:今日から寝かしつけよう!

普段、寝かしつけをやっているパパの皆さんは、「それ、わかる!」と共感いただけるところがあったでしょうか?

そして、今までママ(奥さん)に寝かしつけを任せていたというパパの皆さんは「やってみよう!」と思っていただけたでしょうか?

寝かしつけって想像よりも大変で、自分の思うようにいかなくて、
僕も正直、今でも「早く寝ろよ!」ってイヤになってしまうこともあります。

でも、そんなことがあっても、自分の腕の中で眠りに落ちた我が子の天使のような寝顔を見ると、なんか一瞬でそんな後ろ向きな思いも霧散してしまいます。

寝かしつけをしなければ、イヤになってしまうこともイライラすることもありませんが、
心の底から「かわいい!」って思えたり、癒される瞬間というものもありません。

寝かしつけが苦手という方、敬遠されていた方、ぜひこの記事を読んだ今日からチャレンジしてみてください。

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