美肌も健康も!「オメガ7/パルミトレイン酸」効果・効能・食品まとめ

オメガ7 パルミトレイン酸

「オメガ7/パルミトレイン酸」。

シーベリー(シーバックソーン、またはサジー)、そしてマカダミアナッツに含まれるこの油は、

  • 美肌
  • 糖尿病の改善
  • 抗炎症作用
  • ダイエット・食欲を抑える

…などの効果を備えた、美肌にも健康のためにも摂るべき、貴重かつ最高の油です。

この記事では、オメガ7/パルミトレイン酸の多く含まれる食品、効果・効能等をわかりやすく解説します。



オメガ7脂肪酸/パルミトレイン酸とは?

オメガ7脂肪酸とは、近年になって新たに発見された脂肪酸で、美容・健康両面に優れた油です。

主にメタボリックシンドロームとそれに派生する様々な病気(心臓病、糖尿病、ガンなど)を効率的かつ効果的に改善することで知られます。

また、同成分を含む食品が少ないことから非常に貴重・希少な油としても知られ、ハーバード大学医学大学院が特許を申請したほど。

パルミトレイン酸(リポカイン)とは?

このオメガ7には様々な油がありますが、その最も代表的な油が『パルミトレイン酸』です。

そのため、一般的にオメガ7といえばパルミトレイン酸のことを指し、後述する様々な研究において用いられているのも、パルミトレイン酸。

なお、人間の体内に入ると、ホルモンと似たはたらきをすることから、ホルモンの名称に用いられる『kine(カイン)』という言葉を用い、『リポカイン』という別名が付けられています。

オメガ7/パルミトレイン酸を含む食品

前述のように、オメガ7/パルミトレイン酸を多く食品は希少。ここではその代表的な食品をご紹介します。

シーバックソーン(シーベリー/サジー)

すべての食品中、最も含有量が高いのが『シーバックソーン』です。

シーバックソーンは、モンゴルや中国、チベットやロシアなどの地域で食べられる上記のようなオレンジ色の果物。

日本や中国では『サジー』とも呼ばれ、モンゴルでは『チャチャルガン』、他には『シーベリー』や『サンドーン』等とも呼ばれます。

砂漠などの痩せた土地でも育ち、様々な栄養素を含むことから『生命の果実』とも呼ばれ、ジュースにしたり、オイルとして使用されたり等、様々な用途があります。

果物としては珍しく油分も多く含み、そのうちの1つがオメガ7/パルミトレイン酸で、その割合はなんと40%程度。

なお、シーバックソーンの効果や摂取方法などについて詳しくは『生命の果実・シーバックソーン(サジー)。果実とオイルの効果 総まとめ!』にまとめています。合わせてご覧ください。

生命の果実・シーバックソーン(サジー)。果実とオイルの効果 総まとめ!
生命の果実・シーバックソーン(サジー)。果実とオイルの効果 総まとめ!
『シーバックソーン』 日本では『サジー』として知られるこの果物

マカダミアナッツ

シーバックソーンに次いで含有量が高いのがマカダミアナッツです。

特にマカダミアナッツを原料にしたオイルには約11〜27%のオメガ7/パルミトレイン酸が含まれます。

マカダミアナッツオイルはマッサージや美容オイルとしてよく用いられ、安全性・安定性が高く、冷暗所に保存すれば最大で5年間も保存が可能と言われています。

食べるのはもちろんですが、オイルとして美容効果も高い優れた食品です。

>> オーガニック・無塩のマカダミアナッツ

>> 完全無添加・オーガニック認証済みのマカダミアナッツオイル

その他の食品

上記2つ以外には、以下の食品に含まれることが知られています。(上記2つに比べれば少量)

食品名 参考商品
タンポポ油
アボカド(オイル) 『オリバード』オーガニック エキストラバージン アボカドオイル
ザクロ(オイル) 『monday moon』オーガニック ザクロオイル
マグロ
イワシ
ニシン

脂肪酸の一種ということもあり、魚に多く含まれることがわかります。

オメガ7/パルミトレイン酸の効果・効能まとめ

では、ここからはPubMed(NCBI)などの専門機関に掲載された臨床試験結果を元にした、オメガ7/パルミトレイン酸の持つ効果・効能を順にご紹介します。

1:炎症を抑える効果

優れた抗炎症作用が、何例も確認されています。

たとえば2017年のメキシコの国立衛生研究所による研究では、潰瘍性大腸炎の患者20人に対し、オメガ7/パルミトレイン酸を8週間経口投与し、効果を検証しました。

その結果、オメガ7/パルミトレイン酸の摂取量に伴い、炎症が抑えられたことがわかっています。

また別の研究(2017年、サンパウロ大学)でも、オメガ7/パルミトレイン酸が『マクロファージ』と呼ばれる免疫細胞のはたらきを活性化させ、抗炎症作用を高めるはたらきが示唆されています。

炎症は、ガンや心臓病など、あらゆる生活習慣病の引き金になるもの。

これを抑える効果が確認されているオメガ7/パルミトレイン酸は、今後、予防医療において重要な役割を果たすことが予想されます。

2:中性脂肪の分解効果

血液中の中性脂肪を分解する効果があります。

アメリカのCleveland Clinicによる研究によれば、パルミトレイン酸は、脂質異常症の治療・予防に効果があることが証明されています。

同研究では、脂質異常症の患者を以下2つのグループに分け、30日間に渡って研究を行いました。

  • パルミトレイン酸を1日1回投与するグループ
  • 偽薬(有効成分を含まない薬)を投与するグループ

その結果、前者のグループの患者に対して悪玉コレステロールを分解・及び善玉コレステロールを増やすはたらきがあったことがわかったのです。

同クリニックは、適切な用量を確立するためにはさらなる研究が必要としていますが、パルミトレイン酸は中性脂肪の分解に大きな効果を持つことが示唆されています。

3:肝臓機能の改善効果

肝臓機能の改善に効果があることがわかっています。

2014年・ブラジルで行われた研究によれば、パルミトレイン酸を10日間に渡ってマウスに投与したところ、グルコースの取り込み・及びグルコース代謝を高め、肝臓への負担を減らす作用があることがわかっています。

グルコースの取り込みと代謝アップは、糖尿病の予防や、筋肉の疲れを抑えるのにも効果があると考えられるため、こうした症状に悩む方にとってもオメガ7/パルミトレイン酸は有用です。

4:食欲を抑える効果

満腹感を高め、食欲を抑える効果が確認されています。

2013年、日本水産が行った研究によれば、パルミトレイン酸を与えられたマウスはエサの摂取量が有意に減少したとのこと。

これは、パルミトレイン酸が満腹感を高めるためで、小腸内にとどまり、『コレシストキニン』と呼ばれる満腹ホルモンの分泌を誘発する作用があるとしています。

しかも、摂取することによる副作用(倦怠感など)はなく、自然に満腹感が高められるため、安全性にも優れています。

満腹感を高めることは、食欲を抑え間接的なダイエット効果も期待できるため、オメガ7/パルミトレイン酸は、食事制限を行っている方にとっても有用な成分だと言えるでしょう。

5:ダイエット効果

ダイエット効果があることもわかっています。

これは、2004年の福岡女子大学が行った研究において明らかになっています。

この研究では、女子生徒を3つのグループに分け、それぞれマカダミアナッツ、ココナッツ、バターの3種を食べてもらいました。

そして3週間後に体重を計測したところ、オメガ7/パルミトレイン酸を豊富に含むマカダミアナッツを食べたグループの体重とBMI値が減少したという結果が出ています。

上記の『食欲を抑える効果』との相乗効果により、優れたダイエット効果があると思われます。

6:糖尿病の予防効果

糖尿病

糖尿病の発症を抑制する効果も示唆されています。

これは、ハーバード大学医学大学院などが共同で行った研究により明らかになっています。

同大学などは1992年から2006年までの間に、3736人に対しオメガ7/パルミトレイン酸と糖尿病の発症リスクに関する調査を行いました。

その結果、オメガ7/パルミトレイン酸の血中濃度が高いほど、2型糖尿病の発症リスクが低いことが判明したのです。

最も血中濃度が高い患者グループは62%2番目に高いグループでも59%リスクが低下。

前述の『肝臓機能の改善』と合わせ、糖尿病予防に最適な成分であることがわかります。

7:肌を治癒する効果(美肌効果)

火傷などの皮膚の傷を修復する作用も確認されています。

アダム・ミツキェヴィチ大学のまとめた発表によれば、これはシーバックソーン(シーベリー)のオイルに豊富に含まれるオメガ7/パルミトレイン酸等の脂肪酸の作用とのこと。

たとえば、2014年のテキサス・メディカル・ブランチ大学や東京女子医科大学による研究では、ヒツジの火傷跡に対しシーバックソーンの種子から採れた油を塗布したところ、傷の治りが促進したことが確認されています。

また別のMitra Edraki氏などがまとめた2014年の研究では、60匹のマウスに対して、シーバックソーンオイルとオリーブオイルを用いた全身の火傷に対する治癒効果を測定。

その結果、ばい菌等の感染を防ぐ抗菌作用が高く早く火傷を治療できたこと、さらに一緒に使用されるときに相乗効果をもたらすことも判明しました。

現に、オメガ7/パルミトレイン酸が豊富なシーバックソーンオイルは、化粧品にも多く使用されており、その『美肌効果』が注目を浴びています。

オメガ7/パルミトレイン酸の注意点(副作用)

オメガ7/パルミトレイン酸は基本的には安全性の高い成分とされており、食品から摂取した場合の副作用は確認されていません。

医薬品として服用した場合は、低血圧の方はめまいが起きる可能性が指摘されており、また、妊娠中の方・授乳中の方についても完全に安全性が保証されたわけではありませんので、医師・専門家へ事前に相談をしてください。

オメガ7/パルミトレイン酸について:まとめ

抗炎症作用やダイエット、美肌など様々な効果を持つオメガ7/パルミトレイン酸。

食品として摂取する場合には、シーバックソーン(シーベリー/サジー)のジュースが最適です。

>> オーガニック認証・貴重なシーバックソーンを100%使用したジュース『豊潤サジー』

また、美容効果を得るためには、同じくシーバックソーンを原料としたオイル、もしくはマカダミアナッツオイルが良いでしょう。

>> 無農薬・無化学肥料のシーバックソーンを使用。ITAL『ブースターオイルセラム』

>> 完全無添加・オーガニック認証済み『mondaymoon』のマカダミアナッツオイル

自然界でも非常に貴重なこの脂肪酸をうまく利用し、健康面・美容面ともに年齢に負けない人間でありたいものですね。

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この記事のライター
キニナル編集部

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