未来予測。20年後の日本で変わっていると予測できる現代の常識×5つ

「この子が大人になった時(20年後)、日本はどうなってるんだろう?」

子どもを持つようになって、よくそんなことを考えるようになりました。

僕が健康や医療について意識し出したのも、パラレルワークを本格的に始めたのも、きっかけは長男の妊娠・出産。

親になるっていうことは、それだけ大きなきっかけです。自分の人生だけじゃなくて、我がの子の人生にも責任を持つということになりますから。

で、同時に、「この子には幸せな人生を送って欲しい」とも強く願うようになり、
次に、「将来この国はどうなっているんだろう?」という未来予測に思考が移ります。
未来を予測しないと、幸せな人生を送るための対策が打てませんから。

そこで冒頭の疑問になります。

「この子が大人になった時(20年後)、日本はどうなってるんだろう?」

というわけでこの記事では、普段僕が考えている『20年後の日本の未来予測』をご紹介。

現代の常識と照らし合わせ、「今は常識だけど、20年後は変わっているだろうな」ということを5つまとめてみました。



1つの会社で働く

「ねぇパパ、1つの会社で働くってどういう感じ?」

長男が18歳~22歳頃になって、自分でお金を稼ぐ年齢になったときに、こんな風に聞かれるんじゃないかなと思ってます。

たぶん、1つの会社で働くという概念は、僕らの子どもが大人になる頃には崩れ去ってるんじゃないかと。

2つ以上の会社で働くとか、自分で事業を持ちながら会社にも就職する、みたいな感じになってると僕は思ってます。

僕はもうすでにこれをやってますし、あと20年もすれば、(今でこそ僕は珍しい方なのかもしれませんけど)これが当たり前になってると思います。

1つの会社で働くほどリスキーなことはありませんし、会社は取引先(お金を得る先)をいくつも持っています。

それが個人におりてきても何ら不思議ではないですよね。リスク分散と収入UPのためにはむしろ自然なことだです。

だから息子に「ねぇパパ、1つの会社で働くってどういう感じ?」と聞かれたときは、

「今はさ、いくつも収入源があるのは普通でしょ?昔はね、1つの会社で働くのが普通だったんだよ」って回答するでしょうか。

こんな回答をしたとき、20年後の彼がどんな反応を示すのか、今から楽しみです。

パラレルワークが主流に!

というわけで、恐らく今後の日本において中心となるだろう働き方『パラレルワーク』とか『複業』

僕が過去に寄稿させてもらった『パラレルワーク』の関連記事は以下のとおりです。
今のうちから会社以外にも複数の収入源を持っておきましょう!

仕事をするのにオフィス・事務所に通う

上記で書いた『1つの会社で働く』に関連して、働き方が変わるという意味では、オフィスや事務所に通うこともなくなると思います。

本業と副業の差がなく、誰でも複数の本業を持つ複業やパラレルワークが一般的になれば、
事務所やオフィスという場所が窮屈な、無意味な存在になるのではないでしょうか?

例えば2つの会社に所属しているとして、その2つの事務所を行き来する時間が業務効率上、すごくムダになります。

現在も、自宅で作業するというリモートワーク、企業と個人を結ぶクラウドワーク等が増え、会社員ではなくフリーランスを選ぶ人も急増しました。

あとは、東日本大震災以降、僕らは『自宅にいても業務はできる』ということを学んだはずです。

当時は交通機関も混乱したり肝心のオフィスがめちゃくちゃだったり…。

そんな状態でも、ネットや電話が通じれば自宅や別の場所からでも仕事ができましたし、
そこまで日々の業務を必死にやらなくても、特に大きな支障は出ないことを学びました。

そう考えると、もはや会社のオフィスに通う意味はありません。

自分の好きな場所で仕事をして、必要な時のみオフィスに行けば済みます。

オフィスに通うことが完全になくなるということはないにしろ、一般的ではなくなっているだろうなと予想してます。

リモートワークは、もう一般的!

ちなみに、オフィスを持たず好きな場所で仕事を行う『リモートワーク』はすでに一般的になっています。

現に、大手転職サイトである『DODA』のでも、リモートワークOKの案件は60を超えます。

もちろん、週2回とか、職種(デザイナー等の技術職)という制限もつきますが、
案件も豊富ですし、非公開求人も多いことから、かなり見つけやすくなっています。

こんな風に、自分の好きな働き方が、夢じゃなくて本当に実現できる時代になってきているんですね。

これは、それだけ働き手もリモートワークを求めていて、それを提供する企業も増えているという証拠。

今でさえこの状態なので、今後もっともっと増えていくでしょうね。
僕達が生きているのは、そんな時代の過渡期なのかもしれません。

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風邪をひいたら病院に行く

風邪をひいたら、まずあなたはどうしますか?

「病院に行く」と答える方が多いのではないでしょうか。

大してお金もかかりませんし、医者の出す薬はよく効くから、とりあえず医者に行こうという意識は未だに多いものですよね。

しかし、医療費が膨らみまくった現代日本。
そのうち個人の医療費負担は間違いなく増えます。

これに加えて、ほとんどの病気や不調が普段の食事や生活習慣が原因だと徐々に知られつつあります。

このままの流れで行けば自然と、風邪や病気は、かかったら医者に診てもらうのではなく、事前に予防する方が普通になるはずです。

そっちの方がコストもかからず、薬を飲まなくて済むので体にもいいからです。

今後、風邪を引きやすい人=健康の知識や自己管理能力のない人だというイメージがますます浸透しそうですね。

家やマンションを買う

2014年の総務省の発表によると現在の日本の空き家率は13.5%。
つまり、7軒に1軒は空き家だそうです。

さらに、2015年に発表された野村総研の予測によると、このまま住宅事情が改善されないと、2033年の空き家の数は約2150万戸になるとか。

なんとこれ、3軒に1軒が空き家になる計算です!!(マジかよ)

この原因はいくつもありますが、最も大きいのは少子高齢化と相続税のアップのダブルパンチで、親→子へ家が引き継がれなくなったことでしょうか。

人口も20年後から激減するなんてニュースもありますし、家が余る状況に拍車がかかります。

そんな状況なので、空き家をシェアハウスにしたり、宿泊施設にしたり、
中には自治体が”移住”を条件に空き家を無料提供するなんて例も出てきてます。
近い未来、フルリフォームの空き家のテレビCMなんかがガンガン流れそう。

加えて、さっきも書きましたが、仕事・働き方におけるスタイルも変わってます。
リモートワークやパラレルワーク(複業)もどんどん一般的になってますから、
ひとつの場所に留まって仕事することがどんどん少なくなっていくでしょうね。

で、住宅や不動産に関する税金(相続税、固定資産税)も上がり続けています。

じゃあ何が起こるか?
家を買わなくなるんじゃないかと僕は思います。

  • 空き家を格安で提供してもらえる
  • 税金がめちゃくちゃ高い
  • ひとつの場所に留まって働かなくてもいい

これで家やマンションを持つ必要はどこにもありませんよね。(不動産賃貸とかは別にして)

子育て・家事は母親がやる

これは本当に日本の悪しき伝統だと思うのですが、未だに『子育て・家事は母親(女性)がやるもの』という認識があります。

恐らくこの悪しき伝統も20年後は消え去ります。
というか消え去って欲しいと強く思います。

ちょっと前に俳優の窪塚洋介さんも言ってましたけど、僕らは父親なわけで、子育てや家事に関わらるのが本来普通で、当たり前のことなんです。

だから本来『イクメン』なんて言葉が流行すること自体がナンセンスで恥ずべきことではあるんですが…

それでも、世の中が徐々に『男性も子育てや家事に関わるのが普通の時代』に向けてシフトしてきているのは事実。

男性の育休も取りやすくなってますし、子育て支援制度が充実した企業も増えてます。

そんな環境の中で子どもたちは育つので、彼らが大人になったときにはそれが”普通”になります。

『子育ても家事も家族みんなが協力してやること』

これが当たり前になった社会が実現しそうな予感がするのが、なんだか嬉しいしワクワクしますね。

父親がやれる子育てもいっぱいある!

「そうは言っても、どう子育てしたらいいのかわからない」

という方もいらっしゃると思います。

結論「深く考えないで、とりあえず自分のやれそうなことやってみれば」

…というのが僕の意見ですが、その具体例もいくつか提示しておきます。
多分どれも今日からやれることですので、ピンときたものからどうぞ!

20年後の日本について:まとめ

いかがでしたか?あなたの予想と同じものはあったでしょうか?

自分で言うのもなんですが、そんなに的外れなものでもないかなーと思います。笑

未来や将来について考えると辛くなることが多い時代ですが、
辛くなることが予想できるからこそ、楽しくなるように対策を打つこともできます。

それが自分のことなら目を背けたりする人も多いと思いますが、
自分の大切な人や子どもの未来・将来と考えたら、どうでしょうか?

20年後の未来が幸せな時代か辛い時代か。

子どもたちが「サイコー!」と笑っていられるか「つまらない、つらい」と嘆くことになるかは、今を生きる僕たち大人にかかってます!

子どもたちの手本になれるよう、未来・将来を見据えて楽しく、しっかり準備して生きていきたいものですね。

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