『フルミスト』という新しいタイプのインフルエンザワクチンが登場しました。
フルミストは従来のように注射をしなくてもいいためか、予約が殺到。
いくつかの病院ではすでに「フルミスト予約在庫分が終了」などのお知らせが出ているほどです。
さらに、今年(2015年)はインフルエンザワクチンの数が足りていないというニュースも出ているため、この状況に拍車がかかっているようです。
しかし、忘れてはいけません。
そもそもインフルエンザワクチンに予防効果がないことを。
従来のタイプであろうが、フルミストであろうが関係ありません。
この記事では、フルミストをはじめとしたインフルエンザワクチンの問題点と、インフルエンザの対策方法について簡単にご紹介します。
30秒でわかる記事の概要
フルミストとは?
では、そもそもフルミストとはどんなワクチンなのでしょうか?
一言で言うなら、鼻の中に吹きかけるインフルエンザワクチンです。
鼻の中にスプレーして吹きかけるだけなので簡単に接種でき、かつ注射と違って痛くないので、子どもに受けさせようとする親が多いのだと想定できます。
現に、すでにフルミストの予約受付を締め切っている病院の多くは乳幼児診療や小児科です。
また、鼻の粘膜に直接噴きかけるので、直接的に免疫を作ることができ、予防効果が非常に高いとも言われているようです。
(もともとワクチン自体に効果がないのですから、予防効果が高いかどうか以前の問題なのですが)
ワクチンに効果があるかないかは別にして、痛くないし予防効果も高いと言われれば受けたくなる気持ちも理解できます。
確かに、そういった意味では確かにフルミストは画期的なワクチンなのかもれません。
ワクチンにはインフルエンザの予防効果がない
しかしここで問題がひとつあります。
それは、冒頭にも申し上げたように、インフルエンザワクチンには効果がないということです。
これはWHO(世界保健機関)が正式に明言しており、厚生労働省のホームページでもインフルエンザワクチンは予防効果がない(見込めない)ことは明記されています。
インフルエンザにかかる時はインフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。
※出典:厚生労働省 インフルエンザQ&A
influenza vaccine may be less effective in preventing illness but may reduce severity of disease and incidence of complications and deaths.
上記引用の通り、インフルエンザの予防効果自体が見込めないことに加え、副作用があると度々指摘されていることも見逃せません。
インフルエンザはまるで風邪とは別物に扱われていますが、
単なる症状のひどい風邪なのです。
風邪をひいてもワクチンを使用しないように、
インフルエンザワクチンから猛毒の除草剤成分が検出!
さらに悪いことに、インフルエンザワクチンからモンサント社の猛毒除草剤成分『グリホサート』が検出されたという、衝撃的なニュースもありました。

このニュースが指すように、インフルエンザワクチンは効く・効かないどころの話ではありません。
それ以前に、体に入れてはいけない猛毒だということが証明されたのです。
インフルエンザを予防するための、免疫力強化法まとめ
ではワクチンがダメなら、どうすればインフルエンザは予防できるのでしょうか?
厚生省のホームページにもありますが、最大のポイントは免疫力の強化です。
ここでは、免疫力を強化できる具体的な方法を3つご紹介します。
インフルエンザの予防法1:ファイトケミカルを摂る
まずはファイトケミカルを摂ること。
ファイトケミカルとは、野菜や果物の皮などに多く含まれる色・匂い・渋みなどの成分です。強い抗酸化効果を持つので、体の免疫力を高めてくれます。
耳慣れない名前ですが、カテキンやリコピンと言えば、聞いたことがあるのではないでしょうか?
ファイトケミカルを摂るには、オーガニックの野菜・果物を摂る、丸ごと食べるなどいくつかコツがあります
詳しくは下記の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

インフルエンザの予防法2:タンパク質を摂る
続いてはタンパク質。
タンパク質は人間の体の材料になる重要な成分。
ウィルスを防ぐ第一関門とも言える、口や鼻の粘膜もタンパク質でできています。
つまり、タンパク質を摂ることで免疫力を高めることが可能になるわけです。

タンパク質を効果的に摂るには、オーガニック素材の植物性プロテインがおすすめ。
植物性なら上記のファイトケミカルも含むため、免疫力アップの相乗効果が期待できます。
インフルエンザの予防法3:寝る環境を整える
最後は寝る環境。眠りの質を上げることも、とても重要です。
人間の体が休まるのは一日の中で唯一、寝ている間だけ。眠りの質が低ければ、疲労が蓄積して体力が落ちたり免疫力の低下に繋がります。
眠りの質を高めるポイントは3つ。
就寝する時間、睡眠時間、寝室の環境です。
体の回復を促す成長ホルモンの恩恵を最大に受けるためには、12:30までに就寝し、7時間半くらいの睡眠時間がベストとされています。
また、寝室は家中で一番ダニやノミなどのアレルゲンやハウスダストが多い場所。これを取り除くのに手っ取り早いのは、空気清浄機を導入することです。
ただし、空気清浄器なら何でもいいというわけではありません。選び方については、下記の記事にまとめていますので合わせてご覧ください。

就寝する時間、睡眠時間、寝室の環境の3つにこだわれば、快適な睡眠が得られます。
寝る環境の大切さについては下記の記事もぜひ合わせて読んでみてください。

インフルエンザワクチン・フルミストについて:まとめ
フルミストであろうが、従来の注射タイプであろうが、インフルエンザワクチンに効果がないことに変わりありません。
インフルエンザの最強の予防策は、免疫力の強化であり、それを実現できるのは生活習慣の改善です。
今回ご紹介した3つのポイントを実践し、インフルエンザ流行に負けない体を作りましょう。
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