「インフルエンザワクチンの予防効果は15%」
PHE(Public Health England/イングランド公衆衛生サービス)が2017年~2018年のインフルエンザワクチンの有効性について、上記のように発表しました。
日本では冬の風物詩とも言えるインフルエンザと予防接種(ワクチン)。
多くの人が「インフルエンザを予防するために」と受けていると思いますが、実際のところ予防効果はかなり薄いようです。
今回の記事では、
- インフルエンザワクチンの予防効果の調査結果
- ワクチンの代わりに実践したい免疫アップ法
主に上記の2点について書いていきたいと思います。
この結果を見ても、あなたはまだインフルエンザの予防接種を受けますか?
30秒でわかる記事の概要
PHEが発表:インフルエンザワクチンは15%しか効果なし!!

※ページのキャプチャ画像です。全年齢では15%の効果があったと記載されています。
改めてPHEが発表した調査結果によると、全年齢層のインフルエンザワクチンの有効性はわずか『15%』です。
※なお、以下が2018年7月18日(水曜)にイギリス政府が発表した内容のページです。
■ Flu vaccine effectiveness in 2017 to 2018 season
なお、インフルエンザワクチンの年齢別の有効性はそれぞれ以下のようになっています。
- 2歳~17歳の子ども:26.9%
- 18歳~64歳:12.2%
- 65歳以上:10.1%
ご覧のように、年齢を重ねるにつれて予防効果がなくなっていきます。
インフルエンザウィルスが変化するため、ワクチンの効果は薄くなる
上記のようにインフルエンザワクチンの効果は平均で15%しかありません。
この最も大きな理由は、インフルエンザウイルスが毎年変化することが挙げられるようです。
(そのためインフルエンザワクチンの効き目は年によって異なるとも、同発表内で述べられています。)
特にインフルエンザA型は数年~数十年単位で、突然まったく別の亜型に変わることがあるそうです。(エーザイ社運営のウイルス・菌対策研究所より)
その予測ができない以上、インフルエンザワクチンの予防効果は期待できないと言えるわけです。
インフルエンザは免疫力強化が最善の策
インフルエンザワクチンに効果が期待できない以上、予防する最善策は『免疫力の強化』です。
免疫力を強化するためには、大きく生活習慣と食事、2つの方法があります。
免疫力がUPする生活習慣
まず『生活習慣』については、栄養療法の権威・ナターシャ・キャンベル博士が著書『GAPS 腸と心の症候群』で述べているものを参考にするのがおすすめです。
同氏は、免疫力を上げるものだけでなく、下げるものも同時に解説していますので、非常に参考になります。
その内容は以下の記事にまとめていますのでお読みください。
>> ナターシャ・キャンベル博士とGAPSに学ぶ、免疫を上げるもの・下げるもの20

免疫力を上げる食事
続いて『食事』ですが、体の免疫機能を高めると証明された食品・ 飲料・ハーブを知りましょう。
※たとえば、海外では風邪薬の代わりにも処方される『エキナセア』というハーブ等。
全部で7種類の食品を以下の記事にまとめていますので、自分に合ったものを選び、インフルエンザ予防接種の代わりにお役立てください。
>> インフルエンザ予防接種の代用にしたい、免疫アップに効果的な物まとめ

最後に
繰り返しお伝えしますが、PHEの発表ではインフルエンザワクチンの有効性はわずか『15%』です。
予防効果がない上に、副作用・副反応も報告されており、さらに発がん性のある除草剤の成分『グリホサート』が検出されたという例もあるほど(※関連記事①参照)
※関連記事
Moms Across Americaというアメリカの団体が、5つのワクチンから発がん性が指摘されている除草剤の主成分が検出されたと発表しています。詳細は下記記事をどうぞ。
>> NO MOREワクチン!5種のワクチンから除草剤の主成分『グリホサート』が検出される

インフルエンザが流行するこの時期は、医療機関、テレビなどの報道機関、会社など様々な場所でインフルエンザ予防接種が勧められます。
(ちなみに、同発表でも、インフルエンザワクチンが受けられる人は受けてほしいと結ばれています)
しかし安易に打つのではなく、
- 予防効果がほぼ期待できない
- 重大な副作用・副反応も報告されている
- 発がん成分『グリホサート』が検出された例もある
こうした事実があることを認識しご自身で判断・決めることが求められます。
合わせて読みたい:インフルエンザ・風邪の予防に関する記事
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