病気は身近に潜む!コンビニ・スーパー食品に含まれる危険な「神経毒」×5つ

コンビニ スーパー 食品 危険 体に悪い

「コンビニやスーパーで売られている食品は体に悪い」

…とはよく言われますが、その理由は様々。

砂糖食品添加物トランス脂肪酸、大量の糖質などがその例ですが、実は私たちの神経を脅かす「神経毒」が含まれているということをご存知ですか?

しかもそれが私たちがテレビCMなどでよく見かけ、普段の食事で口にするものなのです!

その神経毒というのが、

  1. アスパルテーム(人工甘味料)
  2. グルタミン酸ナトリウム
  3. ジアセチル
  4. アルミ
  5. 水銀

…の5つです。

今回はコンビニ・スーパーの食品に含まれる『神経毒』の中でも特に身近で危険な5つを解説します。



はじめに:神経毒とは?

神経毒 

まずはじめに神経毒の定義について述べておこうと思います。

神経毒とは呼んでそのまま体内に入ることで神経細胞に異常や障害を起こす物質のこと。

わかりやすい例として、フグなどに含まれる『テトロドトキシン』が挙げられます。

神経毒を摂取することで起きる症状

神経毒の主な症状は『麻痺』でが挙げられます。

手足や唇などの痺れや、脳に麻痺が起きれば言語障害や認知障害に発達しますし、心臓に及べば心筋梗塞を起こし死亡します。

前述のテトロドトキシンは、摂取後すぐに指先などの痺れが起こり、その後急速に症状が進行し、24時間以内に死亡することが多い毒として知られます。

神経毒は、種類によってその症状は異なりますが、神経の機能を脅かす大変恐ろしい存在です。

コンビニ・スーパーの食品に含まれる身近な『神経毒』

では、ここからは冒頭で挙げた5つの身近な神経毒について、より詳しく見ていきましょう。

1:アスパルテーム(人工甘味料)

人工甘味料

アスパルテームは砂糖の代用品として開発・使用されている人工甘味料です。

アミノ酸由来で、砂糖の200倍の甘みを持っています。(※関連記事①を参照)

『砂糖ゼロ』『糖質オフ』とうたった製品があれば、それはほぼ例外なくアスパルテームをはじめとした人工甘味料が含まれています。(※関連記事②を参照)

どのように作用する?

アスパルテームは体内でメタノールに分解されます。

そして、メタノールは発癌物質および神経毒として有名な『ホルムアルデヒド』にも変換されます。

ホルムアルデヒドは家具や建築資材に含まれ、大量に吸えば呼吸困難を引き起こすことも知られています。

最近は糖質制限ブームの煽りを受け、あらゆる食品・飲料が『砂糖ゼロ』『糖質オフ』が当たり前。

最も身近で危険な神経毒といえるでしょう。

2:グルタミン酸ナトリウム

グルタミン酸ナトリウムはいわゆる『うま味調味料』のこと。

有名な製品でいうと、◯の素がその典型です。

他にも、カップラーメン等のインスタント食品全般、かまぼこやハムベーコンウインナー等の加工食品には必ずと言っていいほど含まれています。

どのように作用する?

グルタミン酸ナトリウムも過剰摂取による影響が考えられ、興奮毒として作用する可能性が指摘されています。

また、200万部を売り上げたベストセラー書籍『買ってはいけない』でも、

「生後10~12日のマウスに体重1kgあたり0.5gを投与すると52%に、1gを投与すると100%に神経細胞の損傷や破壊が起こった」とあります。

グルタミン酸ナトリウムは、近年では「調味料(アミノ酸等)」と略して表示されていることが多いため、見分けるのが困難。

きゅうり かぶ 浅漬け

※市販の漬け物の原材料名にも「アミノ酸等」の文字が

そのため、ある意味では最も避けるのが困難な恐ろしい神経毒と言えるかもしれません。

3:ジアセチル

ジアセチルは、電子レンジで作るポップコーンやスナック菓子の風味をつけるために用いられる人工香料です。

また、ビールなどのアルコール飲料、発酵食品の製造過程で発生することがあります。

※他に『加齢臭の原因』として知られる。

どう作用する?

ジアセチルは『血液脳関門』と呼ばれる、脳にとって有害な物質が侵入するのを防ぐ箇所を通過してしまう可能性があるため、危険とされています。

血液脳関門を通過したジアセチルは、脳内でβアミロイドを作り出し、アルツハイマーのリスクを増大させると考えられています。

ジアセチルは他の4つに比べれば接触する機会は少ないと言えるかもしれませんが、これもまた非常に危険な神経毒。

若年性アルツハイマー(※関連記事③を参照)が低年齢化する昨今、気をつけておく必要のある神経毒です。

4:アルミ

アルミは、呼んでそのまま『アルミニウム』のこと。

アルミ缶を連想するため、一見したところ食品の中には含まれていないように思えますが、実はごく身近なもの。

パンやケーキの膨張剤として使われる『ベーキングパウダー』の原材料の一部だからです。

また、水道水やミネラルウォーターなどの飲料水にも含まれていることがあり、先述した炭酸飲料やお酒などのアルミ缶にも含まれるため、飲料中に溶け出す可能性が指摘されています。

どう作用する?

アルミもまた脳神経細胞に悪影響を及ぼす作用がいくつも指摘されています。

特に多く見られるのがアルツハイマー病です。

2015年の研究では、慢性的にアルミを摂り続けるとアルツハイマー病のリスクが71%も高くなることが指摘されています。

その他、アルミニウムとアルツハイマー病の関連性を取り上げた研究でも、いくつもの例が報告されています。

日常的にお菓子やケーキを食べる習慣のある方、缶のジュースやお酒を飲む習慣のある方は要注意です。

5:水銀

水銀 魚 まぐろ

最後に水銀です。

水銀は食品添加物には含まれませんが、魚などの魚介類に蓄積する物質です。

北海道立衛生研究所によれば、特に水銀濃度の高い魚としては、

  • メカジキ(0.71)
  • キンメダイ(0.54)
  • クロマグロ(0.53)
  • メバチマグロ(0.54)
  • エッチュウバイガイ (0.49)

※()=水銀濃度、単位:ppm

…等が挙げられるとのこと。

どう作用する?

水銀は代表的な神経毒として知られ、記憶喪失、うつ病、不安障害、視野や運動能力の異常、手足や顔面のしびれ等、その症状は多岐に渡ります。

なお、同研究所によれば「水銀濃度は低いレベルで推移しており、安全性に問題はないものと思われる」とのことですが、水銀は蓄積性のある毒のため、注意は必要です。

かといって、良質なオメガ3が摂れる代表的な食品である魚を全く摂らないのは本末転倒。

養殖サーモン等の養殖魚(※関連記事④を参照)を避け、水銀濃度の比較的低い、アジ・イワシ・カツオな どの青魚を食べるようにすると良いようです。

まとめ

以上のように、神経毒が私たちの身近なところに多く存在します。

すべては避けることは確かに難しいですが、知っておくことで多くの病気のリスクを避けることが可能になります。

買い物の質は、健康の質に直結します。

危険なものを知り、避けることで、あなたとあなたの大切な人たちの健康を守りましょう。

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