『51.2%』
この数字が何を意味するかご存じでしょうか?
答えは、あるアンケートで「子どもが大人になったとき自立できるか不安である」と回答した親の割合だそうです。(小1~高3生の子どもを持つ親による回答)
※出典:ベネッセ教育総合研究所
『自立』と言っても、経済的な自立や精神的な自立など色々ありますが、
その中でもやっぱり一番気になるのは、健康的な意味での自立ではないでしょうか?
健康な体がなければ、経済的な自立も精神的な自立もできないのですから。
しかしながら、そんな親の願いに反して残念ながら現代の日本の子どもはとても健康的とは言えません。
この記事ではその理由はこれからご紹介する、子どものかかっている病気を見れば明らか。
親なら知っておきましょう!
30秒でわかる記事の概要
現代の子どもが抱える病気
現代の日本の子どもがかかっている病気をを9つ、順にご紹介します。
健康的な自立を子どもに促すためにも、まずはその事実を僕たち親がしっかり受け止めましょう。
その1:年間600人がガンを発症する
10代後半の子どものうち、なんと年間600人が何らかのガンを発症しています。
特に多いのは白血病や脳腫瘍だとか。
ガンはおよそ1万人に1人の割合で発症すると言われており、発症する確率は低いのですが、
年間600人というのはひとつの学校の生徒全員がガンになるようなもの。
決して少ない人数ではありません。
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その2:4人に1人が食物アレルギーを持っている
小学校から高校までの公立学校で調査を行ったところ、
食物アレルギーを持っているという子どもは45万3962人。
これは、4人に1人が食物アレルギーを持っているということ。
なんと直近9年間で2倍にも膨れ上がっています。
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その3:5歳までに花粉症が発症する確率が40%
現在、3人に1人の割合で子どもが花粉症にかかっていますが、
そのうち5歳までに発症したという子どもは、なんと約40%にも上ります。
春先に、まるでゴーグルのようなメガネと分厚いマスクをしている子どもの姿は珍しくなくなりました。
免疫力が異常に低い子どもが増えた何よりの証拠です。
※関連記事:ヨーグレットが花粉症に効果があるとは言えない4つの理由。

その4:うつ病を抱える割合が3~8%
日本の10代の子どものうち、3~8%はうつ病を抱えています。
これが小学生ごろ~19歳までの期間になればさらに増え、なんと20%の子どもがうつ病を経験するとされています。
不登校・引きこもりもうつ病によるところが少なくありません。
※関連記事:抗うつ剤は効果なし!抗うつ剤が【逆効果】であると証明する2つの研究

その5:小学生以下の子どもの10%はアトピー
小学生以下の子どものうち、10%はアトピー性皮膚炎にかかっています。
これはなんと65万人にもなります。
多くの子どもは5歳くらいまでにアトピーが発症し(この事実も問題!)、
小学生頃には回復するような傾向にあるとのことですが、
僕のように小学生ごろに発症した場合はその先ずっと苦しめられる可能性が非常に高い傾向にあります。
もともとアトピーにならないようにすることが一番重要ですが、大人になってからでもアトピーは必ず治せます。
※関連記事:アトピー改善法×全11個!僕がアトピーを12ヵ月で完治させた全手順

その6:100人に1人が先天性の心臓疾患
新生児の100人に1人は、生まれつき心臓に疾患を抱えていると言われています。
原因のほとんどは母親の食生活や生活習慣の乱れによるもの。
タバコを吸ったり、お酒を飲んだり、糖質や食品添加物たっぷりの食品を食べたり、薬を服用したりすることで、
遺伝子に異常が生まれ、愛する我が子の命に関わる事態にまでなってしまいます。
関連記事:妊婦さんは糖質の摂り過ぎに注意して!我が子が生まれながら心臓病に!

その7:小児の10%が貧血
6歳以下の小児、いわゆる幼稚園児のうち10人に1人は貧血です。
この年代の子どもが貧血状態が続くと、言語障害や学習障害、運動神経の発達に影響を及ぼすとされていますので注意が必要です。
小児の場合はまだしも、これが新生児の場合はショック症状を引き起こし命に関わる事態です。
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その8:男の子の10人に1人は肥満
6歳~17歳の男子のうち、10人に1人は肥満です。
ちなみに、男子は15歳が最も肥満の割合が高く13.5%、女子では12歳で9.8%となっています。
さらに驚くべきは『太り気味』と『肥満』を合わせた割合です。
男子は22.6%、女子は25.4%がこれに該当し、今や17歳以下の女の子は、4人に1人がいわゆるデブと言われる状況にあるのです。
調査開始当初に比べて、女子は2倍、男子は3倍に増えているとか。
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その9:小学生の20%は近視
2012年のデータによれば、小学生の近視(視力:0.7未満)の割合は20%。
1979年に比べて約3倍に増えています。
主な原因としては、スマホや携帯ゲーム機などの普及があげられます。
目に大きな負担をかけるブルーライトに晒される時間が一気に増えたため、当然の結果と言えます。
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食生活・生活習慣の改善のススメ
怖いものものばかりで信じたくなくなりますが、これらはいずれも実際に日本の子どもに起きている病気です。
とはいえ、これらは現代の食生活と生活習慣の乱れが引き起こした結果。
この2つを改善することで、これらの病気のリスクから子どもを守ることができるはずです。
子どもの健康面での自立は、健康な体と、それを支える食生活・生活習慣が大事。
今回ご紹介したような状況に、我が子が陥ってからでは遅すぎます。
後悔しないように、事実を知って、そしてまずは僕たち親が模範となって行動しましょう!
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