これぞ正に『子育ち』!1歳の長男に学んだ、大人に足りない8つの大切なこと。

子育ち 子ども

『子育ち』という言葉をご存知ですか?

子育てではありません。『子育ち』です。

子どもは勝手に育つものであり、親(や周りの大人たち)は子どもの育つ環境を整えてあげるものという考え方で、僕もこれを実践しようと努めている一人です。

僕が思う子育ちの素晴らしさは、子どもの能力の高さに気づき、自分自身が成長できること。
子育ちを実践すると、「子どもを育てているようで、実は僕たち親の方が子どもに育てられている」と気づかされます。

我が家の長男はまだ1歳ですが、驚き、学ばされることが本当にたくさん。
我が子ながら、子どもの能力は大人なんかと比べものにならないと本当に尊敬しています。

今回はその中から、特に「これは!」と思った教訓を8つピックアップしてご紹介したいと思います。



子どもって天才!1歳の長男に学ぶ、大人に足りない8つのこと。

その1:考えるよりまず行動

子ども 行動力

子どもは直感力の塊。
あれこれ考えず、とにかくまず行動し、起きたことに対処します。

多くの大人は、失敗やリスクを延々と考えるだけで終わってしまい、もしくは考えもせず行動できずに終わってしまいます。

つべこべ言わずに、まずはやる!
考えるのは何かが起こった後!

何が起こるかなんて誰にもわかりません。僕たち大人にはこれくらいの感じがちょうどいいのかもしれません。

その2:常に前向き

子ども 前向き

失敗しても、痛い目にあっても、悔しいことや悲しいことがあっても、全然気にしません。
常に前向きです。

長男は僕に叱られても、「もういいよ。わかったね。えらいね!」と許してあげると、すぐに笑顔になっていつもの調子(元気)に戻ります。

一方の大人は、目の前で起きる出来事にいちいち一喜一憂してばかり。
少し嫌なことがあれば、それを引きずって他人に当ってしまったり、物事を悪い方にとらえてしまったり、そうしてるうちにどんどん立ち直るのが難しくなっていきます。

目の前で起きた出来事は、現象でしかありません。それをどう捉えるかは自分次第!

だったら、前向きに捉えた方がずっと楽しいに決まっていますよね。

その3:素直

子ども 素直

とにかく素直です。
僕や妻が言ったこと、お願いしたことはすぐに実行してくれます。
※自分がどうしても納得いかないことや、眠い時などはぐずって反抗的になりますが。

素直なだけに、本当は間違っていることや悪いことも、言われたらすぐに実行してしまうため、
僕たち大人が間違ったこと・悪いことはできないなという戒めにもなります。

大人は年齢を重ねればどんどん頑固になり、たとえそれが正しいことだとしても全く人の意見を聞かなくなりますよね。

相手を疑わず、信じてすぐ行動!
これって本当にすごいことです。

その4:人の真似をして覚える

子ども 真似する

言葉もしぐさも、僕たち大人の真似をして覚えます。

『物事は他人のコピーをすることが第一歩』とはよく言いますが、子どもは正にこれ。何でもすぐに真似をします。

何でも自己流でやり、やった気になったり、「やっぱりダメじゃん」とすぐに投げ出してしまう大人って本当に多いものです。

何かを始める際は、その道で成功している人の真似をするのが一番。
完璧に真似をできて初めて自分自身のオリジナルというものが生まれるのではないでしょうか。

子どもはものまねの天才。
それだけに、僕たち親はもちろん、周囲の大人や付き合う友達もきちんと選ばなければいけないなと、最近特に思うのですが。

その5:何にでも興味を持つ

子ども 好奇心

好奇心旺盛とは、子どものためにある言葉でだと思います。

色々なものを見て、触れて、感じて、吸収して、大人には考えられない早さでどんどん成長します。
彼の目には何もかもが新鮮に見えるため、きっと面白くて仕方ないのでしょう。

僕たちは、自分の興味のある話題に対しては食いつきますが、
初めてのことに対しては興味を示さなかったり、敬遠してしまうことが多いもの。

無関心ほどつまらないものもありません。
いくつになっても、色々なことに目をキラキラ輝かせる人間でありたいものです。

その6:遠慮は損

子ども 遠慮

息子の辞書に『遠慮』の2文字はありません。

食べたいもの、欲しいものが目の前にあれば、全力でそれを手に入れようとします。

日本人には遠慮の文化が染み付いていて、本当は欲しいものでも、それが欲しい誰か他の人のために遠慮したりするのはよくあること。
遠慮という行為は、確かにとても素敵な一面がある一方で、チャンスを逃してしまうことにも繋がります。

その点、息子は絶対にチャンスを逃しません。
欲しいものは泣いたり喚いたりしてでも「欲しい!」と主張し、手に入れれば満面の笑み。
とても達成感に溢れた表情をします。

譲るという行為は良くても、遠慮は損です。
本当に欲しいものだけは、全力で手に入れに行かなければ!

その7:意思表示をはっきりと

子ども 意思表示

とにかく意思表示がはっきりしていて、顔を見ればすぐに何がしたいのかが分かります。

先ほどの『遠慮は損』に通じる部分がありますが、息子を見ていると、欲しいものだけでなく、やりたくないことについても「嫌だ」という意思表示をすることはとても大切なことだと思い知らされます。

本当は嫌いなものを「苦手だ」と言う
理不尽な仕事を「できない」と断る
苦手な上司や同僚からの誘いを「ごめんなさい」と断る

大人は日常の中でこんな場面に多く出くわし、その度にYes・Noの葛藤に苛まれます。

本当はやりたくないのに自分の意思と反して「Yes」と言ってしまうことは、相手にとってもマイナスになるということを忘れてはいけません。

もちろん言い方は考えなければいけませんが、Yes・Noの意思表示をすることはとても大切なことです。

その8:限界を決めない

子ども 限界

自分の限界を決めません。
より正確に言うなら、限界を知りません。
「これくらいでいいだろう」とか「これ以上はやめておこう」と加減をすることは一切ありません。

常に全力で遊び、全力で泣き、全力で泣き、そして疲れたらパタッと寝ます。

自分の限界を知ることは、自分の身の安全を確保するという長所もありますが、逆に言えばそれくらいです。

「これくらいでいいだろう」とか「これ以上はやめておこう」とブレーキをかけることは、過去の自分の基準値に合わせること。
つまり、過去の自分に対して「まいった。降参だ」と白旗を上げているようなもの。絶対に成長することはありません。

自分の限界を決めずに常に全力!
これが、息子を見ていて毎日実感していることです。

子どもから学ぶ大人に足りないこと:まとめ

あなたはいくつ当てはまりましたか?

ちなみに僕は8つ全てが当てはまりました。笑
だからこそ、こうした記事を書くに至ったわけです。

これらを自然にやってのける子どもって本当にすごい!
長男の凄さに打ちひしがれて「うおー!がんばんなきゃ!」と思うことが、これからはますます増えることでしょう。

「パパみたいになりたい!」と言ってもらえるような素敵な大人になれるよう、これからも子どもと一緒に成長していきたいと思います。

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