あなたの家の空気は大丈夫ですか?
両親・兄弟姉妹・恋人など、家族間の雰囲気のことを言ってるのではありません!笑
普段吸っている、その空気の質のことです。
私たちが普通に生活を送っている限り確実に空気は汚れ、やがて深刻な病気を引き起こすことも少なくありません。
健康意識が高まる昨今ですが、食べ物や飲み物の質にはこだわっても、空気の質にまでこだわっている方というのはまだまだ少ないように思います。
空気は無くてはならないものです。
人間は何も食べなくても、水があれば4~5日程度は生きられるそうですが、空気はそうはいきません。30分吸わないと脳死に至るほど重要なものです。
そこで今回は、私たちの家の空気を汚す原因と、その対策法をご提案したいと思います。
30秒でわかる記事の概要
空気を汚す原因とは?
前述の通り、室内の空気は汚れています。
こう言われてもピンと来ないかもしれませんが、空気を汚す要因は、どれもあなたの普段の生活習慣に密接したもの。
では、具体的に何が空気を汚しているのかを見ていきましょう。
空気を汚す原因1:外気そのもの
まずは外の汚れた空気そのもの。
ドアや窓の開け閉め、人間の出入りで外気はかんたんに室内に入ります。
街中の排気ガスや、ゴミやチリはもちろん、花粉やPM2.5、黄砂などにも気をつけたいものです。
これらは洗濯物にも付着するため、最も身近で最も大きな原因と言えるでしょう。
空気を汚す原因2:ダニ、ノミの糞や死骸
ダニやノミは強力なアレルゲンで、アトピーやアレルギー性疾患を引き起こす原因になるもの。特に、寝室の布団・枕はダニやノミの温床です。
布団・枕はただでさえダニやノミがうようよ居るのに、寝ている時は呼吸が深くなりますので、より多くのアレルゲンを体に取り込むことになります。
空気を汚す原因3:家電製造の際に使われる劇薬
高性能な家電は製造時に必ず劇薬が使われます。
精密機器に必ず使用される基盤の製造には、なくてはならない物なのだそうです。
家電には熱の排出口が必ずありますが、ここから空気中のゴミがテレビやPC、オーディオの中に入ります。
あとはご想像の通りかと思いますが、このゴミが劇薬に触れて有害なものとなり、再び排出口から室内に戻されるというわけです。
空気を汚す原因4:ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドとは、建材や家具に使われる塗料や接着剤に含まれる化学物質のこと。
これらは少しずつ空気に漏れ出し、目や気管支を痛めつけたり、ひどい場合は呼吸困難を引き起こします。
法律によって規制されていない平成15年以前に建てられた住宅は要注意です。
空気を汚す原因5:タバコの煙
タバコの煙も空気を汚します。家庭内に喫煙者が一人でも居る場合は要注意です。
タバコは喫煙者自身はもちろん、副流煙により周囲にも悪影響が出ることは有名な話。
また最近では、喫煙者がその場に居なくても、壁や衣服、車の中などに付着した煙によって健康被害が出る(サードハンドスモークと呼ばれる)とも指摘されています。
空気を汚す原因6:カビや微生物
カビや微生物にも要注意。
特にカビは非常に小さい胞子をまき散らすため、エアコンのフィルターを通り抜けて、エアコンの内部に付着します。
湿気の多い梅雨の時期にはもちろん、汚れたエアコンを数ヶ月ぶりに使用する冬の時期にも注意が必要です。
空気を汚す原因7:ペットの抜け毛・フケ
アレルギー物質という意味では、愛犬・愛猫の抜け毛やフケにも気を付けましょう。
特に室内で飼うことの多い猫には注意。
リビングやダイニング、寝室と家中のどの部屋でも一緒にいることが多く、また、猫の毛は、細く軽いので空気中に漂いやすく、吸い込むリスクが高くなります。
空気を汚す原因8:柔軟剤や消臭スプレー
衣服の消臭スプレー(ファ◯リーズ)や柔軟剤など、香りの強いものにも注意しましょう。
これらの香りの元は合成化学物質。頭痛や目まいなどの化学物質過敏症を引き起こす原因になります。
特に最近は香りの強い柔軟剤ブームでより化学物質にさらされる危険が高いと言えるでしょう。
空気を汚す原因9:家具のプラスチック繊維
家具に含まれるプラスチック等の繊維も、空気を汚すことが判明しています。
これは、英国のヘリオットワット大学が行った研究により明らかになっており、たった20分食事をするだけで、毎食・約100個ものごく微小なプラスチック繊維が体内に取り込まれるのだとか。
これを年間に換算すると約6万8000個以上にも及び、このプラスチック繊維はソファやイス等の家具の合成繊維に由来するものだったとのことです、
※本研究について詳しくは『あなたは毎食100個プラスチックを食べている!その危険性・避け方を知る。』をご覧ください。
空気清浄機のすすめ
このように、人間が生活する限り空気は汚れます。
とはいえ、閉じこもってばかりも居られませんし、テレビ等の家電が一切ない暮らしは考えられません。
ダニやノミが絶対にわかない布団や枕なんてありませんし、家を出て野宿するのも現実的ではありません。
そこでおすすめなのが空気清浄機。
しかし、一般家庭における空気清浄機の普及率は2013年度時点で、わずか45%程度。中には「空気清浄機なんか効果がないでしょ」と、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは思い込みに過ぎません。
日本ではほとんど知られていませんが、空気清浄機には『CADR』という世界基準があり、この基準をクリアした空気清浄機は確かに効果を発揮し、生活の質を向上させてくれるのです。
空気清浄機の世界基準『CADR』とは?
CADRとは、Crean Air Delivery Rateの略。
キレイな空気をいかに多く供給できるかを表した数値のことです。
アメリカ、ドイツ、フランス、スペイン、中国、シンガポール、フィリピンでは空気清浄機に関する基準として導入されています。
詳細は下記の記事にまとめてありますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

CADRを知らず、この基準を通っていない国内の有名メーカー製品をなんとなく選ぶのは非常に勿体ないことです。
実際、CADRをクリアした空気清浄機を使い始め、
- 眠りが深くなった
- アトピーが良くなった
- いびきをかかなくなった
- 咳が出なくなった
など、その効果を実感できたという声が数多く聞かれます。
本当に良いものはなんとなくではなく、確実に効果を実感させてくれます。
国内の有名家電メーカーのものを買えば、安物買いの銭失いになりかねません。
空気清浄機は、世界基準『CADR』を基準に購入することをおすすめします。
空気を汚す原因について:まとめ
人間が生活をしている限り、室内の空気は確実に汚れていきます。
当たり前に存在しすぎていて、ないがしろにされがちな空気ですが本当は最もこだわるべきもの。
空気を変えることで、日常生活の質を大きく変えることができます。
ここまで読んでいただき、「やっぱり空気って大事だ!」と実感いただけた方は、ぜひ空気清浄機にもこだわっていただきたいと思います。
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