天然の抗ガン剤!ファイトケミカルを上手に摂る4つの秘訣

ファイトケミカル ガン

ファイトケミカルという成分をご存知ですか?

近年、第7の栄養素として注目を浴びている、植物の色・匂い・渋みなどの成分です。

ファイトケミカルの最大の特長は抗ガン作用にあり、まさに『天然の抗ガン剤』ともいえる優れた成分です。

現代は、日本人の2人に1人はガンにかかり、3人に1人がガンで亡くなる時代。最近では、有名人の方もガンにかかったというニュースを本当によく耳にします。

  • 川島なお美さんの肝内胆管ガン
  • 北斗晶さんの乳ガン
  • 今井雅之さんの大腸ガン
  • 黒木奈々さんの胃ガン

ガンは生活習慣の乱れが引き起こす、いわゆる生活習慣病の一種。

食事や生活環境の乱れは、私たち一般人だけでなく有名人にも及び、非常に深刻な問題になっています。

これではガンが多発するのも無理はありません。

そこで今回は、天然の抗ガン剤ともいえるファイトケミカルを上手に摂取するための秘訣を、4つご紹介します。



はじめに:ファイトケミカルとは?

秘訣をご紹介する前に、まずはファイトケミカルとは何か知っておきましょう。

ファイトケミカルは、前述の通り、植物の色・匂い・渋みなどの成分です。

聞き慣れない名前ですが、実は意外と身近にあり、リコピンカテキンという名前なら聞いたことがあるのではないでしょうか?

リコピンはトマトの赤い色素、カテキンはお茶の渋み成分のことで、実はどちらもファイトケミカルの一種なのです。

ガンをはじめ心臓病や脳卒中などの生活習慣病の最大の原因は、『活性酸素』という物質だと言われています。

この活性酸素を効果的に除去してくれるため、ファイトケミカルは正に『天然の抗ガン剤』ともいえる成分。

また、ファイトケミカルは、近年、様々な研究が行われており、ガンを事前に予防することはもちろん発病後の治療にも使用されるなど実用化も進んでいます。

ファイトケミカルを上手に摂る、4つの秘訣

それでは、ここからはファイトケミカルを上手に摂るための秘訣を順に4つご紹介します。

その1:無農薬やオーガニック栽培の野菜・果物を選ぶ

オーガニック 野菜

まずは、野菜や果物の質そのものが重要です。

野菜や果物そのものに栄養がなければ、食べても意味をなしません。

現代の野菜は、戦後に比べ栄養が半分も含まれておらず、一般のスーパーで売っているような野菜・果物では十分な量を摂ることは絶対にできません。

また、ファイトケミカルは皮や種などに多く含まれますが、これらは農薬の影響を特に受けやすく、残留農薬が多い部位です。日本は世界トップの農薬大国ですから、この影響は決して無視できません。

残留農薬ランキングを参考に、必ず無農薬やオーガニック栽培の野菜・果物を選ぶようにしてください。

無農薬やオーガニックと聞くとなんだか敷居が高く手に入りづらそうに思えますが、意外と手軽に買うことができます。

スーパーでの取り扱い量も増え、宅配野菜サービスも近年多くの企業が参入しています。

ちなみに我が家では、自家栽培の野菜を分けてもらったり、パルシステムで新鮮な野菜を宅配してもらっています。

パルシステムのような宅配サービスは、毎週新鮮な食材を自宅まで届けてくれるので本当に便利です。

私は受け取ることはほとんどありませんが、自宅で家事をやってくれている妻はとても重宝しているようです。

その2:野菜や果物は丸ごと食べる

次に重要なのは、丸ごと食べることです。

前述しましたが、ファイトケミカルは皮や種、茎など、普段捨てることが多い部位に多く含まれます。

そのため、これらの部分を捨てずに丸ごと調理・食べることで、気軽に、かつ上手に摂取することができます。

しかし種や茎などは食感も味も良くないため、なかなか食べるのは難しいもの。

そのため我が家では、皮付きでも調理のしやすいじゃがいもやにんじんなどはそのまま調理。

それ以外の野菜や果物の茎や種、皮などはベジブロス』にして料理するようにしています。

ベジブロスは、野菜や果物の余った部分で作る出汁のようなもの。

ファイトケミカルが満載で、味噌汁やスープ、肉じゃが等色々な料理の下味として使え、非常に便利です。

とても簡単にできるので、ぜひ一度作ってみてください。

>>べジブロスの作り方・ベジブロスを使ったレシピ集はこちら。

その3:色々な種類の野菜・果物を食べる

オーガニック 野菜

特定の野菜や果物に偏らず、色々な種類のものを食べることも大事です。

コツは、5色の野菜・果物を同時に食べることです。

5色の野菜・果物の例

 トマト、赤ピーマン、いちご、リンゴ、ラズベリー 等
黄色 かぼちゃ、にんじん、とうもろこし、オレンジ、レモン 等
 葉もの野菜、ピーマン、ブロッコリー、キウイ 等
 ナス、ブルーベリー、紫キャベツ、ぶどう 等
 きのこ類、ニンニク、ネギ、梨 等

上記の表を参考に、これらの5色の野菜・果物を一緒に食べるようにしましょう。

一緒に食べるといっても、同時に口の中に入れるというわけではありません。1食中に5色の野菜・果物をできるだけ食べるようにすればOKです。

ファイトケミカルは複数の種類を同時に摂る事で相乗効果を生むことが分かっており、また、食べ物の偏り=栄養の偏りも意味するため、これを防ぐ意味でも非常に有効な方法です。

サッカーはフォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーと複数のポジションがあって初めてチームが機能します。

同じようにファイトケミカルなどの栄養素も、複数の栄養素がチームとなって機能するのです。

誰にも好き嫌いはあり、どうしても自分の好きなものにばかり偏ってしまいがちですが、できるだけ多くの種類の野菜・果物を一緒に食べるようにしましょう。

※関連記事:5歳の子どもも解っちゃう!7大栄養素の効果を”車”にたとえて解説。

その4:サプリメントで補う

サプリメント オーガニック ファイトケミカル

※出典:amzon ニューサイエンス

最後はサプリメントです。

本当はここまでご紹介してきた3つを守っていただくのが良いのですが、私を含め、何かと忙しい現代人はなかなか全てをこなすことは難しいもの。

そこでおすすめなのがサプリメントを飲むこと。

持ち運びもでき、飲むだけで栄養を摂取できるので、忙しい現代人には最適な手段と言えます。

ただし、サプリメントなら何でも良いというわけではありません。

日本製のサプリメントで多いのが下記のような製品ですが、これらの条件に当てはまるものは選ばないようにしましょう。

※関連記事:ファイトケミカルを摂取できるサプリメント厳選・総まとめ

選んではいけないサプリメントの条件1:合成原料(化学原料)で作られたもの

合成原料(化学原料)で作られたサプリメントは、食品添加物などと同等。人体にとって有害な物質にもなりかねません。

必ずオーガニックの野菜や果物から作られた、天然由来のサプリメントを選びましょう。

選んではいけないサプリメントの条件2:特定の栄養素だけのもの(例:グルコサミン単体、ビタミンのサプリメントなど)

国産 サプリ おすすめ

先ほども書いたように、栄養素はチームで機能します。そのため、特定の栄養素だけを摂取しても体にうまく吸収されません。

複数の栄養素をまとめて摂れる、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを選ぶようにしましょう。

まとめ:こんなサプリがおすすめ!

以上を踏まえておすすめなのは、オーガニック原料のマルチビタミン・ミネラルサプリメント。
これに加えて、世界で最も厳しい製品の製造・品質基準『cGMP』をクリアしたものであれば、なお良いでしょう。

>>cGMPもクリア!オーガニック原料のマルチビタミン・ミネラルサプリメントはこちら。

※『cGMP』については下記の記事をご覧ください。
https://kininal.me/cgmp-supplement/

ファイトケミカルを摂る秘訣について:まとめ

今や、がん等の病気は治療から『予防する時代』へ変わってきています。

それに伴い、ファイトケミカルの存在は徐々に注目を集めてきているようです。関連書籍も続々と出版されていますので、こちらも読んでみてはいかがでしょうか。

野菜とくだもののパワー ファイトケミカルスできれいになる本

ドクター高橋の「ファイトケミカル」 病気を治すいのちのレシピ

健康で豊かな人生を送るためにも、ファイトケミカルを上手に摂りましょう!

関連記事:ファイトケミカルの基礎知識と種類について

ファイトケミカルについては、基礎知識と、ファイトケミカルの種類別に詳しく効果や、効率的な摂り方などをご紹介しています。

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