Fetch as Google
この言葉を聞いたことがありますか?
お久しぶりの投稿になります。仮面アントニーです。
「Fetch as Google」。
サイトやブログの更新に慣れている人なら一度は聞いたことのある単語ではないでしょうか?
Fetch as Googleとは、簡単に言えば、Googleの検索結果にいち早く乗るようにリクエストする機能のことを言います。
確かに便利な機能ですが、実はFetch as Googleよりもずっと速く、
Googleにインデックスをリクエストする方法があるのを知っていますか?
すぐ使えて、しかもFetch as Googleよりもずっと簡単な操作で利用できるその方法をご紹介します。
30秒でわかる記事の概要
はじめに:Fetch as Googleとは?
まずは「Fetch as Google」という機能を知らない方のために、どんな機能なのかを書いておこうと思います。
fetch as googleとは、「Search Console」というツール内の1つの機能。
Googleに「自分のサイトにこんな記事がありますよ」とお知らせする機能です。
サイトやブログで記事を新たにアップしたとしても、それはすぐにGoogleの検索結果に乗りません。
検索結果に乗らなければ、世の中の人に知ってもらえず、サイトやブログに来てもらえません。
そこで役に立つのがFetch as Googleです。
これを使えば、検索結果に乗せてもらうために、Googleに「この記事見てね」とリクエストできるのです。
ちなみに、Fetch as Googleとは直訳すると「Googleを呼んでくる」という意味のようです。
Fetch as Googleの使い方は意外に面倒。
Fetch as Googleは確かに便利ですが、使い方は意外に面倒です。
まず、ここではどう面倒なのかを知っていただくためにも、使い方を図解つきでご説明したいと思います。
「Fetch as Googleの使い方を知りたい」「Fetch as Googleってどうやって使うの?」という方も、まずはこちらをご覧ください。
※ここでは、Search Consoleにすでに登録してある前提で話を進めますのでご了承ください。
1:Search Consoleにアクセスし、「Fetch as Google」を選ぶ。
まずはGoogleの「Search Console」にアクセスします。
対象のサイトを選んだら、続いては左側のメニューから「クロール」→「Fetch as Google」と進みます。
2:ブログやサイトのページURLの、「ディレクトリ部分」をコピーする。
次に、自分のブログやサイトのページを開き(この時は、ブラウザの別のタブで開くことをおすすめします)、ディレクトリ部分だけをコピーします。
ディレクトリというのは、TOPページのURLを除いた部分と覚えておくと分かりやすいです。※下図の部分です。
上記のように、「https://kininal.me/only2things-for-investment/」というURLのうち、
「only2things-for-investment/」の部分がそうです。
3:Fetch as Googleに戻り、貼り付け→取得→インデックス登録をリクエスト
次に、Fetch as Googleに戻り、以下のように操作します。
- TOPページのURLに続く空欄の入力欄に、先ほどコピーしたディレクトリを貼り付ける。
- 「PC」もしくは「モバイル:スマートフォン」を選択し(両方やっておきましょう)取得をクリック。
- 読み込みが完了して「インデックス登録をリクエスト」が表示されたらクリック。
4:送信方法を選択して、「送信」して完了。
最後に、以下のような画面が表示されますので、「私はロボットではありません」にチェックを入れ、送信ボタンをクリックします。
なお、このとき、ロボットでないことを証明するための簡単なテストが表示されることがあります。
また、クロールの選択肢はどちらでもOKですが、「このURLと直接リンクをクロールする」は月に10回までしか使えません。
(直接リンクまでクロールしてくれるので、こちらの方がいいのですが…)
Fetch as Googleを使ったインデックスは、約25~30秒
以上で、Fetch as Googleを使ったインデックスは終了です。
所要時間を計ってみましたが、ゆっくりやって25秒くらいかかりました。
私の場合は使い方に慣れているのでこのくらいですが、慣れないうちは30秒以上かかるかもしれません。
慣れれば問題はないのですが、このようにFetch as Googleの使い方は意外に面倒です。
Fetch as Googleよりも3倍速くインデックスする「サイト送信」とは?
それでは、ここからが本題。Fetch as Googleよりも3倍速くインデックスする裏ワザを公開します。
これは、あの赤い彗星も真っ青になるくらい速いです!
その裏ワザとは「サイト送信」という、Fetch as Googleの前身となる旧機能を使う方法です。
■サイト送信:https://www.google.com/webmasters/tools/submit-url?hl=ja
ちなみに、Googleで「サイト送信」と検索すると、TOPに表示されます。
現在は「コンテンツをGoogleに送信」というタイトルになっていますが、
以前、この機能は「サイト送信」と呼ばれていたようです。
この検索結果からアクセスしてみると、
リニューアル前のGoogleの古めかしいデザインの画面が現れます。(下図)
この画面の一番上が「サイト送信」もしくは「コンテンツをGoogleに送信」になります。
クリックすると、上記でご紹介したhttps://www.google.com/webmasters/tools/submit-url?hl=jaへ飛びます。
Fetch as Googleよりも3倍速い!「サイト送信」の使い方
「サイト送信」の使い方はとてもシンプルです。
まずは先ほどのURLを開きます。すると、以下のような画面が現れます。
上記の、URLの空欄に、インデックス登録したいページのURLをそのまま全部コピーして貼り付けます。
あとは、「私はロボットではありません」にチェックを入れ、「リクエストを送信」を押せば完了。
こちらでも、ロボットでないことを証明するための簡単なテストを行うこともありますが、
Fetch as Googleよりもずっと速くインデックスをリクエストすることができます。
所要時間は約10秒。
本当に、Fetch as Googleの3倍速く操作することができます。シャアも真っ青な速さです!
まとめ:Fetch as Googleよりも「サイト送信」!
「サイト送信」の機能、ご存知でしたか?
実は私もつい最近知って、以来Fetch as Googleよりもこちらばかり使っています。
インデックスの速さはFetch as Googleと遜色ありませんし、この手軽さは魅力です。
どうもGoogle自身も忘れてしまっているような機能なので、
いつ使えなくなるかも不明ですが、ブロガーの方は覚えていて絶対に損はないと思います。
お役に立てましたら幸いです。
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