はじめに言っておきますが、自慢じゃありません。
これは僕の体験談。
体脂肪率1桁になってみてわかりましたが、痩せすぎはかえって不健康になります。
アスリートでもない限り体脂肪率を1桁に絞るのはおすすめできません。
確かに最初は喜びました。
体組成計に乗って「体脂肪率9.9%」と表示され、「よっしゃ!」と思いました。
だって、なんかアスリートみたいでかっこ良いじゃないですか。
が、その痩せ過ぎた状態で生活していくうちに、色々と悪い症状が出てきてしまい、
結果、せっかく減らした体脂肪率を戻すというなんだか無意味なことをやっていました。
今回は、体脂肪率を減らそうとがんばる人たちに知っていて欲しい痩せすぎの症状・デメリットをご紹介します。
すべて実際に僕が体験したことです。
ひとごとではありませんので共有したくて書き留めてみました。
痩せすぎの症状1:風邪を引きやすくなる
最初に感じたのはこの症状。
体の抵抗力がガッツリ弱まり、風邪を引きやすくなります。
体質改善をして以来まったく風邪を引いていなかったのに、
痩せすぎて、体脂肪が9.9%になったすぐ後に数年ぶりに風邪を引きました。
しばらく風邪を引いていなかったので、症状は軽くてもだいぶ苦しんだことを覚えています。
あまりにキツくて会社も早退してしまった程。
会社にも家族にも心配をかけたので、本当に申し訳ない気持ちになりました。
痩せすぎの症状2:疲れやすくなる
今まで一日フル稼働していたのに、夕方くらいに限界を迎えるようになってしまいました。
また、寝ても疲れが取れなくなり翌日起きてもだるさが残ります。
その結果、どんどん疲れが蓄積していくという悪循環が起こってしまうんです。
今思えば、階段の上り下りでもちょっと息があがるようになっていたようにも思います。
痩せすぎの症状3:ネガティブ思考になる
今振り返るとハッキリわかるのがこの症状です。
やる気が出なかったり、人の悪口が増えたりしていました。
たとえば、会社帰りには頻繁に人と会っていたのが、基本まっすぐ家に帰るようになったり、
通勤電車内で、他の乗客の態度にいちいちイライラしていたりしていました。
また、テレビを見ていても、出演者の辛口なコメントに対して笑っている自分がいました。
これらは恐らく脳内のホルモンバランスが崩れてしまうから。
脳の栄養も食べ物から作られますので、きちんと食べることは大事だなと痛感しました。
家族や友人や同僚などにももしかしたらイヤな思いをさせていたのかもしれません。
反省です。
結論:体脂肪率は13~15%くらいが良いと思う。
それでは最後に結論を。
成人男性の場合、体脂肪率は13~15%程度がオススメです!
これくらいが見た目と体の健康のバランスが取れる状態です(と、個人的に思っています)。
痩せすぎて体調が優れなくなってから脂肪を増やしはじめ、
現在は体脂肪率が14~15%くらいになりましたが、だいぶ調子が良いです。
前述した痩せすぎの症状3つもなくなり、とっても快適に毎日過ごせています。
以前よく言われていた「痩せたねー!大丈夫?」という声も聞かなくなっているので
見た目的にも健康的な状態なのかなと思っています。
※それでも未だに、長く会ってなかった友人には「痩せたね~!」と言われますが。かつて自分がどれだけ太ってたのかわかる瞬間です。笑
というわけで見た目と健康のバランスが取れるのは13~15%程度。
体を鍛えて筋肉質になりたいというなら話は別ですが、健康のためにも痩せたいという方はぜひ参考にいただければと思います。
すべての人が、かっこよく健康でありますように!
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