ヨーグレットが花粉症に効果があるとは言えない4つの理由。

ヨーグレット 花粉症

※出典:phytochemical.net

『ヨーグレットが花粉症に効く』という噂が、twitterを中心に流れています。

ヨーグレット 花粉症 たけすか twitter

上記のキャプチャにあるように、ヨーグレットが花粉症に効くとされている理由は、『ビフィズス菌が作用するから』というもの。

確かにビフィズス菌(乳酸菌)が花粉症に効果があることは、いくつかの実験で立証されています。

KIRINと昭和女子大学大学院生活機構研究科の共同研究では、乳酸菌をマウスに与えたところ、
アレルギー反応の原因になる抗体の量が、乳酸菌を与えなかったマウスよりも減少したとの発表があります。

※出典:KIRIN 乳酸菌KW3110株の研究

花粉症は、免疫機能が狂って起こる病気。

人間の免疫細胞の60%は腸内にありますので、腸の栄養素ともいえるビフィズス菌を補うことは免疫機能を改善することになり、それ自体は確かに間違ってはいません。

しかし、それがヨーグレットというお菓子で実現できるかと言えば、正直疑わしいと言わざるを得ません。

このtwitterの発信者の方を否定するわけではありませんが、
恐らくヨーグレット単体の効果ではなく、

他の食べ物や生活習慣の変化と合わさって
花粉症が改善したのではないかと推測されます。

この記事では腸の免疫機能に着目し、ヨーグレットでは花粉症に効果があるとは言えない理由を4つご紹介します。

花粉症の症状を抑えたいからと安易にヨーグレットを買う前に、
腸の免疫機能について知っておきましょう!



ヨーグレットが花粉症に効果があるとは言えない理由×4つ

それでは、腸の免疫機能に着目して、順に4つ理由をご紹介します。

理由①:砂糖が大量に入っているから

まずは大量の砂糖です。

砂糖は、腸の免疫機能を著しく壊します。
腸内環境を整えてくれる食物繊維やミネラル分を消費してしまい、善玉菌を死滅させます。

この結果、悪玉菌が増殖して腸内環境は悪化。
こんな状態の腸では免疫機能が正常にはたらくわけがありません。

以上を踏まえて、ヨーグレットのパッケージ裏の成分表示を見てみましょう。

ヨーグレット 花粉症 成分表示 乳酸菌

※出典:せっかくだからお菓子を食べたらブログ

最初に書いてあるのは砂糖です。

つまり、ヨーグレットに最も多く含まれているのは砂糖だということがわかります。

100歩譲って、ヨーグルトが最初に書いてあればまだ分かりますが、肝心のヨーグルトは2番目。

ヨーグルトよりも砂糖が多く含まれているヨーグレットが、
腸内環境を改善し花粉症を和らげてくれるとは考えられません。

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理由②:ビフィズス菌は胃で死滅するから

次の理由は、ビフィズス菌の性質にあります。

ビフィズス菌は胃酸に弱いため、死滅して腸まで届きません。
スーパー等で市販されているヨーグルトやヨーグルト系のお菓子に含まれるビフィズス菌などでは、効果が望めないと言ってもいいでしょう。

同じ乳酸菌を含む飲料として知られるヤク◯トもNGです。
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ビフィズス菌が腸まで届かない以上は腸内環境は整いませんので、
免疫機能を正常化することはほぼ不可能と考えられます。

胃酸の効果が弱まる食後であればまだ効果はあるかもしれませんが、それでもたかが知れています。

上記のように大量の砂糖を同時に摂っているわけですから、たとえ届いたとしても善玉菌は育ちません。

胃で死滅するビフィズス菌をいくら摂っても意味がないのです。

理由③:食物繊維が入っていないから

3つ目の理由はこれ。
ヨーグレットには食物繊維が全く含まれていないからです。

先ほどの写真をもう一度ご覧いただきたいのですが、
ヨーグレットの成分表示の中には『食物繊維』の表記は一切ありません。

ヨーグレット 花粉症 成分表示 乳酸菌

※出典:せっかくだからお菓子を食べたらブログ

腸内環境を整えるには腸の掃除が再優先です。

掃除していない部屋に物を置いておくと、すぐにホコリを被って汚れてしまうように、
汚れた状態の腸にビフィズス菌を入れても、悪玉菌に食いつくされて善玉菌は育ちません。

そのため、腸も事前にキレイに掃除をしておく必要があるわけですが、この役割を果たす栄養素が食物繊維です。

食物繊維とビフィズス菌は切っても切れない関係で、2つ揃って初めて腸の免疫細胞は機能します。

ヨーグレットは腸の掃除をするどころか、むしろ汚してしまいます。
これでは、花粉症の改善どころか逆効果になる可能性もあります。

理由④:ビフィズス菌・乳酸菌は個人差があるから

最後の理由は、ビフィズス菌や乳酸菌は個人差があるからです。

人間はひとりひとり違う顔をしています。

これは遺伝子が個人それぞれで異なるからですが、
同じように腸内細菌の数・種類もひとりひとり異なります。

つまり、乳酸菌・ビフィズス菌にも個性があり、
どの乳酸菌が自分の体に合っているかは個人差があるのです。

ヨーグレットに含まれるビフィズス菌がたまたま合うというのは極稀なケースだと言わざるを得ず、
多くの人に対して花粉症の改善効果があるとは考えられません。

自分の体に合った乳酸菌を摂るなら、少なくともスーパーで売られているような『L-91』などの単体のものではなく、
複数種類の乳酸菌がいっぺんに摂れて、かつ乳酸菌のエサとなるオリゴ糖も含むサプリメントがオススメです。

まとめ

花粉症の原因は、それまでの食生活や生活習慣に問題があることがほとんど。

そのため、ヨーグレットを食べたくらいで花粉症が改善するとは考えられません。

仮に効果があったとしても、それは”その場しのぎ”的なもので、
人によっては、その後むしろ悪化することも想定されます。

花粉症の改善は1日にして成らず!

食生活や生活習慣の改善、何よりしっかり腸内環境を改善して、免疫力を高めましょう。

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キニナル編集部
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