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明日は我が身。ホントにあった『ながらスマホ事故』 8つの例


あなたは『ながらスマホ』の経験がありますか?

今やスマートフォン所有率は70%以上。

長時間・短時間問わず、誰でも一度は、歩きながらや通話しながら等の『ながらスマホ』をした経験があるのではないでしょうか。

そうなれば当然、ながらスマホと並行して増えるのが数々の事故。

ちょっとしたトラブルから、命にかかわるような大変な事故まで、その種類も数もここ数年で圧倒的に増えてきました。
しかもそれは自分自身だけでなく、他人を巻き込んでしまうことも決して少なくありません。

そこで今回は、自分が事故を起こしたり、巻き込まれたりしないよう、『ながらスマホ』の実態と、
それによって実際に起こった『ながらスマホ事故』の例を8つご紹介します。

 

『ながらスマホ』の実態

では、まず『ながらスマホ』の実態から。ここでは、歩きながら、自転車に乗りながら等『ながらスマホ』を経験したことのある人がどれくらい居るのか見ていきましょう。

2014年に東京消防庁が管内の満18歳以上の男女400名に対して行った調査によれば、
49.1%が歩行しながら、または自転車に乗りながらスマートフォンや携帯電話を使用したことがあると答えました。

※出典:東京消防庁

また、2016年にMMD研究所によって15歳~69歳の男女649人に行った調査では、
歩きスマホを経験した割合は全体の80%以上という、東京消防庁調べのものよりはるかに高い数値になっています。

※出典:MMD研究所

両者の間には大きな開きがありますが、東京消防庁は防災に関わる国の組織であるため、その調査に対して正直に回答がしづらいだろう事情を加味すれば、
実際にはMMD研究所の行った調査にある「80%以上がながらスマホの経験がある」というデータに信憑性があるように思います。

 

『ながらスマホ事故』の実態

続いては、『ながらスマホ事故』について見ていきましょう。

東京消防庁が把握している平成22~平成26年度の『ながらスマホ事故』を起こした人数は152人です。
(実際、これは氷山の一角で、ちょっとした小競り合いも含めれば、この数は倍増するものと思われます。)

ここからは、この152人の割合を、年齢別・場所別・事故発生時の操作別に詳しく見ていきましょう。
いずれも、東京消防庁の調査したデータより引用してご紹介します。

 

『ながらスマホ事故』年齢別の割合

年齢 人数(単位:人)
9歳以下 1
10代 20
20代 31
30代 28
40代 36
50代 19
60代 13
70代以上 4
まずは年齢別ですが、40代が最も多く、次いで20代となっています。

スマートフォンを利用している主となる年代が、そのまま『ながらスマホ事故』を起こす年代と一致しています。

 

『ながらスマホ事故』が起こった場所別の割合

場所 人数
道路・交通施設 84
38
店舗・遊技施設など 9
会社・公共施設など 8
住宅などの居住場所 7
その他 6
続いて『ながらスマホ事故』の起こった場所別で見ると、駅や道路などの交通機関が圧倒的に多いことが分かります。

多くの人が行き交う場所なので、その分『ながらスマホ事故』が発生する確率も高くなることが見て取れます。

 

『ながらスマホ事故』発生時のスマホ操作別の割合

操作内容 人数
スマートフォンを操作しながら 55
画面を見ながら 38
通話しながら 26
電話をとろうと、見ようとして 14
不明 11
その他・相手が操作しながら等 8
最後に事故発生時にスマホでどのような操作を行っていたかを見てみると、「LINEやゲームなどのアプリを操作しながら等、操作をしながら」が55人と最も多く、次いで「画面を見ながら」が38人、「通話しながら」が26人となっています。

前述の場所別のデータと合わせて見ると、駅で乗り換え案内のアプリを見ながらや、
地図アプリを見ながら歩くなどの状況が容易に思い浮かぶことと思います。

誰もが一度は経験したことのあるこうしたちょっとした『ながらスマホ』が、事故に結びつくことがわかります。

 

実際に起こった『ながらスマホ事故』の例

ここからは、実際に起こった『ながらスマホ事故』の具体例をご紹介します。
傷害事故・死亡事故の2つに分けて見ていきましょう。

 

ながらスマホの事故例:傷害事故編

まずは傷害事故編から。
いずれも他人事とは思えない『ながらスマホ事故』の例ばかりです。

 

ケース1:小学5年生が線路に転落した事故

27日午後4時20分ごろ、東京都新宿区のJR四ツ谷駅で、小学5年の男子児童(10)が中央線のホーム下に転落した。直後に八王子発東京行きの快速電車が進入したが、男子児童はホームと線路の隙間に入ったため、電車との接触はなかった。男子児童は転落時に口などを負傷し、病院に搬送された。

警視庁四谷署によると、携帯電話を触りながらホーム上を歩いていて、誤って転落したとみられる。運転士が転落に気づき、電車は緊急停止した。

JR東日本によると、中央線に遅れが生じ、約2万3千人に影響が出た。

※出典:小学生がホームから転落、あわや事故 JR四ツ谷駅(日本経済新聞)

40代が最も多い『ながらスマホ事故』ですが、こちらは小学生の例。

子どもは周囲の大人の行動を真似するもの。
この男児が歩きながらスマホを操作したのは、その親や周囲の人間の行為を真似たものと思われます。

自分自身が『ながらスマホ事故』を起こさないためだけではなく、
子どもに見られているのだということも肝に銘じましょう。

 

ケース2:49歳女性が線路に転落した例

6月には、御堂筋線長居駅で、49歳女性が携帯電話を使用中、ホームから線路に誤って転落し、頭から出血した。

※出典:「歩きスマホ」に罰金が科される日…ホーム・階段転落など重大事故頻発、ネット世論は8割が「規制必要」 (産経WEST)

こちらは中年女性の例。

操作に夢中になるあまり、周囲にまったく注意が行かなくなってしまった典型的なケースです。

 

ケース3:30歳男性が逆ギレして72歳男性を殴り、重体にまで追い込んだ事故

歩きながらスマートフォンを操作する「歩きスマホ」を注意されたことに腹を立て、男性(72)を殴って重体にさせたとして、警視庁上野署は一日、傷害の疑いで、東京都府中市西原町三、会社員坂次将旭(さかつぎまさあき)容疑者(30)を現行犯逮捕したと発表した。署によると、坂次容疑者は「男性に声を掛けられ顔を殴られたので、一発殴り返した」と容疑を認めている。

逮捕容疑では三月三十一日午前零時二十分ごろ、台東区上野七のJR上野駅近くの歩道で、歩きスマホを注意した男性の顔を殴って転倒させ、後頭部を打った男性を外傷性くも膜下出血などで重体にさせたとされる。

※出典:歩きスマホ注意 殴られ72歳重体 傷害容疑で30歳逮捕 (TOKYO Web)

こちらは30歳男性が、歩きスマホを注意されたことに腹を立て、あろうことは相手を意識不明の重体にまで追い込むという衝撃的な例です。

声をかけた72歳男性も、注意にだけ留め殴らなければ起きなかった事故かもしれません。

ながらスマホは、まずはやらないことが大前提ですが、声をかけ注意する方も十分に気をつけなければなりません。

 

ケース4:50代男性同士の小競り合いによる傷害事件

駅で「歩きスマホ」を注意されたことに腹を立て、注意した男性を殴ってけがをさせたとして、59歳の男が警察に逮捕されました。

傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、鉄道会社職員の林宏之容疑者(59)で、9日午前10時すぎ、埼玉県久喜市にあるJR栗橋駅の構内で、54歳の男性の顔を殴り、軽いけがをさせた疑いがもたれています。(抜粋)

※出典:「歩きスマホ」を注意した男性、逆ギレしたおっさんに殴られる (iPhoneちゃんねる)

こちらも、ながらスマホに注意したことによって起こった事故の例。

事故を起こした当人が、本来『ながらスマホ』を注意する立場にあるべき鉄道会社社員という点から『ながらスマホ』の常習性・依存性が伺えます。

 

ケース5:30代男性と40代男性の小競り合いによる転落事故

JR町田駅のホームで男性が突き落とされた事件で、警視庁町田署は31日、殺人未遂容疑で、東京都町田市大蔵町、会社員、山崎達也容疑者(44)を逮捕した。「落としたのは間違いないが、殺意はなかった」と供述しているという。

逮捕容疑は、30日午前6時35分ごろ、町田駅1番線ホーム上で、建設作業員の男性(36)に体当たりして線路に落とし、殺害しようとしたとされる。男性は背中などに2週間の軽傷を負ったが、自力でホーム上にはい上がった。

同署によると、2人は改札からホームに向かう通路上で肩がぶつかったことから口論になっていた。

駅構内にある防犯カメラを解析し、浮上した山崎容疑者に事情を聴いたところ、突き落としたことを認めた。

※出典:男性に体当たりして線路に突き落とす 殺人未遂容疑で会社員の男逮捕 (産経ニュース)

こちらも男性同士のトラブルによる事故。

容疑者の男は殺意を否定していますが、注意されて突き落とすほど逆上したことは異常そのもの。

先程の事故の例でも書いたように、こうした常軌を逸した人物と関わらないためにも、
自分が『ながらスマホ』を行わないことはもちろん、安易に注意するのは避けた方がいいかもしれません。

 

ケース6:自転車スマホで衝突し、相手に大怪我を負わせた事故

高岡市の高校3年生の男子生徒が5月、スマートフォンを操作しながら自転車に乗り、81歳の女性と衝突して大けがをさせたとして、重過失傷害の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、高岡市に住む高校3年生の男子生徒(17)です。警察によりますと、生徒は、5月8日の朝7時半ごろ、自宅近くの市道でスマートフォンでゲームをしながら自転車に乗っていて、前を歩いていた81歳の女性に衝突して転倒させ、あごや右手の指の骨を折る大けがをさせたとして、重過失障害の疑いが持たれています。現場は幅6メートルの見通しのよい直線の道路で、調べに対し生徒は「ゲームに熱中にしていて前をよく見ていなかった」と話しているということです。

※出典:恐怖の「自転車スマホ」で高校生を書類送検 (InfoComニューズレター)

こちらは自転車に乗りながら、スマートフォンを操作するという非常に危険な行為により起こったケースです。

ゲームに熱中してお年寄りに怪我をさせるという、なんとも許しがたい事故。

スピードの出る自転車は凶器にもなり得ます。にも関わらずスマホ操作を行う等は以ての外。
この男子高校生のモラルと意識の低さが問われます。

 

ながらスマホの事故例:死亡事故編

続いては『ながらスマホ』が原因起こった、死亡事故の例をご紹介します。

 

ケース7:男性が踏切に進入し、列車に跳ねられ死亡した事故

16日午後8時15分頃、東京都板橋区大山東町の東武東上線大山駅近くで、携帯電話を見ながら歩いていた同区内の無職男性(47)が、下りていた遮断機の隙間から踏切に入り、小川町発池袋行きの快速急行電車(10両編成)にはねられ、全身を強く打って間もなく死亡した。警視庁板橋署の発表によると、踏切は警報音が鳴り、両側から遮断機が下りていたが、男性は携帯電話を見ながら、中央のわずかな隙間を通り抜けて踏切に入ったという。

※出典:携帯電話見ながら踏切に…電車にはねられ死亡 (読売新聞) – Yahoo!ニュース

こちらは、遮断器が降りているにも関わらず踏み切りに侵入して死亡するという、常識ではまったく考えられない事故。

自業自得としか言いようがありませんが、こちらもスマートフォンの依存性が伺えるケースです。

事故が起きたのは午後20時10分という帰宅ラッシュの時間帯。電車を利用する多くの無関係な人にまで影響が出ました。

 

ケース8:飲酒運転+スマートフォン操作によって、3人を重症、1人を死亡に追い込んだ事故

平成27年、北海道小樽市で起きた事件で、被告は飲酒運転、さらに運転中のスマートフォン操作による前方不注意で、歩行者につっこみ、うち3人を大けが1人を死亡させました。

被告は事故の4時間半ほど前まで記憶をなくし酔いつぶれて寝てしまうほどに酒を飲み続けていましたが、
あろうことかタバコを買いに行くために車を運転し、結果こうした悲しい事故が起きました。

この裁判では、被告には懲役22年が求刑されました。

判例によれば、

本来,前方を注視してさえいれば,容易に被害者らを発見可能であったにもかかわらず,被告人の運転というのは,最
初にスマートフォンの画面を注視し始めてから衝突するまでの間を通じて,前方とりわけ歩行者の有無や安全などを全く確認しないまま,ほぼ画面だけを見続けるような運転であったと認められる

※出典:平成26(わ)644  平成27年7月9日  札幌地方裁判所

上記のように記されており、飲酒運転+スマホ操作がいかに恐ろしい結果を招くのかを教えてくれています。

 

『ながらスマホ』と事故について:まとめ

今では電車など交通機関の車内放送や駅の構内放送で、ながらスマホや歩きスマホの注意喚起を促すのをよく耳にするようになりましたが、それでも未だなくならず、日々絶えず『ながらスマホ事故』のニュースが飛び込んできます。

今回ご紹介したのはすべて実際の事故。
あなたが『ながらスマホ』をし続ける限り、同じ事故が起きる可能性があります。

自分のため、周囲の人のため、『ながらスマホ』は止め、今すぐそのスマホをポケットやバッグにしまいましょう。

 

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takashi09
元コーチ。個人でコーチングを行っています。