裏面を見て!『タニタ食堂監修』だから体に良いとは限らない!

※出典:座間放射能測定室

※出典:座間放射能測定室

『タニタ食堂』と聞いて、あなたはどんなイメージを持つでしょうか?

タニタ食堂といえば、体に良くて、しかも美味しい健康的な食事を出すレストランとして有名ですよね。

優香さん主演で映画化されたこともあり、世間一般のイメージは上記の通り『体に良くてしかも美味しい』というイメージが定着しているようです。

では、『タニタ食堂監修の食品』にはどんなイメージがありますか?

恐らくタニタ食堂と同じイメージを持つ方が大半ではないでしょうか。
しかし、そのイメージは間違っているかもしれません。

タニタ食堂の人気に伴い、日本の食品会社がタニタとコラボレーションして、色々な食品を開発・販売しています。
スーパーやコンビニでも『タニタ食堂監修』と名のつく食品を本当に多く見かけるようになりました。

『タニタ食堂監修』と書いてあると無条件で手にとってしまう人は少なくないと思いますが、裏面、つまり原材料の表示を見ずに買うのはあまりに不用心です。

そこで、この記事では『タニタ食堂監修』の食品の裏面の写真をピックアップ。
『タニタ食堂監修』とはいえ、必ずしも安心・安全ではない理由をご紹介します。



『タニタ食堂監修』が必ずしも安心・安全ではない理由

実際の写真を見ていく前に、いきなり結論です。

“裏面を見ればわかる”と書いた時点ですでにお分かりの方もいらっしゃると思いますが、タニタ食堂監修の食品が必ずしも安心・安全ではない理由は食品添加物にあります。

こらからご紹介する写真を見れば明らかですが、健康的なイメージとは程遠い程の食品添加物が入っています。

食品添加物の見分け方は下記の本に本当にわかりやすく書いてありますが、ひとことで言うと『台所にないもの』です。
つまり、名前を聞いても想像のつかないものは基本的にすべて食品添加物です。

(これについては、安部司さん著書『食品の裏側』に詳しく、分かりやすく載っています。合わせてご覧ください。)

以上を踏まえた上でご覧いただければ、『タニタ食堂監修』が必ずしも安心・安全ではないことが分かるはずです。

タニタ食堂監修の食品・4つ

それでは、順に4つ見ていきましょう。
いずれもスーパーやコンビニで販売されているものです。

パッケージと裏面(原材料表示)の写真と、それぞれに入っている食品添加物の例をご紹介します。

タニタ食堂監修の食品1:はるさめヌードル

まずはコンビニなどでよく売られているはるさめヌードル。
何種類か味はありますが、今回ご紹介するのはちゃんぽん味です。

「カップラーメンは体に悪そうだから、はるさめヌードルを選んでいる」という方は多いかもしれません。
しかし残念ながら、カップラーメンだろうがはるさめヌードルだろうが、食品添加物の量で言えば大差ありません。

たん白加水分解物などという調味料は聞いたことはありませんし、アミノ酸等の“等”『ここには書きませんが他にも色々入っています』という意味です。

これだけでも恐ろしいのに、他にも食品添加物の定番である増粘多糖類や、加工でん粉、微粒二酸化ケイ素など、大量に含まれています。

タニタ食堂監修の食品2:インスタントみそ汁

続いてはインスタントみそ汁。
みそ汁自体はもちろん健康に良い優れた料理ですが、インスタントになると話は別です。

こちらにも食品添加物の定番・たん白加水分解物とアミノ酸等が入っています。
何となく「出汁のようなものかな?」とも思える昆布エキスやかつおエキスも『台所にないもの』に当てはまりますので、食品添加物の一種と言えます。

他の食品に比べれば食品添加物は少ないので多少はマシでしょうが、それでもこれだけの種類が含まれています。

タニタ食堂監修の食品3:鶏肉のごまみそ焼き(お惣菜用の調味料)

続いては最近スーパーでよく見かける、お惣菜用の調味料。
お惣菜用の調味料でもタニタ食堂監修のものが発売されています。

今回紹介するのは『鶏肉のごまみそ焼き』です。

発酵調味料、たまねぎエキス粉末、増粘剤(キサンタンガム)、昆布エキス、酒精などなど。
とにかく多数の食品添加物が含まれています。

家庭で本格的な味が手軽に楽しめるのは良いのですが、つまりこれは、この多くの食品添加物が家族全員の体に入るという意味でもあります。

タニタ食堂監修の食品4:カスタードプリン(デザート)

最後は100kcalデザートのシリーズから、カスタードプリンです。
100kcalなので、ダイエットに励む女性は好んで買われる方が多いかもしれません。

デザートという時点で砂糖か人工甘味料が使用されており体に良くないのは明白なのですが、含まれる食品添加物の量に着目して見ても体に良くないことが分かります。

甘い食品に入っている食品添加物の定番である『ぶどう糖果糖液糖』はもちろん、増粘多糖類、乳化剤、セルロース、メタリン酸Na、カロチン色素、ph調整剤などなど。

食品添加物の数で言えば通常のデザートとほとんど変わらず、メリットはカロリーが低いくらいです。

まとめ

いかがでしょうか。
このように、市販の加工食品には必ずと言っていいほど食品添加物が含まれます。
食品添加物は、風味を良くしたり保存期間を長くする等の大きなメリットがある一方で、健康に対する影響は計り知れません。

繰り返しますが、『タニタ食堂監修』だからと言って、必ずしも安心・安全ではないのです。

私は決してタニタやタニタ食堂を否定するわけではありませんし、むしろとても素晴らしい取り組みをしていると思っています。

ただし、「タニタ食堂監修の食品には多くの食品添加物が含まれている」という事実を知っているのと知らないのとでは大きな差があります。

イメージだけに気を取られず、食品を選ぶときは必ず自分の目で裏面の原材料を見てから買うようにしましょう。

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