心臓病リスクが1.56倍!『南部パターン』の食生活とは?

南部パターン 心臓病

『南部パターン』の食生活を送っていると、心臓病のリスクが増大!

アメリカ・American Heart Associationによる研究により、『南部パターン』と呼ばれる食生活を送る人の心臓病発症リスクは、通常の1.56倍も高いことが明らかになりました。

中には、「アメリカの研究だから、日本人には関係ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この南部パターンの食生活の内容を見てみると、現代の日本人の食生活とほとんど同じであることが分かります。

今回は、American Heart Associationの研究により明らかになった『南部パターン』とはどんなものなのか? そして、その対策方法をご紹介したいと思います。

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南部パターンの食生活とは?

それでは、心臓病の発症リスクが1.56倍にもなる『南部パターン』の食生活を具体的にご紹介していきます。

※ちなみに南部パターンの「南部」とは、アメリカの南部のこと。この地方で多く食べられている料理をよく食べる食生活を送っている人々のことを指します。

南部パターンの食生活1:揚げ物

まずは揚げ物です。

フライドチキンなどが例に挙がっていますが、日本の場合はさらに数が増えます。

フライドポテトや、スーパーのお惣菜の定番であるコロッケやカツ、唐揚げも揚げ物に当たります。

衣に使用される小麦粉はいわゆる『白い食べ物』のひとつで、体を冷やし、血糖値を上昇させ、血液をドロドロにする等、様々なリスクがあります。

また、調理(揚げる)の際に使用されるも問題です。

油そのものがトランス脂肪酸を含む油で、油の質の低さはもちろんですが、何度も同じ油揚げているため著しく酸化した状態になってしまいます。

自炊した場合は例外があるにしろ、スーパーやコンビニの揚げ物は、糖質と酸化した脂肪を2つとも含む危険な食品といえます。

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南部パターンの食生活2:脂肪の多い食品

こちらも定番ですが、脂肪の多い食品にも要注意です。

「美味しいものは脂肪と糖でできている」というキャッチフレーズが印象的な某CMは、実に的を得ています。

ファーストフードの多くは正にこれに当たり、ファミレスやラーメンなど外食に多い食品は必要以上に脂肪に偏った食事ばかりです。

中でも危険なのは、焼肉やステーキなどの肉系の食事です。

いわゆる”サシ”の入った霜降りの肉、つまり高級な肉になるほど脂肪を多く含む傾向にあります。

特に肉などはオメガ6系脂肪酸と言われる体を酸化させる危険な油が豊富。

こうした脂肪は”うま味”ともとられますが、その一方で、動物性の脂肪が血管を詰まらせ、これが原因で心臓病になるという事実を忘れてはいけません。

南部パターンの食生活3:卵料理

続いてはです。

オムライスや親子丼などの料理にもなり、半熟卵やゆで卵などトッピングにもなる卵は、日本人にもとても馴染みのある食材です。

卵はカロリーが高さに加え、市場に流通するもののほとんどが、抗生物質などの化学物質を与えられ卵を産みやすい体に調整された鶏にむりやり産ませたもの。

当然、抗生物質は鶏だけでなくその卵にも含まれるため、それを食べる私たちの体内に入ります。

抗生物質をはじめとした化学物質は、人間の体内に入れば腸内細菌を殺してしまいます。

人間最大の免疫器官である腸の機能低下は、そのまま免疫力の低下を意味し、あらゆる病気にかかりやすくなってしまうのです。

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南部パターンの食生活4:加工肉(ハムやベーコン)

ハム、ベーコン、ウインナーなどの加工肉も避けましょう。

脂肪が多いことに加え、加工肉の最も恐ろしい点は加工時に化学物質を大量に使用するということです。

市販の加工肉は鮮度の落ちた肉を使用していますが、鮮度が悪いということは、食品としての安全面とともに見た目が悪いのも難点。

そのため、硝酸カリウムや亜硝酸ナトリウムという発色を良くする食品添加物を用いて、鮮やかなピンク色を出しているのです。

この他、味の調整、旨味や食感の向上、保存期間を延ばす等の目的でも食品添加物は使用され、結果として加工肉には数え切れないほどの食品添加物が含まれることになるのです。

関連記事:ハム、ベーコン、ウインナーの食品添加物と安全な食べ方など

南部パターンの食生活5:内臓肉

レバーなどの内蔵肉も注意が必要です。

食肉用の牛や豚や鶏は、脂肪分の多い飼料を与え太らせて育てるため、内蔵にまで脂肪がたっぷり付きます。

フランス料理によく使用されるフォアグラは良い例です。

また、内臓肉はサルモネラ菌やO-157等の、感染力の強い凶悪な細菌に感染するリスクも高まります。

南部パターンの食生活6:甘いジュース

最後はジュースです。

言うまでもなく、ジュースに含まれる大量の砂糖が問題です。

砂糖は血糖値を急激に上げるため、心臓に大きな負担をかける直接的な原因物質。その他、糖尿病やガンも誘発します。

他にも、脳内物質を過剰に分泌させてしまうので、うつ病や若年性アルツハイマーなどの脳に関わる重大な疾患を引き起こす要因でもあります。

また、人工甘味料にも注意が必要です。カロリーゼロ飲料、トクホ飲料のほとんどに含まれるスクラロース、アセスルファムK、アスパルテーム等がそれに当たります。

人工甘味料は砂糖の何十倍~何百倍という甘さを持ち、元々は「砂糖の代わりになる健康的な甘味料を」との目的で開発されましたが、実際は砂糖以上に糖尿病を誘発させる毒性の強い物質です。

砂糖が入っていないからといって健康というわけではないのです。

ジュースは、砂糖の有無に限らず一様に危険な飲み物と言えます。

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心臓病のリスクを下げる食事とは?

では、心臓病のリスクを下げるには、どんな食事がいいのでしょうか?簡単に始められるものを2つだけご紹介します。

1:野菜中心の食生活

野菜 体に良い

まずは野菜中心の食生活を心がけましょう。

南部パターンの食生活に共通しているのは、栄養が糖質と脂質に大きく偏っているということ。

タンパク質はかろうじて摂れるものの、圧倒的に、ビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカルが不足しています。

これらの栄養素を満遍なく含む食べ物は野菜。色々な種類の新鮮で旬の野菜を、できるだけ皮などを捨てずに丸ごと食べるのがポイントです。

これは、野菜の皮や種などに、心臓病などの生活習慣病に対して非常に有用な抗酸化成分・ファイトケミカルが多く含まれるため。

無農薬やオーガニックなど、栽培方法にこだわったものを選べば、より効果的です。

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2:肉よりも魚を多く食べる

魚

2つ目はです。

この理由は、魚に含まれる油であるDHAとEPAにあります。

魚の油であるDHAやEPAの効果を簡単に言うと、糖質や脂質の摂り過ぎと逆の効果。

心臓病・糖尿病・脳卒中の予防、血中コレステロール、うつ病など、糖質・脂質の摂り過ぎで起こる病気や疾患を予防・改善する効果があります。

DHAやEPAはオメガ3系脂肪酸の一種。オメガ3は血液をサラサラにし、ウイルスや細菌などの有害物質の侵入を防ぐ細胞膜の材料にもなるため、生活習慣病の予防に繋がります。

養殖の魚を避け、できれば日本海側の北の海で獲れる天然ものの魚を食べるようにしましょう。

なお、DHAやEPAを多く含む青魚(アジ、サンマ、サバ、イワシ、ブリなど)を選べば、なお良いでしょう。

※関連記事:オメガ3の効果について

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その他 おすすめの食事法:『まごわやさしい』

「野菜・魚以外にも、心臓病などの生活習慣病リスクを下げる食事が知りたい」という方は、『まごわやさしい』から選びましょう。

『まごわやさしい』とは、予防医学の権威である山田豊文氏が提唱する、健康的な7種類の食品群の頭文字をとった言葉。

人間の体が本来持っている自己回復力を最大まで引き出すための栄養療法であり、現代の日本人が基本とすべき食事法で、野菜と魚も『まごわやさしい』の1つです。

すでに野菜・魚はできているという方は、下記の記事を参考になさってください。

※関連記事:『まごわやさしい』について

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手軽に『南部パターン』の食生活を改善:オメガ3を摂ろう!!

とはいえ、仕事に家庭と何かと忙しい現代人。

  • 「食事は手軽に済ませたい」
  • 「外食が悪いのはわかるけど時間も余裕もない」

そんなお悩みをお持ちの方は、手軽に『オメガ3脂肪酸』が摂れる油を飲むのが断然おすすめです。

上記「RITAN」のプレミアムオイルは、

  1. オメガ3の宝庫である2つの食材(亜麻仁油とインカナッツ)のみ使用
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という高品質なものです。

価格もリーズナブルで、30日分で1,500円という低価格(1日あたり約50円)です。

なお、この油を摂るタイミングはズバリ『朝』がおすすめです!!

実は最近、オメガ3の効果を得るには朝に摂るのが効果的という研究が出てきたから。

冷蔵庫で品質が落ちないように保管し、毎朝1袋摂るようにしてください。

無臭で飲みやすく続けやすいですよ。

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まとめ

南部パターンの食生活は正に、現代日本人の食生活に近いもの。
特に仕事が忙しい人ほど、こうした食生活になってしまいがちです。

実際、こうした食生活が心臓病やガン等に繋がることがわかっています。
しかし逆に、食生活を変えることで改善できることもまた事実なのです。

こちらでも、食事を買えることでガンを克服した内容が語られています。非常に勉強になる内容です。

食生活ひとつで、僕たちは病気にもなれば健康にもなります。

南部パターンの食生活に一つでも当てはまった方は、今日を機に食生活を改めてみましょう。

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