パラリーガルとは?現役パラリーガルの私が年収・仕事内容をぶっちゃけ!


「パラリーガル」という職業があるのを,ご存知ですか?

秋篠宮眞子さまの婚約相手として今注目を浴びている小室圭さん。

職業が「パラリーガル」ということで,パラリーガルについても話題になっていますね。

実は,私の職業もパラリーガル。プロフィール欄でも書いてるんですが,都内の某法律事務所でパラリーガルとして働いています。

というわけで,お久しぶりの投稿となった今日は,パラリーガルってどんな職業なのか?を,私の目線で書いていこうと思います。

そもそも,パラリーガルとは??

まずは,そもそもパラリーガルがどんな職業のことを言うのかを説明します。

ちなみにWikipediaでは,以下のように説明されています。

パラリーガル(paralegal)は、弁護士の監督の下で定型的・限定的な法律業務を遂行することによって弁護士の業務を補助する者。

※出典:Wikipedia

と言っても,なんだかよくわからないですよね??

そこでわかりやすく(私個人の表現)言えば,パラリーガルとは,弁護士をアシスタントする職業のことです。直接,法律に関わること以外の雑務を,なんでもやります。

※直接,法律に関わる業務=たとえば,「それが有罪か無罪か?」を判断する等の,法律的な知識に基づいての判断を下すとかの業務のことです。

パラリーガルの「パラ」には「~に次ぐ」とか,「擬似」「副」という意味があるので,弁護士アシスタントという表現がぴったりかも。

ちなみに,他には「事務員」とも呼ばれたりしていて,うちの事務所では,事務員と呼ばれることが一般的で,パラリーガルとは言われません。

注意!パラリガールじゃなくて,「パラリーガル」!

ところで,一部ニュース記事(スポニチとか)で小室圭さんの職業をパラリガールと誤植して,混乱を招いているようです。

もちろん正しくは「パラリーガル」であって,パラリガールなんて言葉はありません!

ただ,私のように「パラリーガル」として働いている「女子」は,ある意味パラリガールと言えるかもしれませんね~。

パラリーガルの業務内容

続いて業務内容ですが,これは本当に様々あります。

上で話した内容を踏まえて言うと,要は,弁護士にしかできない以外のぜんぶの業務を行えるということになるので,事務所の規模や,各事務所の事情によって,本当に様々ですが,とにかく業務の幅は広いです。

例をあげると,以下のようなものです。
  • 弁護士の秘書業務(来客・電話対応,スケジュール管理)
  • 弁護士のマネージャー業務(テレビやラジオや雑誌,インターネットメディアに出演する際の調整)
  • 書類の作成・管理(訴状や契約書)
  • Webサイト(ホームページやブログ)の制作・管理・運営
  • 人事・経理・庶務など
法律事務所っぽいものもあれば,一般の企業と変わらないものまで,多岐に渡っているのがおわかりいただけるかと思います。

私のやっている業務はこんな感じ

じゃあ私が何をやっているのか?というと,ライティング業務です。

ホームページなどのWebサイトに出ている文章や,広告,公告などの文章を書くというお仕事です。

事務所や法律上の決まりや要望にしたがって,適切な表現で,わかりやすく,でも誤解のない(ツッコミの入りづらい)文章を書いています。

法律事務所って,すごくいろいろな制約が多いので,入所した当時は「え?こんなに決まりが多いの?」ってびっくりしたのを覚えてます。

ちょっと変わった業務の習慣:「、」じゃなくて「,」を使う

ところで,法律業界?にはちょっと変わった習慣があります。ちなみにそれが「読点」の書き方です。

読点はふつうは「、」を使うと思いますが,法律業界では「,」(カンマ)が多く使われてます。

これは,裁判所の判決などの表記が「,」を使ってるから。なので,弁護士の先生は「、」よりも「,」を好んで使う人が多いみたいです。

最近ではそんなこともないみたいですが,長く弁護士をやってらっしゃる方はこの傾向が強いみたいで,私も最初はぜんぜん慣れなかったのですが,今ではごく普通に「,」を使うようになっちゃいました。

そんな事情があって,このサイトに寄稿させてもらってる私のコラムでも「、」ではなくて「,」を使ってます。

パラリーガルのお給料(年収)ってどのくらい?

続いては,みなさん気になるお給料(年収)について。

あくまで私(アラサー女性)の場合ですが,ぶっちゃけ大体320万円くらい。一般的なOLさんとほとんど変わらない金額なんじゃないかと思います。

やっている業務も,いわゆる「物書き」的な仕事で,専門的な知識が必要ないごくごく一般的な職種なので,お給料も一般的な感じになっているみたいです。

弁護士=稼いでいるイメージがあるので,同じように法律事務所勤務のパラリーガルも給料も高くなる,なんてことはなくて,業種よりも職種で給料が決められています。

そのため,法律的な知識が必要な業務(弁護士の指示に従って,公的な文書を作成する)を担当している職種の方は,私の2倍くらいもらっている方もいるとかいないとか。。。

パラリーガルの勤務形態や待遇面は?

次は,勤務形態や待遇面について。これもやっぱり,業務内容に応じて様々です。

まず,私の場合を書いておくと,以下のような勤務形態・待遇になっています。
  • 勤務時間:9時~18時
  • 残業:それなり。月間20~30時間くらい。
  • 休日:土日と祝日
  • 有給:年に10日~ ※まあまあ取得できています。
  • 産休・育休:あり ※復帰して時短勤務で働いている人もいます。
私の場合は,依頼者と接したりする仕事ではないので,ふつうに土日祝休みで9~18時勤務です。

でも,秘書業務やマネージャー業務をしている方は,土日は出て平日休み,勤務時間もシフト制で交代しながらやっているみたいです。

あとは,その事務所の方針や規模にもよるらしいです。

「土日祝日はお休みです」という方針でやっている事務所は土日が休みになりますが,大手事務所になると深夜遅くまで電話受付をしていて年中無休というところもあります。

私の場合は前者なので,恵まれていると思います(私見ですが)。

パラリーガルのいいところと大変なところ

続いては,パラリーガルという仕事のやりがいや大変な面について。

※他の業務をやっている方の場合はちょっとわからないので,これから書くのはあくまでも私個人の場合で,だいぶ主観が入ります。あらかじめご了承ください。

いいところ

まずは,いいところから。

1:労働環境は(たぶん)快適

法律事務所も労働基準法の対象になるので,残業代の未払いとか,パワハラとはマタハラとか,そういう労働問題はほぼありません。

法律を扱っている業種だけに,そういう面は割と整備されているんじゃないでしょうか。産休や育休も取りやすいみたいですし。

2:ちょっとカッコイイ。

「パラリーガル」って響きがちょっとカッコイイのもいいところな気がします。

はじめましての人に「お仕事何やってるんですか?」と聞かれたときに,ちょっと自慢気に「パラリーガルです」って答えている自分がいます。

大変なところ

次は,大変なところをご紹介します。

1:法律的な制約や事務所のルールが独特

文章を書く仕事ということもあって,必ず弁護士の先生のチェックを入れてから表に出します。

独特なルールや法律に基づくので,自分の思わぬところで何回もやり直しになることも。

2:突発的な仕事がけっこう入りやすい

法律事務所は大体,代表弁護士のオーナー企業なので,「つるのひとこえ」で突発的な依頼が入ることがあります。

これのせいで,定時間際になっていきなり残業!なんてことも。。。

パラリーガルになるには?資格っているの?

最後に,パラリーガルになるにはどうすればいいのか?について。

弁護士アシスタント業務ということもあって,医者に対しての看護師みたいに,何か資格が必要なのかと思われがちですが,パラリーガルになるのに資格は必要ありません。

資格がないだけに,給料面でもそんなに優遇されることもありませんが,法律を勉強したい方や,弁護士や司法書士を目指していて,実際に法律事務所で働いてみたいという方にはぴったりの職業とも考えられますね。

ご興味のある方は,転職サイトや各法律事務所のホームページを見てご応募してみてはいかがでしょうか??

パラリーガルについて,ざっくりまとめ!

以上,パラリーガルについて私なりにまとめてみました。

パラリガールなんて誤植されるくらい,まだまだ世の中的には認知度の低い職業ですが,私はけっこう気に入ってます。

(と言っても,私の場合は普通のライターって感じですけど。)

ご興味を持たれている方の参考になれれば幸いです。

よかったら「ざっくり法律解説コラム」も読んでください!

時間的に余裕ができたときの不定期更新ですが,ちょっと分かりにくい法律用語について,ざっくりと分かりやすく解説しています。

よろしければ読んでもらえるとうれしいです!

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この記事のライター
saori
はじめまして(*´ω`*) 都内の某法律事務所でパラリーガルとして働いているアラサーのギリギリ20代女子です!コーヒーを相棒に働いてます。法律の知識を分かりやすく解説します♪