オレンジオイルの効果・使い方・洗剤 総まとめ。美容・日用・免疫UP!

オレンジオイル

『オレンジオイル』

その名前の指すとおり、オレンジを原料にしたオイルのことです。

なじみのないオイルですが、実は美容にも清掃する際の洗剤としても使え、非常に利用価値の高いオイルです。

今回、この記事では、

  • オレンジオイルの持つ様々な効果や使い方
  • 優れた効果を得るためのおすすめのオレンジオイルや洗剤

主に上記内容を中心に、オレンジオイルに関する知識をわかりやすくご紹介します。



オレンジオイルとは?

前述したように、オレンジオイルとはオレンジを原料にしたエッセンシャルオイルのこと。

実際には、オレンジの他にも温州みかんや橙(だいだい)、シトラス等、様々な種類の柑橘系のフルーツからも作られ、柑橘系由来の爽やかな香りが特徴的です。

油分は表皮に多く含まれるため、オレンジ等の表皮を用いコールドプレス製法で搾り取ることで作られ、オレンジ色がかった黄色または茶色のオイルです。

オレンジオイルの歴史

オレンジ自体は紀元前から食用として食べられてきましたが、オイルとしての歴史は比較的浅いようです。

一例として、17世紀後半にヨーロッパ(オランダ等)で、香りを楽しむため現代で言うヘアバターのような状態に加工され使われていたとの記述があります。

オレンジオイル中の成分(リモネン等)

続いては、オレンジオイル中に含まれる成分について見ていきましょう。

大部分を占めるのは『リモネン』

オレンジオイルに含まれる成分で最も多いのは『リモネン(D-リモネン)』で、抽出する原料とその精製方法にもよりますが、60~90%程度がこの成分です。

2015年にスウェーデン国際開発庁の支援のもと行われた研究によれば、オレンジの皮からコールドプレス製法によって抽出されたオレンジオイル中のリモネンの量は、90%以上だと分かっています。

リモネンとは、柑橘系のフルーツの皮に含まれる香りの成分で、ファイトケミカルの一種。抗菌作用、免疫力の強化、リラックス作用、快眠を促す作用など多様な効果が期待されます。

※リモネンの効果・効能などについては下記の記事に詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。

>> 知ってて得しかしない!リモネンの5つの効果まとめ

※ファイトケミカルという成分については下記の記事に詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。

>> ファイトケミカルとは?最強の抗酸化作用を持つ、”第7の栄養素”のまとめ

その他の成分

オレンジオイルに含まれるリモネン以外の成分としては、主に以下の成分が挙げられます。

No 成分名 備考・詳細
1 シネオール 香りの成分の一種で、ユーカリ油の主成分。
2 β-ピネン 松に由来する香り成分。松脂や松精油の主成分で、針葉樹全般に多く含まれる。
3 γ-テルピネン 香り成分の一種。パパイヤ、マンゴー、リンゴ等に含まれる。
4 p-シメン 香り成分の一種。クミンやタイムなどの精油に含まれる。

以上のように、精油(エッセンシャルオイル)に含まれる香り成分が中心となっており、これらの含まれる割合によって、それぞれの柑橘系のフルーツの持つ香り、ひいてはオレンジオイル特有の爽やかな香りを構成しています。

なお、上記の成分一覧は2012年Scientific World Journalに掲載された、チュニジア産の柑橘類4種(オレンジ、レモン、シトラス、マンダリンオレンジ)から抽出したオイル中の成分をすべて挙げたものです。

抽出する原料とその精製方法により、含有量(割合)が大きく異なりますので、その割合については未記載としています。

オレンジオイルの効果・効能

では、続いてはオレンジオイルの持つ効果・効能を順にご紹介します。

1:抗ガン効果

ガン予防 オレンジオイル

オレンジオイルの主成分であるリモネンは、高い抗ガン作用を持つ成分です。

そのため、これを豊富に含むオレンジオイルは高い抗ガン効果を備えているのです。

インドのガン研究センターにて行われたマウスを使った研究では、半月間に渡ってオレンジオイルを投与したマウスの肝臓についた腫瘍(ガン腫瘍)が減少したことが確認されており、改めてリモネンの持つ強力な抗酸化効果が示されています。

他にも、2012年にLife Sciences誌に掲載されたリモネンに関する研究では、リモネンがガン細胞の自殺(アポトーシス)を促し、大腸ガンの発症を抑制したり、治療に効果があることが示唆されています。

2:リラックス効果

オレンジオイル リラックス作用

柑橘系の持つ爽やかな香りは、しばしばアロマオイルとしても用いられ、優れたリラックス効果があります。

コルチゾール等のストレスホルモンの分泌を正常化する作用を持っているため、神経を落ち着かせることが可能で、不眠症の改善やうつ病の治療法としても有効です。

実際に、2013年イランのIsfahan Dental Schoolが行った歯を治療中の6~9歳の子ども30人にオレンジオイルを使ったアロマセラピーの研究があります。

この調査では、オレンジオイルを使用すると、唾液中のコルチゾール濃度と脈拍数ともに低下し、治療中の不安を解消するのに役立ったとの報告がされています。

このリラックス効果を得るためには、アロマテラピー以外にも、キャリアオイルと混ぜてマッサージする等、様々な方法で使用可能です。

朝使うことでその日一日の気分を高めたり、就寝前に使用すれば神経を落ち着かせ、快眠・安眠を助ける等、色々なシーンで利用できます。

3:抗菌効果

抗菌 オレンジオイル

オレンジオイルには、リモネンをはじめとした様々なテルペン類の成分が含まれていますが、これらは優れた抗菌効果を持つことでも知られます。

1999年にインドで行われた研究では、オレンジオイルが試験に使われた全て(22種類)の細菌に対して抗菌作用があることが確認されています。

また、2006年のハンガリーのセゲド大学による研究でも、オレンジオイルのブドウ球菌や大腸菌などの細菌に対する効果が確認されています。

こうした優れた抗菌効果を持つため、食品の保存料として使用されることもあるようです。

4:色々な汚れを落とす効果

オレンジオイル クリーナー ギター 家具

オレンジオイルといえば、家中のあらゆる汚れを落とすクリーナーとしての用途が最も有名です。

キッチン周りの油汚れや調味料汚れ、焦げつき等の他、木製家具の汚れ落としやツヤ出し、また、家庭のフローリングや楽器(ギター等)のメンテナンスにも使用される程、多種多様なクリーナーとして、色々な汚れを落とす効果に優れています。

少量を直接塗って拭き掃除したり、または、キャリアオイルで希釈して使用する等すれば、化学物質などを原料とした洗剤の代わりに肌にも環境にも優しい、天然のクリーナーとして活躍してくれるでしょう。

オレンジオイルは、人間にも、環境にも、クリーニングの対象にも優しい優れたクリーナーなのです。

5:血流を改善・安定させる効果

オレンジオイル 血圧

血流を改善し、高血圧や不整脈といった症状を緩和する効果があります。

2014年オーストラリアで発表された研究では、シトラスフラボノイドやナリンギン(いずれもオレンジの皮にも含まれる成分)が、高血圧の症状を持つマウスの血圧を下げる作用があることが示されました。

古いデータですが、1989年にイタリア化学協会も同様の結果を発表しており、オレンジピール(皮)に含まれる『ヘスペリジン』に血圧を下げる作用と利尿作用があるとしています。

血流の改善は、心臓病をはじめとする病気を予防するとともに、頭痛やPMSの解消にも役立ちますので、様々な副次的効果をもたらす可能性も考えられます。

これも、アロマセラピーの他、マッサージオイルとして使用しても効果が期待できます。

関連記事:ヘスペリジンについて

オレンジの皮などに含まれる成分『ヘスペリジン』については、下記の記事をご覧ください。

>> ヘスペリジンの効果まとめ。みかんのファイトケミカルは女性の味方!

オレンジオイルの使用上の注意点

なお、オレンジオイルの使用にあたっては、以下の点に注意してください。

1:少量で試す

オレンジの皮から直接搾り取ったオレンジオイルは強力な作用を持ちます。

直接使用すると皮膚に腫れや発疹が出る場合がありますので、まずは少量を皮膚に塗布し、これらの症状が出ないことを確認した上で使用するようにしてください。 (前腕などにスキンパッチを行うことをおすすめします。 )

また、キャリアオイル(アルガンオイルやココナッツオイル等)と混ぜて薄める等すれば、より安全に使用することができるでしょう。

2:オレンジオイルの使用を控えるべき場合

次に当てはまる方は、オレンジオイルの使用を控えるようにしましょう。また、もしご使用になりたい場合は事前に専門家に相談をし、自己責任でご使用ください。

  • オレンジやその他柑橘系のフルーツにアレルギーがある方
  • 妊娠中、授乳中、投薬を受けている方

3:オイルを塗布した後12時間は日光を避ける

オレンジオイル等の柑橘系フルーツオイルは、日光に含まれる紫外線の影響を強めてしまう性質があります。

日焼けや火傷などをしやすくなってしまうため、肌にオレンジオイルを塗った後12時間は、直射日光や紫外線を避けるようにしましょう。

おすすめのオレンジオイル製品

以上のように、健康維持からクリーナー等、多彩な効果を持つオレンジオイルは、様々な製品に使用されています。

代表的なものは飲料やお菓子で、オレンジの爽やかなフレーバーを加えるために使用されています。ジュース等のソフトドリンクや、ケーキ、チョコレート、パン等が代表的です。

その他にも、芳香剤や消臭用スプレー、デオドラント、石鹸、ボディローション等の日用品や化粧品にまで、非常に幅広く使用されています。

ここではその中から、上記のオレンジオイルの効果を得るための製品を厳選してご紹介したいと思います。

アロマオイル:『SWITCH me ディープレストミスト』

SWITCH me ディープレストミスト

不眠症の改善やうつ病の改善などの効果を得るためのアロマオイルは、『SWITCH me ディープレストミスト』がおすすめです。

このオイルの最大の特長はスプレーで吹きかけるタイプだということにあります。

アロマディフューザーやキャンドルを使うと、器具自体のメンテナンスやオイルの補充などに手間がかかり、意外に続かないという欠点があります。

その点、『SWITCH me ディープレストミスト』はスプレータイプで吹きかけるだけなのでこうした手間が不要。携帯性も高く、場所や時間を選ばずに手軽に使用できるというメリットがあります。

原料も全て天然もので防腐剤などの添加物は不使用。オレンジを中心とし、同じく精神安定作用のあるユーカリオイルなど複数のオイルをブレンドしたものになっています。

精神的な疲れ・ストレスから不眠などの症状をお持ちの方には、最もおすすめしたい製品です。

※下記リンクより購入すれば、2週間の全額返金保証付きでお試しいただけます。

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シャンプー:『エスコス オレンジシャンプー』

オレンジオイルの持つ抗菌効果や色々な汚れを落とす効果は、シャンプーとして使用しても有効。

髪と頭皮を健やかな状態に保ちつつ、頭皮を柔らかくすることで毛穴の汚れ・皮脂を自然に取り除き、シャンプーの原料としても優秀な成分です。

その中でも特に推奨したいのが、オレンジオイルを使用したシャンプーとしてパイオニア的な存在である『エスコスのオレンジシャンプー』です。

エスコス社は、髪や頭皮の汚れを落とすだけでなく、髪に栄養を与えるという役割も果たすよう、リンスやコンディショナーを使用しないことをコンセプトに掲げているメーカー。

「リンスは髪の栄養分ではなく、髪表面をコーティングしてツヤを出しているに過ぎない。むしろ乾燥の原因となる」とも言っており、リンスやコンディショナーを一切扱っていないのです。

オレンジオイルはオーガニック栽培のものを使用し、かつ、パラベンや香料、界面活性剤、合成油脂などは一切配合していません。

他にも、7つのオーガニック成分や30の天然成分を配合と、こだわりをあげればきりがない商品です。

市販のシャンプーのように滑らかな使い心地ではなく、どちらかといえばサッパリとした飾り気のないシャンプーですが、『髪の健康』には最大限配慮したシャンプーと言えます。

※下記リンクから購入すれば、初回限定2本1380円(通常の半額)+2日分のサンプル付きの特別セットを購入可能です。

>> 公式サイトで『エスコス オレンジシャンプー』をチェック

木材の艶出し:『HOWARD オレンジオイル』

オレンジオイルを家具などの木材の艶出しやクリーナーとして使用したい場合は、『HOWARD オレンジオイル』がおすすめです。

特に、ギターの指板(弦が張られている細長い木材でできた板のこと)の手入れ用のオイルといえばこのメーカーという程有名で、品質・値段ともにバランスが取れた優れた製品です。

ギター等の指板の他、その他木材を使用した楽器全般、フローリングやテーブルなどの家具の汚れ落とし・艶出し・乾燥防止を同時に行うことが可能。

また、粘度が高いので伸ばしやすく浸透率も高いため、一回の量が少量で済むため経済的に使用できるのも大きな特長と言えます。

ボトル入りの物の他、スプレータイプの物もあるため、用途に応じて使い分けることができます。

>> amazonで『HOWARD オレンジオイル』をチェック

オレンジオイルを手作りする方法

なお、オレンジオイルは自宅でも簡単に作ることができます。ここでは、自宅でオレンジオイルを手作りする方法をご紹介します。

オレンジオイルの材料・道具(100mlの場合)

まずは、以下の3つのものを事前に準備してください。

  1. オレンジ×1個 ※できればオーガニック栽培のもの
  2. ウォッカ:100ml
  3. 蓋のあるガラスの瓶

また、オレンジの皮を剥くための道具として、フルーツナイフや包丁、おろし金等があると便利です。

オレンジオイルの作り方の手順

オレンジオイルを手作りする方法は以下の通りです。非常に簡単にできますので、一度お試しされるのもいいでしょう。

1:オレンジの皮を洗う

まず最初に、オレンジの皮をきれいに洗いましょう。

オレンジは表面に光沢剤や防腐剤などを塗られることの多い果物です。特に海外産のものは輸送するにあたって日持ちするように、これらが塗布される可能性が高いため、必ず事前に皮を洗うようにしてください。

上記の『材料・道具』の項で「できればオーガニック栽培のもの」と追記しているのはこれが理由です。

もし、スーパー等で販売されている一般的な市販のオレンジを使用する場合は、農薬落とし用の洗剤で確実に農薬を落とすようにしてください。

>> 農薬落とし用の洗剤は『ベジセーフ』がおすすめです。

2:オレンジの皮を剥き、乾燥させる

続いて、オレンジの皮を剥いていきます。フルーツナイフや包丁、おろし金のようなものを用いて剥いていきましょう。

剥いたオレンジの皮は、よく乾かし、水気などを飛ばしておくようにしてください。

なお、使用するオレンジの皮が多ければ多いほど、オレンジオイルの作用はより強くなりますので、お好みに応じて調整しましょう。

3:ウォッカと共にガラス容器に入れ、1週間保存する

次に、ガラス瓶の中に乾燥させたオレンジの皮を詰め、ウォッカを注ぎ、しっかりと蓋をしたら、ガラス瓶を数秒間よく振ってオレンジの皮とウォッカをなじませます。

この状態で1週間程日陰(冷たく、乾燥した場所が望ましい)で保存します。

※1日に1回程度、ガラス瓶をよく振り、ウォッカとオレンジの皮をなじませましょう。

1週間後、オイルの色がオレンジ色になっていれば完成です。

お好みに応じて、オイルをコーヒーのフィルター等でこしたり、容器を移し替える等してもいいでしょう。

オレンジオイルについて:まとめ

免疫力の強化や、抗菌、血流改善などの健康面に与える効果だけでなく、クリーナーやシャンプー等のボディケア・ヘアケアとしても使えるオレンジオイル。

他のオイルにはない私たちに馴染み深い爽やかな香りを持つことからも、生活の中の多彩なシーンで使用可能な万能オイルです。

使い方には注意しつつ、今回ご紹介したおすすめの製品を使用するなり、自作して使用するなり、自分にあった方法で上手にオレンジオイルを活用してみましょう。

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この記事のライター
キニナル編集部

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