【保存版】全国の温泉利用型健康増進施設まとめ。湯治で医療費控除!

温泉利用型健康増進施設
2~3月は確定申告の時期。

一年間で払ったお金の一部が戻ってくる様々な控除を受けられる重要な時期ですが、その1つに『医療費控除』があります。

この医療費控除、実は薬代や治療費などの他に、特定の温泉施設の利用料や施設までの往復交通費も控除の対象になっており、湯治をしながら医療費控除が可能です。リハビリや病気の治療に励む方にとっては、非常に嬉しい制度です。

今回は、医療費控除が受けられる全国の『温泉利用型健康増進施設』の一覧をご紹介します。

この記事の目次

温泉利用型健康増進施設とは?

温泉利用型健康増進施設は厚生労働省が認定しているもので、健康増進のための温泉利用及び運動を安全かつ適切に行うことのできる施設(※出典:厚生労働省 生活習慣病対策室とされ、2016年7月1日現在で全国に20か所あります。

この施設を利用して温泉療養を行ったとき、要件を満たせば、施設の利用料金と施設までの交通費を所得税から控除することができます。

ちなみに、認定が下りた施設には厚生労働省から下記のようなマークが与えられています。

※出典:江の島アイランドスパ


医療費控除とは?

毎年1回、確定申告の時期に自分自身や、あるいは家族のために払った医療費(病院に診療費や薬代など)が一定額を超えた際に、その超過した金額を、その年の所得()から引くことができる制度のことです。

つまり、医療目的で使った金額分だけ、納める税金が安くなるというもの。

※一定額:その年の1月~12月の1年間で、10万円(所得金額が200万円未満の人は所得金額×5%)です。

医療費控除は、診療費や薬代だけではない

『医療費控除』と聞くと、病院で医者に診てもらった『診療費』や『治療費』、そして薬局で買う『薬代』といった費用が控除される(税金が免除される)という認識が一般的かもしれません。

確かにこれらの費用は、医療費控除の最も一般的な費用ですが、実は病気を治すために一定の効果が認められ、国の定める要件を満たしている場合に利用費などが認められる施設があります。

その1つが、温泉で湯治を行う目的で開設された『温泉利用型健康増進施設』なのです。

全国の『温泉利用型健康増進施設』

では、地方別にそれぞれご紹介します。お住まいの近くにあるか確認してみましょう。

※掲載データは、いずれも2016年12月6日現在のものです。

東北地方の温泉利用型健康増進施設

まず最初に、東北地方の温泉利用型健康増進施設をご紹介します。

1:青森県 バーデハウスふくち

※出典:南部町観光協会



ドイツ型温泉システムを取り入れた温泉施設です。温度、圧力、浮力など温泉の持つ物理的作用を最大限利用しています。水着着用のバーデゾーンは、打たせ湯・気泡浴をはじめ8種類の浴槽と2種類のサウナがあります。この他に、歩行浴プールのあるスポーツゾーン、ウォータースライダーのあるレジャーゾーンもあります。

2:岩手県 健康増進施設はなまき 健考館

※出典:健考館



岩手県の健康増進施設はなまき 健考館は、アルカリ性単純泉と炭酸温泉の2種類の温泉と、保健師、看護師、健康運動指導士などのスタッフ常駐のフィットネス施設もある充実の施設です。協力医療機関と提携しており、『素食』をベースにした体にやさしい食事を提供。長期療養や体質改善などの目的別利用にも細かく対応してくれます。

3:秋田県 健康増進交流センターユフォーレ

※出典:Walkerplus



秋田県の健康増進交流センターユフォーレは、自然豊かな太平山県立自然公園の南側に位置する健康増進リゾート施設です。大浴場、バーデゾーン、フィットネス施設などの他、バーベキュー場やキャンプ場も備えています。水着着用のバーデゾーンでは温水プール他、圧注浴、打たせ湯、寝湯、箱蒸し風呂など11種類の浴槽が利用可能です。

4:山形県 クアハウス碁点

※出典:クアハウス碁点



クアハウス碁点は、最上川を眺める源泉掛け流しの露天風呂・温泉プールのある多目的温泉保養館です。高温浴槽と低温浴槽の大浴場、2種類の岩盤浴を備えており、屋外には冬も利用できる洋風露天風呂の『SPAプール』もあります。

5:山形県 ラ・フォーレ天童のぞみ

※出典:やまがたコミュニティ新聞



ラ・フォーレ天童のぞみは、温泉は源泉100%かけ流し。屋内温泉プールでも利用されている他、医師、管理栄養士、健康運動指導士、温泉利用指導者がいる万全のサポート体制が魅力の施設です。

6:福島県 いわき ゆったり館

※出典:いわきゆったり館



いわき ゆったり館は、いわき湯本温泉を使用したクアハウスです。水着浴ゾーン、温泉を合わせると、かぶり湯・寝湯・うたせ湯・気泡湯・ミストサウナ・半身浴・全身浴・気泡湯・露天風呂など充実のラインナップです。

7:福島県 リステル猪苗代 クアハウス&プールC’s

※出典:一休



リステル猪苗代 クアハウス&プールC’sは、クアハウス、温泉大浴場、トリートメントサロン、フィットネスルームがあります。地下1,200mから湧き出る天然温泉を使い、入浴効果を高める8種類の浴槽、プール、水中エアロビクススペース、サウナやミスとサウナなど、様々な施設が用意されています。

関東地方の温泉利用型健康増進施設

続いては、関東地方の温泉利用型健康増進施設を見ていきましょう。

8:栃木県 サンバレー・アクアヴィーナス

※出典:ホテルサンバレー那須



サンバレー・アクアヴィーナスは、ホテルサンバレー那須内にある、ジャグジーバスを中心に、寝湯、アクアポット(洞窟風呂)、シェイプアップバス、エステバスなど22種類もの温水プールを備えた施設です。

9:神奈川県 マホロバマインズ三浦

※出典:マホロバマインズ三浦



マホロバマインズ三浦は、三浦半島のリゾートホテル内にあるクアパーク・温水プール施設です。サウナや気泡浴などの定番のものから、週ごとに替わる『替わり湯』、天然薬石を使った石暖(せきだん)など、豊富な14種類の施設を備えます。他に、プールやトレーニングジムもしなえています。

10:神奈川県 江の島アイランドスパ

※出典:江の島アイランドスパ



江の島アイランドスパは、江の島で唯一と言われる天然温泉(富士海湯)を使用した、バリエーション豊かな屋内スパエリアに加え、江の島の海を一望できる屋外スパエリアを備え、男女別、共用含め全16種類の温泉&スパがあるスパリゾート施設です。

中部地方の温泉利用型健康増進施設

続いては、中部地方の温泉利用型健康増進施設の一覧をご紹介します。

11:山梨県 クアハウス石和

※出典:るるぶ



クアハウス石和は、石和温泉病院に併設された、人間ドック機能も備えた正統派のクアハウスで、6歳未満・75歳以上入浴不可です。水着着用で入るバーデゾーン、寝湯、歩行浴など13種類の施設があります。

12:新潟県 クアハウス津南

※出典:駅探



クアハウス津南は、プールと温泉を備えた水着着用の施設。湯量が豊富な源泉かけ流しの温泉が魅力で、新潟県栃尾又温泉より産出されたトゴールウォームタイト鉱物を使用した浴槽などもあります。

13:新潟県 桜湯健康増進施設ゆあーず

※出典:子連れ温泉ガイド 地熱愛好会



桜湯健康増進施設ゆあーずは、総合病院である『上村病院』の敷地内にある施設で、温泉の他、温水プールやトレーニングジムも備えています。

14:富山県 とやま健康パーク

※出典:とやまブランド



とやま健康パークは、健康スタジアム、生命科学館、国際伝統医学センター、屋外健康づくり施設の4つの施設を備えた複合施設。健康スタジアムでは、トレーニング場やプール、温泉を利用した10種類の浴槽、エアロビクスやヨガ、芳香瞑想法など、豊富なサービスが受けられます。

15:石川県 クアハウス九谷

※出典:PassMe!



クアハウス九谷は、非常に多彩なフィットネスメニューが特徴的なクアハウスです。もちろんスパゾーン温泉も備えており、水着で入るバーデゾーンは、温水プール、ジャグジー、打たせ湯など15種類の浴槽が用意されています。

16:長野県 クアハウスかけゆ

※出典:はい!よろこんで



クアハウスかけゆは、100%源泉を利用した鹿教湯温泉にある施設で、温水プール、かぶり湯、箱蒸し、歩行浴、寝湯、トレーニングルームなどを備えています。温泉を利用した健康づくりの専門スタッフが常駐しています。玄関先には無料の足湯も完備しています。

近畿・中国・四国地方の温泉利用型健康増進施設

最後に、近畿・中国・四国地方の温泉利用型健康増進施設をご紹介します。

17:兵庫県 神戸みなと温泉 蓮

※出典:神戸みなと温泉 蓮



神戸みなと温泉 蓮は地下1150mから湧き出た天然温泉を利用し、『各種応急資格』『医療』『運動』と各専門分野の関連資格を取得したスタッフを常駐させた健康増進施設です。2016年に認定された新しい施設で、最新鋭の体成分分析装置『In-Body』を使用して専門のスタッフがカウンセリングを行うサロンも備えた最新のサービスが受けられます。

18:和歌山県 ピーアップシングウ

※出典:温泉 – nifty



ピーアップシングウは、温泉施設、エクササイズスタジオ、トレーニングルーム、スタジオなどの複合型会員制施設です。内風呂では、四季折々のお風呂を週替りで体験可能。熊野蜂伏温泉の引き湯の天然温泉です。

19:広島県 くらはし温水プール ウイングくらはし

※出典:呉市



くらはし温水プール ウイングくらはしは、桂浜温泉館に併設された温泉プール施設です。25Mプール、ワールプール(ジャグジー)、水中ウォーキング、かぶり湯、ジェット、フットマッサージ、寝湯など8種類の機能を備えた流れるプールなどの他、トレーニングジムもあります。

20:愛媛県 クアハウス今治

※出典:Walkerplus



クアハウス今治は、湯ノ浦温泉地区にある12種類の入浴施設(露天風呂含む)を備えた多目的温泉保養施設です。温泉の他に、水着着用で入るプール、フィットネスジムもあります。

『温泉利用型健康増進施設』について:まとめ

湯治に利用もでき、医療費控除にもなる『温泉利用型健康増進施設』。ご自宅の近くにあれば、ぜひ利用してみてください。

なお、ここまでご紹介してきた全20施設を、下記の表にまとめました。それぞれ、タップ(クリック)で次の操作ができるようになっています。
  • 施設名:タップ(クリック)で、その施設のホームページへリンク
  • 所在地:タップ(クリック)で、その施設の地図を表示
  • 電話番号:タップで、その施設の代表電話へ電話 ※スマホ限定
都道府県 施設名 所在地 電話番号
青森 バーデハウスふくち 青森県三戸郡南部町大字苫米地字上根岸73-1 0178-84-2850
岩手 健康増進施設はなまき 健考館 岩手県花巻市石鳥谷町松林寺3-81-13 0198-46-1212
秋田 秋田県健康増進交流センターユフォーレ 秋田県秋田市河辺三内字丸舞1-1 018-884-2111
山形 クアハウス碁点 山形県村山市碁点1034-7 0237-56-3351
山形 ラ・フォーレ天童のぞみ 山形県天童市大字道満197-2 023-656-8322
福島 いわき ゆったり館 福島県いわき市常磐湯本町上浅貝22-1 0246-43-0801
福島 リステル猪苗代 クアハウス&プールC’s 福島県耶麻郡猪苗代町川桁リステルパーク 0242-66-2233
栃木 サンバレー・アクアヴィーナス 栃木県那須郡那須町大字湯本203 0287-76-3800
神奈川 マホロバマインズ三浦 神奈川県三浦市南下浦町上宮田3231 0468-89-8900
神奈川 江の島アイランドスパ 神奈川県藤沢市江の島2-1-6 0466-29-0688
山梨 クアハウス石和 山梨県笛吹市石和町八田330-5 055-263-7071
新潟 クアハウス津南 新潟県中魚沼郡津南町大字芦ヶ崎203 0257-65-3711
新潟 桜湯健康増進施設ゆあーず 新潟県十日町市田中ろ468-1 0257-61-3663
富山 とやま健康パーク ※1 富山県富山市友杉151 076-428-0809
石川 クアハウス九谷 石川県能美市泉台町東10 0761-58-5050
長野 クアハウスかけゆ ※1 長野県上田市鹿教湯温泉1293 0268-44-2131
兵庫 神戸みなと温泉 蓮 兵庫県神戸市中央区新港町1-1 078-381-7000
和歌山 ピーアップシングウ ※1 和歌山県新宮市蜂伏13-36 0735-31-7268
広島 くらはし温水プール ウイングくらはし 広島県呉市倉橋町ゴクラク550番地 0823-50-2018
愛媛 クアハウス今治 愛媛県今治市湯ノ浦36 0898-47-0606
※1=運動型の指定運動療法施設の指定も受けている施設です。

温泉利用型健康増進施設の利用する際の注意点

温泉利用型健康増進施設を使っても、利用方法や間違っていては医療費控除されません。

ここでは、温泉利用型健康増進施設を利用するにあたってのポイントをご紹介します。

1:施設に行く前に電話で確認

まずは、施設に電話してみることが大切です。

そして、自分の症状を伝え、「そちらの施設を利用して医療費控除を受けたい」旨をきちんと伝えましょう。

これを怠って医療費控除にならない利用をしてしまっては意味がありません。

事前に電話をして相談をしておけば、症状にあったプログラムや施設の利用法などを提案してくれるでしょう。

2:温泉療養証明書と領収書を忘れずにもらう

温泉利用型健康増進施設を利用すると、『温泉療養証明書』という書類がもらえます。

この書類は、確定申告の際に医療費控除を受けるために必ず必要になる書類です。

忘れずにもらい、また、確定申告の時期まで無くさないように保管しましょう。

もちろん、施設を利用した金額の領収書も必要になりますので、必ずもらうようにし、温泉療養証明書と一緒に保管するのがいいでしょう。

3:温泉利用型健康増進施設は1ヶ月に7日以上利用する

温泉利用型健康増進施設は、1ヶ月に7日以上の施設利用がないと、医療費控除が受けられない場合があります。

これは『湯治』という日本古来の温泉療法に由来しています。

湯治は、1週間以上温泉に滞在して、温泉に浸かることで体を治療するという方法です。

温泉利用型健康増進施設は、この湯治を目的とした施設とも言えるため、1ヶ月に7日間という基準を設けているようです。

近所に温泉利用型健康増進施設がない場合は?

近くに温泉利用型健康増進施設がないという方は、自宅のお風呂で湯治をしてみましょう。

塩素などの有害物質を取り除く浄水器と、天然の温泉成分を100%使用した入浴剤を使用し、温泉施設と似た環境を整えましょう。

いわば、毎日のバスタイムが湯治になるようなものなので、施設に通うよりも体力的・経済的な負担が減ります。

温泉利用型健康増進施設について:まとめ

温泉利用型健康増進施設は、リハビリや慢性疾患の治療に励む方や、生活習慣病が気になる方の味方。ぜひ利用してみましょう。

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この記事のライター
キニナル編集部
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